アーカイブ - 2008年 8月 22日 - car

「情報リテラシーのロゴ」コンテスト受賞者が決定

ユネスコと国際図書館連盟(IFLA)が募集していた「情報リテラシーのロゴ」コンテストの受賞者に、キューバ在住のペレ(Edgar Luy Pérez)氏の作品が選ばれました。

Information Literacy International Logo
http://www.infolitglobal.info/logo/

International InfoLit Logo(Library Juice 2008年8月21日記事)
http://libraryjuicepress.com/blog/?p=609

参考:ユネスコとIFLA、「情報リテラシーのロゴ」コンテストを実施
http://current.ndl.go.jp/node/7285

イラク武力行使下での図書館員の奮闘が演劇に

2003年のイラク武力行使の中、3万冊におよぶ図書館の蔵書を自宅や友人宅に避難させて消滅の危機から救った図書館員アリア・ムハマド・ベーカー(Alia Muhammad Baker)のエピソードを描いた絵本“The Librarian of Basra: A True Story from Iraq”が、オーストラリア・西オーストラリア州南部の劇団“Denmark Arts Council”により舞台化されています。
最初は2007年の夏の子ども読書週間の行事として、オーストラリア南部のアルバニー 公共図書館(Albany Public library)の要請により、800人の子どもたちの前で上演されたとのことですが、2008年春にはパース近郊の音楽祭で上演され、2008年夏は北オーストラリア・ダーウィンの公共図書館で上演されているそうです。

独マックスプランク協会、PLoSのOA化経費を協会負担に

独マックスプランク協会(Max Planck Society)は、所属する各研究所所属の研究者が、PLoSの刊行するオープンアクセス誌に原稿が掲載される際、OA化経費をマックスプランク協会が一括して負担することに、PLoSとの間で合意したと発表しました。2008年7月1日以降に受理された論文が、対象となるそうです。

Max Planck Society covers publication fees for PLoS journals
(PLoSのプレスリリース)
http://www.plos.org/cms/node/393

Open Access contract with Public Library of Science: MPS and PLoS agree upon central funding of publication fees

IT戦略本部、「重点計画-2008」を公表

内閣に設置されている「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)」が、8月20日付けで「重点計画-2008」を公表しています

「重点計画-2008」本文
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/080820honbun.pdf

首相官邸・高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/index.html

参考:IT戦略本部、「重点計画-2008(案)」のパブリック・コメントを募集
http://current.ndl.go.jp/node/8026

これからの図書館の在り方検討協力者会議(第1回)の配布資料

2008年7月に設置された「これからの図書館の在り方検討協力者会議」第1回配布資料(2008年7月17日実施)が公開されています。

この検討協力者会議では、前期までは「図書館職員の研修の在り方」を中心に議論を重ね、研修体系やキャリアパス形成について議論してきた。

今期は、「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方」や「図書館に関する望ましい基準」の改定について検討する予定。

「これからの図書館の在り方検討協力者会議」(第1回)配付資料
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/shiryo/08080610.htm

「これからの図書館の在り方検討協力者会議」設置要綱

IFLA、2009年1月にウェブサイトのデザインを変更

IFLAは2009年1月を目処に、ウェブサイトの再構築を計画しており、2008年ケベック大会でその概要が明らかにされています。コンテンツ・マネジメント・ウェアを導入し、アクセシビリティ標準に準拠したり、各セクションや関連するコンテンツをリンクで結ぶ、タクソノミーやタグの導入により同じトピック同士の連携を図る、wikiやブログ、ファイル共有ツール、フォーラムの導入などを検討しているとのことです。

Design unveiled in Quebec
http://www.ifla.org/I/whatsnew/new-website_2008-08-19.htm

電子リソースへの全国的なシングルサインオン環境整備進む(英国)

英国では、英国情報システム合同委員会(JISC)や英国教育工学通信協会(Becta)、JANET(the UK's education and research network)が中心となり、Shibolethなどの技術を使って、電子ジャーナル、データベースなど電子リソースの全国的なアクセス管理、シングルサインオン環境を提供する"UK Access Management Federation"が結成されています。

JISCは大学など高等教育機関に対してこのFederationへの参加を呼びかけていましたが、2008年7月末現在で、参加機関が500を超えたと発表しています。これは高等教育機関の90%以上、継続教育機関の50%以上が参加していることを意味し、およそ800万人の研究者・学生に対して電子リソースへのシングルサインオンの環境を提供していることになります。

「図書館新時代」--雑誌『月刊言語』が特集

雑誌『月刊言語』が2008年9月号で、「図書館新時代:知のインフラの活用法と可能性を探る」と題する特集を組んでいます。掲載記事は以下の通りです。

知的立国の基盤としての図書館とその可能性 / 片山善博

市民生活の活性化を支援する図書館サービス / 小林隆志

コミュニティにおける公共図書館の位置づけ / 吉田右子

ネット時代の大学図書館活動の新機軸 / 杉田茂樹

検索という迷宮――バロック的知の序列からハイパー検索へ / 原 克

記憶術とトポス――図書館という「知のアーキテクチャ」 / 桂 英史

図書館は宝の山――有田焼万華鏡の開発を支えた図書館 / 石川慶藏

ビジネス支援から生まれたシャッターガード / 沢田克也

多文化社会図書館サービスとは――デンマークの例 / 吉田右子

ヴンダーカンマーとしての図書館 / 小宮正安