アーカイブ - 2008年 9月 - car

9月 30日

CiNiiのサービスに関するアンケート

国立情報学研究所(NII)が、学術論文データベース“CiNii”のサービスに関するアンケート調査を実施しています。期間は2008年10月29日までとなっています。

CiNii のサービスに関するアンケート - 国立情報学研究所学術コンテンツ課
https://cattools.nii.ac.jp/cgi-bin/enq/enquete.cgi/cinii2008/

参考:
CiNiiのサービスに関するアンケート調査の結果(2007年度)
http://current.ndl.go.jp/node/7163

CiNiiのサービスに対する評価は?
http://current.ndl.go.jp/node/4922
(※2006年度アンケート調査結果)

Dublin Core国際会議2008の発表資料

2008年9月22~26日にドイツ・ベルリンで開催された、第8回Dublin Coreとメタデータ・アプリケーションに関する国際会議の発表資料がウェブサイトで公開されています。

DC 2008 Programme
http://dc2008.de/programme

参考:
Dublin Core国際会議2008のプログラム(※追記あり)
http://current.ndl.go.jp/node/8750

欧州委員会、科学技術の国際協力に関する戦略フレームワークを提示

欧州委員会(EC)が2008年9月24日、閣僚理事会・欧州議会に対し、科学技術の国際協力に関する戦略フレームワークを文書(communication)で提示しています。

COMMUNICATION FROM THE COMMISSION TO THE COUNCIL AND THE EUROPEAN PARLIAMENT
A STRATEGIC EUROPEAN FRAMEWORK FOR INTERNATIONAL SCIENCE AND TECHNOLOGY COOPERATION
http://ec.europa.eu/research/press/2008/pdf/com_2008_588_en.pdf

欧州委員会、来るべきWeb 3.0を欧州が先導する方策について意見募集を開始

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、オンラインビジネス、GPS・モバイルTV・RFIDなどが普及しつつある現在を礎に、今後数年のうちに訪れるであろう次の情報革命の波。この未来のインターネット、Web 3.0において、欧州が先導的な役割を果たすにはどうすればよいかについて、欧州委員会(EC)が2008年9月29日、意見募集を開始しました。ECはとりわけ、地方部でのブロードバンド提供の遅れ(EU27か国全体の人口の93%が住む地域でブロードバンドが提供されているのに対し、地方部全体の人口の70%が住む地域でしかブロードバンドが提供されていない)ことを問題としており、ブロードバンド普及のベンチマークとして“Broadband Performance Index(BPI)”を策定し、意見募集の参考資料として公表しています。

第5回デジタルオブジェクトの保存に関する国際会議、BLで開催

第5回デジタルオブジェクトの保存に関する国際会議(International Conference on Preservation of Digital Objects: iPRES)が、2008年9月29日・30日に英国図書館(BL)で開催されています。この会議は2003年、中国科学院と図書館電子情報財団(eIFL)が、デジタル保存に関する情報を交換するべく開催したことに始まり、毎年規模を拡大しながら開催されているものです。2008年はデジタル保存のツールと方法をテーマとしており、実践的な保存業務、政策と費用、理論と概念フレームワークの3つのセッションでディスカッションが行われるとのことです。BLのウェブサイトで、各発表の抄録を見ることができます。

“Orphan Works”に関する法律案、連邦議会上院を通過

米国連邦議会では上院・下院それぞれに、“Orphan Works”の利用に関する法律案が上程されていますが、このうち上院で審議されていた“Shawn Bentley Orphan Works Act of 2008(S.2913)”が賛成多数で議決され、下院に送付されました。

A bill to provide a limitation on judicial remedies in copyright infringement cases involving orphan works. (S.3325:Shawn Bentley Orphan Works Act of 2008の正式名称)
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d110:s.02913:

JISC、eアセスメントを利用してeラーニングに関する評価を実施

英国情報システム合同委員会(JISC)が、eラーニングに関するeアセスメントをおこない、その結果を公表しています。
なおeアセスメント(e-Assessment)とは、「徹底した電子的な評価のプロセスであり、そこにおいて情報通信技術(ICT)が、評価の提示と返答の記録に利用される」ものであると、JISCは定義しています。

e-Assessment: An overview of JISC activities
http://www.jisc.ac.uk/publications/publications/bpeassessoverviewv2.aspx

