アーカイブ - 2008年 6月 - car

6月 20日

『国民読書年』国会決議に関する報告集会

2010年を国民読書年とする「国民読書年に関する決議」が国会で採択されたことを受け、6月16日に文字・活字文化推進機構主催の「『国民読書年』国会決議に関する報告集会」が開催されました。

「国民読書年」国会決議に関する報告集会を開催しました
http://www.mojikatsuji.or.jp/katsudou.html#080616shukai

「国民読書年」国会決議に関する報告集会アピール
http://www.mojikatsuji.or.jp/pdf/dokushonen_apeal.pdf

国民読書年:国会決議、東京で報告集会 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080617ddm041040060000c.html

参考:
「国民読書年に関する決議」が採択

「全国学校図書館協議会図書選定基準」が改定

全国学校図書館協議会(SLA)が、学校図書館向きの図書を選定する「全国学校図書館協議会図書選定基準」を改定しています。

「全国学校図書館協議会図書選定基準」の改定について
http://www.j-sla.or.jp/shiryo/gaku5-1.html
全国学校図書館協議会図書選定基準
http://www.j-sla.or.jp/shiryo/gaku5.html

地方自治体における「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果

文部科学省が、各都道府県・市町村における2008年3月31日時点の「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果を発表しています。都道府県レベルではすべての自治体が、市町村レベルでは全体の31.3%が、計画を策定済みとのことです。

都道府県及び市町村における「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果について - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08061215.htm

6月 19日

ミュージカル“CATS”による遺産を私立図書館に寄付(英国)

英国にある世界最大の私立貸出図書館・ロンドン図書館に対し、ミュージカル“CATS”の原作である詩“The Old Possum's Book Of Practical Cats”の作者T.S. エリオットの未亡人が、改築費用の一部として250万ポンド(約5.3億円)を寄付したと報じられています。T.S. エリオットはこのロンドン図書館の館長を13年間務めており、「もしこの図書館がなくなったら、文学界にとって大きな災難であり、どんな図書館でも埋められない空虚が残る」という言葉を残しています。

Andrew Lloyd Webber's Cats aids £2.5m donation to London Library - Times Online

知的財産推進計画2008

内閣の知的財産戦略本部が2008年6月18日、「知的財産推進計画2008」を発表しました。

図書館に関するものとしては、第4章「コンテンツをいかした文化創造国家づくり」の中で、「国立国会図書館(NDL)のデジタルアーカイブ化と図書館資料の利用を進める」として、NDLにおける蔵書のデジタル化の推進に必要な法的措置を2008年度中に講ずること、NDLと他の図書館等との連携や利用者への資料提供の在り方について関係者間の協議を促進し2008年度中に一定の結論を得ることが記載されています。

知的財産推進計画2008
http://www.ipr.go.jp/sokuhou/2008keikaku.pdf
知的財産戦略の進捗状況(知的財産推進計画2008 参考資料)
http://www.ipr.go.jp/sokuhou/2008siryou.pdf

JLA、図書館法改正関係資料を公開

日本図書館協会(JLA)が、この度成立した改正図書館法についての一連の取組みに係る資料をとりまとめて公開しています。

新旧図書館法対照表(法案についての日本図書館協会の主張、意見等を含む)、国会議員に要請した際の説明資料「図書館法改正法案について、国会で審議していただきたいこと」、衆参附帯決議、文部科学省通知文書「社会教育法等の一部を改正する法律等の施行について(通知)」などが掲載されています。

図書館法改正関係資料 - 日本図書館協会(JLA)
http://www.jla.or.jp/tosyokanhou2008/index.html

参考:
社会教育法、図書館法、博物館法が改正される
http://current.ndl.go.jp/node/8042

朝日新聞社とECナビが現代用語の事典サイト「みんなの知恵蔵」を開設

株式会社朝日新聞社と株式会社ECナビが、現代用語事典「知恵蔵」を中心とした無料の事典サイト「みんなの知恵蔵」を開設しています。

朝日新聞社とECナビが現代用語の事典サイトをオープン「みんなの知恵蔵」を開設
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=25779

