アーカイブ - 2008年 8月 4日 - car

ドイツ版「図書館利用価値計算機」

米国のメイン州図書館などで利用されている、図書館サービスの価値を計算・表示する簡易ツール「図書館利用価値計算機」のドイツ版が作成されました。それぞれ統計や各種データをもとに、米国版のものをドイツに置き換えています。

Bibliothekswert-Rechner
http://www.bibliotheksportal.de/hauptmenue/service/kalkulator/

参考:
図書館サービスの価値を広報するツール(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/4700

ジャクソン地域図書館の"図書館利用価値計算機"
http://current.ndl.go.jp/node/5370

「34票差で閉鎖」予定だった図書館、再投票で自治体からの資金提供ゼロが確定(米国)

住民投票の結果、34票差で予算案が承認されなかったことから、いったんは2008年6月で閉鎖する予定になったものの、7月29日の再度の住民投票にその存続が委ねられることになった米国マサチューセッツ州のHubbardston公共図書館ですが、投票の結果、図書館の運営費維持案(のみならず他の公共事業維持案すべても)は認められませんでした。しかし、図書館は小さな基金を切り崩し、また寄付金を使うことで、8月中の開館は維持するそうです。また、引き続きの寄付を求めています。

VOTE Fails - No Library Funding - Hubbardston Public Library
http://hubbardstonlibrary.blogspot.com/2008/07/vote-fails-no-library-funding.html

参考:

インターネットでの読書率が大幅増-中国で第5回国民読書調査の結果が発表に

中国の出版科学研究所が、1999年から2年毎に実施している全国国民読書調査の第5回(2007~2008年に実施)の結果を発表しています。

・媒体ごとの読書率は、新聞(73.8%)、雑誌(58.4%)、図書(48.8%)、インターネット(44.9%)の順であった。図書は第1回の60.4%から、54.2%、51.7%、48.7%と回を追うごとに減少してきたが、ここに来てその傾向に歯止めがかかった。インターネットでの読書率は前回の27.8%から大幅に増加した。

・1人あたりの年間の平均読書冊数は4.58冊で、家庭における平均蔵書冊数は76冊であった。しかしこれらの値は都市部と農村部で大きな差があり、都市部は順に6.68冊、105冊であるのに対し、農村部は順に3.51冊、48冊であった。

警察による令状なしの利用記録開示要求を拒んだ図書館、ネット上で「炎上」(米国)

米国バーモント州のキンボール公共図書館が、ネット上で大きな批判にさらされている、とSchool Library Journal誌が報じています。事の発端は、行方不明になった12歳の少女が、行方不明になる直前に、同館のPCを用いてSNS“MySpace”上で不審者と接触した疑いがあり、警察が同館のPCを調査しようと来館したが、令状を持っていなかったため、図書館員がPCの提供を拒んだというものです。その7時間後に、警察は令状を持って再度来館し、今度は図書館がPCを提供したのですが、1週間後、少女は遺体で発見されました。

OCLC、メタデータ間のクロスウォークを実現するAPIのプロトタイプを公開

OCLCが、メタデータ間のクロスウォークを実現するAPI“Crosswalk Web Service API”を、プロトタイプ版であるという制約付きで公開しています。このAPIでは、(1) 標準(MARC、Dublin Core、MODSなど)、(2) フォーマット(XML、RDF、ISO 2709など)、(3) 文字符号化方式(MARC8、UTF-8、Windows 1251など)の3つの組み合わせでメタデータを定義しており、インプットで渡すメタデータを、指定したメタデータでアウトプットするようになっています。なお、プロトタイプ版の利用は、1ユーザあたり、1日500件の処理に制限されています。

OCLC Crosswalk Web Service - API
http://xwalkdemo.oclc.org/api.html

About Crosswalk

LibraryThing、本・作家に関する「共有知」を提供するAPIを公開

ソーシャル・ブック・サイト“LibraryThing”には、登録利用者が任意の資料や著者に関する情報をフィールド(項目)単位で作成・編集できるWikiページ“Common Knowledge”があります。具体的には、同一のシリーズ(やFRBRの“Work”)に属する資料の一覧や、作品の重要な登場人物・舞台となっている場所、著者の性別・生没年・国籍・居住地・学位・受賞情報・別名(本名)などを、みんなで編集できるようになっています。このほど、この“Common Knowledge”の情報を提供するAPI“LibraryThing Web Services API”が作成・公開されました。

LibraryThing Web Services API
http://www.librarything.com/services/webservices.php

大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)、設立趣意書等を発表

2008年7月で廃止された大阪府労働情報総合プラザの運営を府から受託してきた財団法人大阪社会運動協会が、大阪社会運動資料センターと統合する形で2008年10月に開館予定の新しい図書館「大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)」について、設立趣意書、利用の案内、サポート会員募集の案内等を作成・公開しています。

大阪社会運動資料センター : 働く人々の歴史を未来に伝える図書館「エル・ライブラリー」をご支援ください
http://shaunkyo.exblog.jp/8763066/

参考:
大阪府労働総合情報プラザ、廃止が決定
http://current.ndl.go.jp/node/8376

インタラクティブな図書館オリエンテーション動画(米国)

インタラクティブな図書館オリエンテーション動画、データベースの利用方法を紹介するポッドキャスト/動画、読書プログラムを案内するブログなど、Web 2.0のツールを利用して図書館案内を作成している米国のフェアフィールド大学DiMenna-Nyselius図書館が、コネチカット州図書館協会の“first-ever Innovation Award(史上初のイノベーション賞)”を受賞したとLibrary Journal誌が報じています。このうち、図書館オリエンテーション動画“Fairfield Beach: The Library” は、大学のメディアセンターと協同で、テレビのメロドラマのパロディー風に作成されています。「図書館に行く/家で勉強する」といった形で登場人物の行動を選択し、選択内容に応じた動画を見るようになっています。