アーカイブ - 2008年 6月 - car

6月 24日

LC目録政策支援局長がRDA/国際目録原則を語るウェブキャスト

米国議会図書館(LC)のティレット(Barbara Tillett)目録政策支援局長がRDAと国際目録原則について語るウェブキャストを、LCがウェブサイトに掲載しています。

Resource Description and Access: Background / Overview
http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=4320

Cataloging Principles and RDA: Resource Description and Access
http://www.loc.gov/today/cyberlc/feature_wdesc.php?rec=4327

June 23rd, 2008付けResourceShelfの記事

Google、米国の著作権更新登録の記録を集約して配布

米国で1923年から1963年までの間に刊行された著作物の著作権保護期間は、最初の出版から28年経過した時に米国議会図書館(LC)内の米国著作権局に更新登録を行った場合のみ56年となっています。更新登録が行われていないものについては、最初の出版から28年が保護期間となり、現時点でパブリックドメインになっていることになります。

千葉県立中央図書館、録音図書の携帯用プレイヤー・SDカードによる貸出を試行

千葉県立中央図書館が、視覚障害者など活字による読書の困難な方に対して、録音図書を携帯用プレイヤーやSDカードに収録して利用者に貸し出すサービスを試行しています。

録音図書の携帯用プレイヤー及びSDカードによる提供の試行について(案内)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/07handicap/potable/potablemenu.html

DC2008のプログラム

2008年9月にベルリンで開催される、ダブリンコアについての国際会議"International Conference on Dublin Core and Metadata Applications 2008 (DC2008)"のプログラムが発表されています。

DC2008 - Preliminary Programme
http://dc2008.de/programme

参考:
DCMI 2007年会議の資料
http://current.ndl.go.jp/node/6442

6月 23日

ブックトークや資料紹介をYouTubeで配信(米国)

米国ではブックトークや、書籍・DVDの書評・紹介などをYouTubeで配信する公共図書館がでてきており、米国図書館協会(ALA)のブログ“TechSource”が注目すべき事例として取り上げています。

イリノイ州ラグランジュ公共図書館は、地元の高校が作成する一般向けチャンネルと協同してブックトークを録画し、ローカルテレビ局で番組を放映してもらうとともに、Youtubeでも配信しています。

またコロラド州のアラパホ図書館区では、図書館による書籍・DVDの書評・紹介をYouTubeで配信し、読書相談に役立てています。なおYouTubeで配信しているもののほかに、ポッドキャストで配信しているものもあります。

La Grange Public Library
http://www.lagrangelibrary.org/
同館のブックトーク動画

世界中の政策研究の成果を集積するデジタルアーカイブ“PolicyArchive”

米国の非営利団体Center for Governmental Studies(CGS)とIndiana University-Purdue University Indianapolis(IUPUI)図書館が共同で、シンクタンク、大学、政府などさまざまな機関によって実施された政策研究の成果を、党派に偏ることなく、国際的規模で集積し、提供するデジタルアーカイブ“PolicyArchive”を開始しました。利用は無料です。

PolicyArchive
https://www.policyarchive.org/

OCLC責任者による、目録とメタデータについてのブログがスタート

OCLCのWorldCatとメタデータサービスの統括責任者であるカルホーン(Karen Calhoun)氏が、目録とメタデータを巡る世界的な情勢を伝えるブログ“METALOGUE”をスタートしました。

METALOGUE
http://community.oclc.org/metalogue/

バイクに乗って公共図書館を巡る図書館員の集い(オーストラリア)

オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、バイク好きの図書館員が集まって、2泊3日で州内の公共図書館を巡るという催し“BIBLIO Turismo”が毎年行われているそうです。同好の士と交友を深めるとともに、図書館員=物静か、というイメージを崩すことを目的としているそうで、じじつ、出会う人には図書館員だと信じてもらえないこともあるそうです。

Bike-riding librarians on the loose - Coffs Coast Independent
http://coffsharbour.yourguide.com.au/news/local/news/general/bikeriding-librarians-on-the-loose/775064.aspx

05/24/2008付けLISNewsの記事

ドイツ研究機関同盟、統合デジタル研究環境の提供を目指す新イニシアチブを開始

フンボルト財団、ドイツ研究機関財団、マックス・プランク協会などが加盟するドイツ研究機関同盟が2008年6月11日、統合デジタル研究環境の提供を目指す新イニシアチブ“Digitalen Information”を開始しました。このイニシアチブでは、(1) ナショナルライセンスの拡大、(2) オープンアクセスの推進、(3) 国家レベルのホスティング戦略の構築、(4) 研究データの保存・共有、(5) ヴァーチャルな共同研究環境の整備、(5) 法的な基本条件整備、の6分野の推進がうたわれています。

