アーカイブ - 2008年 8月 19日 - car

文部科学省、「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」を公表

文部科学省が、全国の小中学生とその保護者を対象として2007年11月に委託で実施した、「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査」の報告を公表しています。子どもに対しては、学校外での学習活動(学習塾、家庭教師、通信添削、ならいごと)に対する意識や普段の生活時間・余暇の過ごし方等を、保護者に対しては、学校外での学習活動の実施状況と学習塾通いに関する意識を尋ねています。

子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告について - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/08/08080710.htm

すべての人がアクセスできるプレゼンテーション資料の作り方ガイドライン

国際図書館連盟(IFLA)盲人図書館分科会が、世界盲人連合(WBU)の作成した、WBU PowerPointガイドライン(視覚・表示にかかる機能障害を有する聴衆がアクセス可能なPowerPointまたは他の視覚的プレゼンテーションを利用するための方法に関するガイドライン)を紹介しています。

世界保健機構(WHO)によれば、今日世界には3,700万人の全盲者、1億2,400万人の弱視者、1億5,300万人の屈折異常に基づく視覚障害者がいるほか、最大で全人口の4%の人が深刻なディスレクシア(識字障害)だとされています。またこのほかにも、色覚異常の人も多くいます(日本では成人男子の20人に1人が赤緑色覚異常と言われています)。本ガイドラインは、これらの人々に配慮したプレゼンテーションはどのように作成し、またどのように実演すべきかを示しています。

各研究図書館の年間支出額やスタッフの給与は、どの位?(ARL)

北米研究図書館協会(ARL)が2003~2007年までの、研究図書館における総図書館向け支出額、専門職(Professional Staff)に対する給与額、資料に対する支出額、専門及び非専門の職員数を、1年きざみでまとめた“ARL Library Investment Index”を公開しています。

ARL Library Investment Index(エクセルファイル)
http://www.arl.org/bm~doc/libinv.xls

文部科学省、「児童生徒が利用する携帯電話等をめぐる問題への取組の徹底について」を通知

文部科学省が、各都道府県教育委員会教育長等に宛てて、2008年7月25日付けで「児童生徒が利用する携帯電話等をめぐる問題への取組の徹底について(通知)」を発信しています。

児童生徒が利用する携帯電話等をめぐる問題への取組の徹底について(通知) - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/056.htm

知的財産戦略本部専門調査会における「日本版フェアユース規定」に関する議論

内閣に設置されている知的財産戦略本部の下に設けられているデジタル・ネット時代における知財制度専門調査会が、2008年7月22日、29日に行った第5回、第6回会議の配布資料・議事録を公開しています。この2回は、「権利制限の一般規定(日本版フェアユース規定)の導入」を議題としており、図書館における権利制限(ウェブアーカイブ、デジタルアーカイブに関するものも含む)、米国におけるフェアユース関係の判例の分析なども議論されたようです。

知的財産戦略本部デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会(第5回) 議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/digital/dai5/5gijisidai.html
同 議事録

当事者がビデオで語りかける「オープンアクセス運動のもたらす恩恵」

Biomed CentralとIntelligent Televisionが、OSI(Open Society Institute)の資金援助を受けて、オープンアクセス運動の推進者、出版社、オープンアクセスで公開されている研究成果を開発途上国で活用している人々にインタビューをおこない、自然科学や医学の研究に対するオープンアクセスの有用性をビデオドキュメンタリーでPRするプロジェクト“Open Access Documentary Project”を、2007年9月から展開しています。
このほど、最初のビデオクリップとして、Science Commonsの最高責任者であるJohn Wilbanks氏、およびSPARCの最高責任者のHeather Joseph氏へのインタビューが、公開されました。

The Open Access Documentary Project

学位論文デジタル化に関する講演のポッドキャスト公開(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が資金援助を行っている、全英電子学位論文プロジェクト"EThOS"のプロジェクトマネージャーによる、“EthoS”の有用性についての講演が、ポッドキャストとしてJISCのウェブサイトで配信されています。なおEThOSは、2008年後半に運用を開始するそうです。

Podcast: Theses go digital
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2008/08/podcast54kevinoleary.aspx

Open LibraryもFRBR化を実験中

Open Content Allianceプロジェクトでデジタル化されたコンテンツの電子図書館“Open Library”が、コンテンツの書誌情報のFRBR化を実験しています。

Works and editions (Open Library)
http://openlibrary.org/about/work_edition

Open Library
http://openlibrary.org/

August 18, 2008付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2008/08/work-and-edition-fields.html

参考:
CA1665 - OCLCのFRBR化の取組み:xISBNサービスを中心に / 橋詰秋子

「図書館界を動かした人、揺るがせた人」に聞く-図書館の将来を保証する戦略は?(米国)

米国のLibrary Journal誌が毎年選定している「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)の過去の受賞者に対し、図書館が古くならず、将来も重要な存在であり続けるために、どのような戦略を取るべきかを尋ねたインタビューを、Library Journal誌が掲載しています。同誌は回答を、必要とされているもので整理していますが、以下のものが挙がっています。

・才能のある人
・(知的自由を守る、といった)気骨
・(図書館のことをもっと知ってもらうための)マーケティング
・柔軟性
・(環境の変化を受け入れる)率直さ
・サービス
・コミュニティとの関連
・専門性
・社会関係資本(social capital)
・オープンであること
・利用者中心であること
・(地方史、特別コレクションなど)地域にとって価値のある資料

インド国立図書館の貴重書の多くが行方不明に?

インド国立図書館で所蔵している貴重書の多くが行方不明になっている、との報道が8月4日インド中を駆け巡りました。これは、独立した会計監査局が、国立図書館のレア・コレクションについて監査を行った結果、コレクションの40%が行方不明であると報告したものです。

これに対し、国立図書館長は8月5日に声明を発表し、そのような事実は全くないと反論しています。確かに、監査の時には発見できなかったものもあるが、それは配架の間違いなどによるもので、現在では発見できているとしています。ただ、11年間レア・コレクションの点検は行ってこなかったことを明らかにし、現在内部委員会を構成して再調査を行っているとのことです。

Works of Tagore, Netaji stolen from National Library?

NII、国内の機関リポジトリのコンテンツ分析システムを公開

国立情報学研究所(NII)が2008年8月18日、申請に基づき日本国内の機関リポジトリのメタデータを収集して作成しているデータベース「学術機関リポジトリデータベース(IRDB)」のコンテンツ分析システムを公開しています。

IRDBコンテンツ分析システム
http://irdb.nii.ac.jp/analysis/index.php

IRDBコンテンツ分析システムを公開しました - 学術機関リポジトリ構築連携支援事業
http://www.nii.ac.jp/irp/2008/08/irdb.html