知的財産権の保護強化を唱える「PRO-IP法」、米国連邦議会を通過

米国では、著作権侵害に対する非親告罪化や損害賠償額、罰金額の増額、知的財産権の強化に向けた新たな役職の設置など、知的財産権の強化を図る法案“Prioritizing Resources and Organization for Intellectual Property Act(PRO-IP Act)”が、連邦議会で審議されていました。このほど著作権侵害に対する非親告罪化の条文を撤回する修正をおこない、上院(2008年9月26日)および下院(2008年9月28日)で採決が行なわれ、賛成多数により大統領に回付されました。
ただしホワイトハウスは、知的財産権強化に向けた新たな役職の設置に消極的であることから、同法案に反対の意向を示しているとされています。

9月 29日

図書館に関するウェブ上の議論の集約をめざすWikiサイト「LisBlogger」(日本)

図書館・図書館情報学に関するウェブ上の議論をまとめた記事を集約することをめざすWikiサイト「LisBlogger」が立ち上がっています。

LisBlogger - 図書館系ブログポータル
http://www20.atwiki.jp/lis-blogger/

008-09-28 (Sun)付けAcademic Resource Guideの記事
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080928/1222609542

JISC、リポジトリの利用統計に関するレビューを刊行

英国情報システム合同委員会(JISC)が2008年9月、ログファイルに基づくリポジトリの利用統計に関するレビューを刊行しています。これは主に、2008年7月にベルリンで開催されたワークショップでの議論に基づくもので、COUNTER、LogEc、IFABC(International Federation of Audit Bureaux of Circulations)をはじめとする既存の利用統計(リポジトリの周辺のものも含む)をレビューするとともに、ログファイルの記録・交換のための基本的スキーマを開発しようというものです。このレビューの中に、基本的スキーマの提案も含まれています。

Merk, C (2008) Usage Statistics Review: Final report. Project Report. UNSPECIFIED. (Unpublished)

Webcat Plus、近代デジタルライブラリーへのリンクを開始(※修正あり)

国立情報学研究所(NII)のWebcat Plusが、国立国会図書館(NDL)のデジタルアーカイブポータル(PORTA)の外部インターフェースを利用して、近代デジタルライブラリーのレコード(約148,200件)へのリンクを開始しています。

Webcat Plusから国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにリンクできるようになりました。
http://webcatplus.nii.ac.jp/

収録データについて: 近代デジタルライブラリー
http://webcatplus.nii.ac.jp/about/data.html#kindeji

参考:
E777 - PORTAに新たな検索対象と新機能が追加
http://current.ndl.go.jp/e777

※追記(2008-10-01)
指摘に基づき、Webcat Plusの参照先URLを、

米国のラテン系コミュニティでは、公共図書館はどのように認知されているのか?(報告書)

図書館員向けオンライン学習コミュニティ“WebJunction”と、ラテン系コミュニティに関するシンクタンク“Tomas Rivera Policy Institute”が共同で、カリフォルニア州、フロリダ州、ニューヨーク州など6州のラテン系住民2,860名を対象におこなった、公共図書館に対する意識調査の結果が公表されています。報告書では、
・回答者の54パーセントは、前年に公共図書館を利用した経験を持つ
・回答者の76パーセントは、バイリンガルの図書館員は、ラテン系住民に、より良いサービスを提供すると考えている
・いずれの世代でも、公共図書館を頻繁に訪れる層は増加している
などの調査結果が報告されるとともに、「地域のラテン系コミュニティのことを、図書館員はもっとよく知る」「図書館は英語を学習できる場であることを宣伝する」など4つの提言がなされています。

「なぜ公共図書館は閉鎖したのか?」:全米的な研究レポートが公開される

フロリダ州立大学情報学部のクーンツらによるレポート「なぜ公共図書館は閉鎖したのか?」が、OCLCの図書館員向けオンライン学習コミュニティ“WebJunction”で公開されています。
レポートでは、1999~2003年の全米の公共図書館の閉鎖を対象に、なぜこの時期に閉鎖が相次いでいるのか、図書館員の視点から見た閉鎖による潜在的インパクト、地理情報システム(GIS)を活用した、図書館ユーザーや潜在的な図書館利用者マーケットに対する隠れたインパクトについて、考察が加えられています。

Why Public Libraries Close
http://www.webjunction.org/facilities/articles/content/11041525