Schwerpunktinitiative „Digitale Information“ der Allianz-Partnerorganisationen
http://www.mpdl.mpg.de/news/Allianz_Schwerpunktinitiati.pdf

香港の8大学図書館による電子書籍コンソーシアム

電子書籍のコンソーシアム「電子資源学術図書館連合ネットワーク」(电子资源学术图书馆联网:ER-ALL)を結成している、香港8大学と総称される8つの大学図書館が、さらに電子書籍の購入を増大させることになったと報じられています。2012年には共同で電子書籍用の電子書庫を構築する予定とされています。

マンガの書誌情報も収録「戦後日本 少年少女雑誌データベース」サービス開始

株式会社経葉社と株式会社寿限無が、「戦後日本 少年少女雑誌データベース」を製作し、ライセンス契約によるサービス提供を開始しています。

戦後の日本のマンガを中心とした書誌情報を中心に、昭和20年から昭和37年までの619誌、昭和30年から平成19年までの602誌の少年少女雑誌の書誌情報・作品情報を収録しています。

監修協力には、現代マンガ図書館、川崎市市民ミュージアム、日本マンガ学会が参加しています。

戦後日本 少年少女雑誌データベース
http://manga-db.fms.co.jp/bgmag/

株式会社 寿限無、株式会社 経葉社『戦後日本 少年少女雑誌データベース』 - 東経ニュース プレスリリース
http://www.tokyo-keizai.co.jp/press/31.html

全英電子学位論文プロジェクトのガイドラインEThOS Toolkit

全英電子学位論文プロジェクト"EThOS"は、大学がEThOSプロジェクトに参加するに際してのガイドラインEThOS Toolkitを公開しています。

電子学位論文(ETDs)の収集・提供の意義から、EThOSネットワークの仕組み、法的・制度的要件、リポジトリの技術的要件、メタデータセットなどを解説しています。

EThOS toolkit
http://ethostoolkit.cranfield.ac.uk/tiki-index.php

THE EThOS TOOLKIT IS LAUNCHED!
http://www.ethos.ac.uk/004_News.html

参考:
電子学位論文システム“EThOS”、正式運用開始へ(英国)
http://current.ndl.go.jp/node/5538

国交省、鉄道に関する参加型ホームページを開設

国土交通省は、「鉄道の未来を共に考え、鉄道文化を伝える良質の素材を共有すること等を通じて、鉄道に対する理解と協会を広げていく」ことを目的に、鉄道に関する参加型のホームページ「鉄男・鉄子、みなさんの部屋」(仮称)を、2008年7月1日に開設するということです。(1)日本全国鉄道お宝マップ、(2)鉄道を巡る、ちょっといい話、(3)鉄道からの車窓風景特選、(4)あったらいいな、こんな鉄道・私にも、一言、言わせて、の4つのテーマについて、2008年8月末日まで募集をしており、寄せられたものをホームページで公表することになっています。

「環境新時代を切り拓く、鉄道の未来像」(交通政策審議会 陸上交通分科会 鉄道部会 提言)について(国土交通省のプレスリリース)
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo01_hh_000012.html

『国家貴重古典籍目録』と古典籍保護ポータルが公開に(中国)

中国政府の文化部が策定した、全国2,392点の古典籍を収録した第1次『国家貴重古典籍目録』(国家珍贵古籍名录)と、国家図書館・各省立図書館など51の「全国古典籍重点保護拠点」が、2008年3月に国務院の批准を得て公布されました。いずれもPDFファイルで見ることができます。またこれを機に、国家貴重古典籍特別展示が中国国家図書館で行われています。

国务院批准颁布首批《国家珍贵古籍名录》及“全国古籍重点保护单位”
http://www.nlc.gov.cn/service/others/gujibhw/yjdt-yjxw-11.html

国家珍贵古籍特展
http://www.nlc.gov.cn/service/jiangzuozhanlan/zhanlan/zggjz/html/index.htm

洪水の被害を受けた図書館の現況(米国)

洪水により大きな被害を受けた、米国アイオワ州のシダーラピッズ公共図書館(蔵書数約30万点)の被災状況について、Library Journal誌が担当者にインタビューしています。