みんなの知恵蔵
http://chiezou.jp/

6月 18日

世界の科学情報ゲートウェイ“WorldWideScience.org”の参加機関、同盟を結成

世界44か国による、32の国家レベルの科学情報データベース/ポータルを統合検索できるゲートウェイ“WorldWideScience.org”の参加機関が、同ゲートウェイ運営のための同盟を結成しました。米国の関係省庁や議会図書館(LC)などによる“Science.gov”同盟、英国図書館(BL)、日本の科学技術振興機構(JST)など11機関が創設メンバーになっています。

WorldWideScience Alliance
http://worldwidescience.org/alliance.html

DOE Announces International Agreement on Global Science Online Gateway
http://www.energy.gov/news/6336.htm

図書館を利用中、ずっと後ろをついてきてくれるイス登場(オランダ)

オランダのデザイナーJelte van Geest氏が、RFIDを内蔵した図書館カードをセンサーに読ませると、その人が図書館を出るまで、後ろをついてきてくれるイスを開発しました。イスが後ろをついてきてくれるため、利用者は書架で本を見つけると、その場で座って読むことができます。このイスは、オランダの図書館、Openbare Bibliothhek Endhovenで利用されており、イスの様子を伝える動画も紹介されています。

RFID Robotic Chair Follows You Around For Constant Seating
- GIZMODO 2008/06/15付けの記事
http://gizmodo.com/5016550/rfid-robotic-chair-follows-you-around-for-constant-seating

米アイオワ州で洪水-水没した図書館も

米国アイオワ州各地で、豪雨のため洪水の被害が発生しています。シダー川が氾濫したことにより、シダーラピッズ公共図書館は2階まで浸水し、ほぼ水没状態となりました。国立チェコスロバキア博物館・図書館(在アイオワ州)も同様の状態です。両館とも2008年6月18日時点では水が引いているようですが、建物にはまだ入れないとのことです。州立図書館が、各地の図書館の状況を集約して発信しています。

このような中、シダー川とともにミシシッピ川の支流をなすアイオワ川の氾濫による被害を受けたアイオワ大学図書館が、洪水からの復旧のためのブックレットを公開するページを開設しています。同館の中央図書館は5センチの浸水にとどまり、資料は大丈夫とのことですが、今後、カビ等の発生が懸念される、としています。

NII、2008年度オープンハウスの講演資料等を公開

国立情報学研究所(NII)が2008年6月5~6日に開催したオープンハウスの講演資料等を公開しています。ワークショップ「次世代の目録所在情報サービスを考える「CiNiiのいま、これから」のプレゼンテーション資料、ディスカッション資料も公開されています。基調講演の「脳科学の社会へのインパクト」および「量子情報社会の可能性を探る」については、近日ストリーミング配信も行う予定とされています。

平成20年度オープンハウス - 国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/openhouse/

ゲーム機やPCを利用した自己学習に関する調査

株式会社NTTレゾナントと慶應義塾大学は共同で、ゲーム機やPCを利用した自己学習に関する調査を実施し、その結果を発表しています。それによると、有効回答者1,063名のうち、ニンテンドーDSを学習に利用している人が20.1%、PC(非ネットワーク接続)を学習に利用している人は10.8%、という結果が出たということです。ニンテンドーDSで人気のあった学習ソフトは語学に関するものでした。その他、eラーニングに関する調査も行っていますが、回答者のうち、eラーニング受講経験があるのは21.5%で、受講経験のある人のうち、学習効果があったと答えた人の割合は8割以上に上ったということです。なお、この調査のレポート等は有料ですが、単純集計は無料で提供されています。

ゲーム機・パソコンを利用した自己学習に関する調査結果

WHO、臨床試験結果の公表の義務化を求めるディスカッション・ペーパーを提示

医学的な臨床試験を行った結果は、それが肯定的なものであれ否定的なものであれ、正確に公表することが倫理的に求められます。しかし実際には、公表されていない臨床試験結果が少なくなく、選択的に公表している場合もあるようです。これを問題視した世界保健機関(WHO)のワーキンググループが、すべての臨床試験結果を公表するよう求めるディスカッションペーパーを出し、意見募集を行っています。

Reporting of Findings of Clinical Trials - WHO
http://www.who.int/ictrp/results/consultation/en/index.html

International Clinical Trials Registry Platform (ICTRP) - WHO
http://www.who.int/ictrp/en/