DRF/ShaRe地域ワークショップ(中国・四国地区)

DRF(デジタルリポジトリ連合)とShaRe(共同リポジトリプロジェクト)によるDRF/ShaRe地域ワークショップ(中国・四国地区)が、10月29-30日に広島大学で開催されます。

DRF/ShaRe-Hiroshima
DRF/ShaRe地域ワークショップ (中国・四国地区)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF%2FShaRe-Hiroshima

参考:
DRFがRSPによる機関リポジトリ構築のためのプランニング・チェックリストを翻訳・公開
http://current.ndl.go.jp/node/8800
広島県内の11大学による共同リポジトリが正式公開
http://current.ndl.go.jp/node/7753

Elsevier社の電子ジャーナル2009年価格表

エルゼビア(Elsevier)社が、学術雑誌/電子ジャーナルの2009年版価格表を発表しています。

2009 SUBSCRIPTION PRICE LIST - Elsevier
http://www.elsevier.com/wps/find/subscriptionpricelist.cws_home/subscriptionpricelist/description

イェール大学図書館、Facebookに専用ページ

学生が親しんでいるツールを使い、図書館に対する学生のニーズや疑問を引き出そうと、イェール大学図書館は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の1つ“Facebook”に専用ページを開設しました。このページでは、図書館で開催されるイベントの情報、イェール大学のそれぞれのキャンパスの図書館の写真、図書館ブログを始めとする関連サイトへのリンク集などの情報が提供されています。

Facebook内のYale University Libraryのページ
http://www.facebook.com/pages/New-Haven-CT/Yale-University-Library/20272332453

Yale University Library joins Facebook
- Peter Scott’s Library Blog 2008/9/26付けの記事

PubMed Central Canada設立に向けて

カナダ国立研究機構国立科学技術情報機関(NRC-CISTI)とカナダ保健研究機構(Canadian Institutes of Health Research;CIHR)が、CIHRが助成した研究成果のリポジトリをPubMed Central Canada(PMC)として設立することに向け、活動中だということです。NRC-CISTIとCIHRは現在、PubMed Centralを運営する米国国立医学図書館(NLM)に、サービスの協同スポンサーとなってもらうよう、交渉中です。

PubMed Central Canada (PMC Canada) initiative
- OA LIBRARIAN 2008/9/17付けの記事
http://oalibrarian.blogspot.com/2008/09/pubmed-central-canada-pmc-canada.html

9月 26日

日本図書館研究会と上海市図書館学会による第6回国際図書館学セミナー

日本図書館研究会と上海市図書館学会が共催する第6回国際図書館学セミナーが、11月10-11日に大阪で開催されます。テーマは「全域サービス~第一線の図書館サービスをめざして~」となっています。

第6回国際図書館学セミナーの開催について
http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/events/seminar/2008/kokusai-invit.html

「25冊の禁書」を紹介するサイト(米国)

米国では、2008年の禁書週間(9月27日から10月4日まで)がスタートしていますが、「今読むべき25冊の禁書」を紹介するサイトが、LisNewsで紹介されています。オンライン上で全文(あるいは一部分)を公開しているサイトへのリンクも設けられています。

25 Banned Books That You Should Read Today
http://degreedirectory.org/articles/25_Banned_Books_That_You_Should_Read_Today.html

Git yer Banned Books in One Convenient Location!
(LisNews 2008年9月25日記事)
http://lisnews.org/git_yer_banned_books_one_convenient_location

Adobe、Canon、Sonyなど6社が参加するMWG、デジタル画像・写真のメタデータに関するガイドラインを発表

Adobe、Apple、Canon、Microsoft、Nokia、Sonyのデジタルメディア産業6社が2006年、(1) デジタル画像のメタデータの保存とシームレスな相互運用性、(2) すべてのアプリケーション、デバイス、サービスの相互運用性と利用可能性、の2つを目指し結成したコンソーシアム“Metadata Working Group(MWG)”から2008年9月24日、デジタル画像・写真のメタデータの取り扱いに関するガイドラインを公開しました。このガイドラインは、メタデータの保存・相互運用性のために、Exif、IPTC、XMPなど既存の標準をどのように扱うのが良いのかを、各デベロッパーに示すと共に、各標準の策定者に対し、保存、相互運用性、互換性について考慮に入れてもらうことを企図して作られたとされています。

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