・電力はまだ供給されていない。中心商業地区全体が洪水により被害を受けており、市庁、保安官事務所、警察署、消防署などの復旧が優先されている。信号も復旧していない状況である。
・建物自体は無事。窓ガラスも割れていない。
・1階は1.5メートルの高さまで浸水。ちなみに当初の予測は30センチメートルであり、書架の低い位置の資料を高い位置に移動させたが、ダメだった。氾濫した川には産業排水、下水が流れ込んでおり、1階の資料はすべて廃棄せざるを得ない見込み。
・2階は浸水していない模様であるが、大規模に除湿しなければならない。

6月 20日

図書館をブティックに-高校生にドレスを貸し出す公共図書館(米国)

米国イリノイ州のゲイルズバーグ公共図書館が、卒業記念ダンスパーティ(prom)に着て行くドレス(タキシード)を買えない低所得階層の高校生向けに、無料でドレスを貸し出すプログラム“100 Dresses Prom Boutique”を開始すると報じられています。かつてシカゴで、「ガラスの靴プログラム」と題して行われた同種のイベントを参考にしたとのことです。

同館は、買ってから3年以内の古着で、ていねいに着られたもの(アクセサリーや靴・バッグ等も含む)の寄付を募っており、男女・各サイズあわせて100着を提供することを目指しています。卒業パーティが行われるのは9月ですが、今のところ30着程度しか集まっておらず、眠っているドレスの寄付を呼びかけています。

Boutique to offer formal attire free - Galesburg.com

米国内の「デジタル人文学センター」に関する調査報告書

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、国内のデジタル人文学センターに関する調査報告書を刊行しています。ここで言うデジタル人文学センターとは、「新しいメディアや技術を用いて人文学に基づく研究・教育・知的取り組み・実験が行われる要素」であり、ミッションを共有する人々が集う物理的および/または仮想的な場所とされています。報告書では、32のデジタル人文学センターについて、概要(物理的/仮想的場所、研究分野、設立日、歴史、ミッション、ユーザの範囲)、ガバナンス、管理(スタッフ等)、運営(活動、評価、知財管理等)、持続可能性、パートナーシップを分析しています。

A Survey of Digital Humanities Centers in the United States

オープンアクセス誌を作るための実践ガイド

ミシガン州立大学の医学部教授で、医学教育に関するオープンアクセス誌“Medical Education Online”の創始者でもあるソロモン(David J. Solomon)博士が、オープンアクセス誌を作り、運用していくために必要な情報を集約した実践ガイドを作成し、公表しています。
目次は以下のようになっています。

・新しいオープンアクセス誌の企画
・ホスティングとデータシステム
・付随定款、ポリシー、インストラクションなどの必要文書
・資源・財源に関する問題
・ジャーナルのコンテンツの普及
・ジャーナルをスタートする
・ジャーナルの維持

Developing Open Access Journals: A Practical Guide
http://www.developing-oa-journals.org/index.php

著作権分科会 国際小委員会(第1回)議事録・配付資料

2008年5月12日に開催された、文化庁の文化審議会著作権分科会国際小委員会第1回会議の議事録・配付資料が、文部科学省のウェブサイトで公開されています。配付資料の中には、世界知的所有権機関(WIPO)における開発と知的財産権・著作権に関する議論の動向を紹介したものも含まれています。

著作権分科会 国際小委員会(第1回)議事録・配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/009/08051303.htm

参考:
CA1562 - 動向レビュー:デジタル知的財産権の権利保護に対する新たな国際的潮流 / 山本順一
http://current.ndl.go.jp/ca1562

Google Book Searchと大学図書館OPACの関係は今後?

Google Book Searchがカバーするデータの領域が拡大し、またAPIの公開などでサービスの存在感が一層増すことにより、大学図書館OPACの存在価値が減退し、大学図書館は検索システムの提供者というよりも、Googleで見つけた本を利用者に届けるメカニズムの提供者へと変貌してしまうのか?大学図書館OPACが目指すべき方向はどこなのか?-こうした問題意識に基づき、Google Book Searchと大学図書館OPACの検索精度、利用者はどちらを多く使う傾向にあるのかなどを調査し、その結果を検証した記事“Google books vs. BISON”がLibrary Journal誌に掲載されています。なお、“BISON”とは、ニューヨーク州立大学バッファロー校図書館のOPACです。

Google Books vs. BISON

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