「ドイツは読む。集合場所は図書館」-大統領後援の図書館キャンペーン

ドイツ図書館協会が、2008年10月に、全国規模での図書館キャンペーン“Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek”(ドイツは読む。集合場所は図書館)を開催すると発表しました。各公共・研究図書館は、図書館の存在をアピールすべく、特別展示、読書キャンペーン、「夜の図書館」などさまざまなイベントを行うとのことです。この種のキャンペーンはドイツでは初めてで、情報/メディア活用能力の育成・継続教育・読書支援など図書館の役割を重視しているケーラー大統領が後援しています。

Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek
http://www.treffpunkt-bibliothek.de/

Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek

慶応義塾、学術情報リポジトリやGoogleブック検索を含めた学内コンテンツ横断検索サービスを提供

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構と三井情報が、慶應義塾内の全ネットワーク上にある学術コンテンツを横断的に検索し、検索結果の多次元分析を可能とする新しい検索サービスシステムを開発したと、6月16日に発表しています。Googleの企業向け検索オプションの「Google検索アプライアンス」をプラットフォームに利用しているそうです。

この検索サービスは、すでに“Keio Information Concierge Service(KICS)”としてウェブサイト上で公開されており、慶応義塾大学学術情報リポジトリ「KOARA」、慶應義塾大学出版会のウェブサイト、Googleブック検索、さらに学内の全コンテンツとの横断検索を実現しているそうです。

また検索結果を年表上に表示する機能や、キャンバス別発信コンテンツ割合も表示できるとのことです。

6月 17日

チェコデジタル数学図書館

チェコ科学アカデミー数学研究所が主導して構築中のチェコデジタル数学図書館(DML-CZ)ベータ版が公開されています。

Czech Digital Mathematics Library
http://dml.cz/

Czech digital math library to be launched on web
http://www.praguemonitor.com/en/354/czech_national_news/23958/

公開シンポジウム「和古書書誌情報の国際的共有を目指して:現状と課題」

6月21日に天理大学で、公開シンポジウム「和古書書誌情報の国際的共有を目指して:現状と課題」が開催されます。

公開シンポジウム「和古書書誌情報の国際的共有を目指して:現状と課題」
http://www.tenri-u.ac.jp/calendar/dv457k00000082ta.html

国立大学図書館協会、「学術情報流通の改革に向けての声明文 -学術基盤である電子ジャーナルの持続的利用を目指して-」を公表

国立大学図書館協会は、4月に、「学術情報流通の改革に向けての声明文 -学術基盤である電子ジャーナルの持続的利用を目指して-」を公表しています。

学術情報流通の改革に向けての声明文 -学術基盤である電子ジャーナルの持続的利用を目指して- (平成20年4月4日)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/projects/sirwg/statement.pdf

学術情報流通改革検討ワーキンググループ活動報告
http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/projects/sirwg/katsudo_19.pdf

リポジトリ・ポータル"DAREnet"を科学技術情報ゲートウェイ"NARCIS"に統合(オランダ)

オランダのリポジトリ・ポータル"DAREnet"が、科学技術情報のゲートウェイ"NARCIS"に統合されました。

NARCISはこれまで、研究機関や研究者の情報、最新の科学ニュースなどを提供していましたが、これに機関リポジトリの論文などの学術コンテンツ約15万件(+リーディング科学者の研究成果"Cream of Science"5万件、学位論文"Promise of Science"2万件)が加わりました。

DARENET’S INTEGRATION INTO NARCIS NOW COMPLETE
http://www.surf.nl/en/SURFActueel/Pages/DAREnet’sintegrationintoNARCISnowcomplete.aspx

NARCIS
http://www.narcis.info/

参考:

6月 16日

アジア経済研究所図書館、出版物アーカイブを公開

日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所図書館が2008年6月12日、同研究所の出版物を公開する「アジア経済研究所出版物アーカイブ 『AIDE - Archive of IDE Publications』」の提供を開始しました。

アジア経済研究所では、1960年の創設以来、1,700点を超える出版物を刊行しており、このうち、1990年以後に刊行された全494冊6,092論文のうち、4,574論文が全文公開されています。刊行後、10年以上経過したものについては、インターネット経由で無料で利用でき、その他のものは賛助会法人会員、または同館およびJETROビジネスライブラリー内のみ無料で利用できます。今後も準備が整ったものから順次公開していくとされています。

『AIDEアジア経済研究所出版物アーカイブ』約500冊に及ぶ出版図書の全文を一挙公開 - アジア経済研究所図書館

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