アーカイブ - 2008年 6月 - car

6月 27日

エルゼビア社とPortico、e-bookの保存で合意

エルゼビア社が“Science Direct”で提供している電子ブック(e-book)約4,400点について、電子ジャーナルアーカイビング事業“Portico”で保存することに合意したと発表しています。本年第3四半期に開始するようです。

Elsevier Announces Agreement with Portico
http://www.elsevier.com/wps/find/authored_newsitem.cws_home/companynews05_00960

参考
CA1597 - 動向レビュー:電子ジャーナルのアーカイビング−海外の代表的事例から購読契約に与える影響まで− / 後藤敏行
http://current.ndl.go.jp/ca1597

CA1648 - 動向レビュー:大学図書館と電子ブック / 加藤信哉

聖学院大学、「ケータイ小説」を配信

聖学院大学が、大学公式の携帯電話向けサイトから、SNSから生まれたリレー小説『虹色プリズム』を配信すると発表しています。

携帯小説購読申込 - 聖学院大学
http://m.seigakuin.jp/index.php?objID=422

聖学院大学が公式サイトから「ケータイ小説」配信スタート - 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=261

シアトル公共図書館長、ゲイツ財団のディレクターに

マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長は、2008年6月27日をもって同社の一線から離れ、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の運営に注力していくことを発表しています。これと機を合わせて、2008年8月10日から、現シアトル公共図書館長のジェイコブス(Deborah L. Jacobs)氏が、同財団のグローバル図書館プログラムのディレクターに着任します。ジェイコブス館長は7月2日をもってシアトル公共図書館長を辞することになっており、シアトル市長やシアトル公共図書館委員会委員長が、館長の偉大な功績に感謝するとともに、今後も図書館の支援者であり続けてくれることに喜び、活躍を期待するメッセージを寄せています。

6月 26日

クリエイティブ・コモンズの活用事例を集めたWiki

クリエイティブ・コモンズが2008年6月24日、世界で同ライセンスを活用している事例を紹介するWikiを作成・公開しました。6月26日時点で92事例が登録されており、図書館界からは、オーストラリア国立図書館の“PictureAustralia”が登録されています。

Casestudies
http://wiki.creativecommons.org/Casestudies

National Library of Australia 'Click and Flick'
http://wiki.creativecommons.org/National_Library_of_Australia_%27Click_and_Flick%27

Creative Commons Launches Global Case Studies Project

SPARC Japanセミナー「韓国コンソーシアム事情 - 海外展開を目指して -」

国立情報学研究所(NII)の国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)が7月10日にSPARC Japanセミナー「韓国コンソーシアム事情 - 海外展開を目指して -」を開催します。

第3回 SPARC Japan セミナー2008「韓国コンソーシアム事情 - 海外展開を目指して -」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20080710.html

SPARC Japanセミナー「学術出版とXML対応-日本の課題」の資料が公開

SPARC Japanが2008年6月24日に開催したセミナー「学術出版とXML対応-日本の課題」の資料を公開しています。

第2回 SPARC Japan セミナー2008「学術出版とXML対応-日本の課題」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20080624.html

文部科学省と子どもの読書サポーターズ会議、学校図書館広報ポスターを公開

文部科学省と、同省が2007年7月から設置している「子どもの読書サポーターズ会議」が、学校図書館広報ポスターを作成し、ウェブサイトからダウンロード可能としています。キャッチフレーズは「学校図書館のチカラを子どもたちのチカラに……ここに、未来への扉」。ちなみに広報リーフレットも準備中のようです。

子どもの読書サポーターズ会議 提言・報告 学校図書館広報資料について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/houkoku.htm

子どもの読書サポーターズ会議
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/index.htm

DRIVERプロジェクト、カスタマイズ可能なデータ収集/集約ツール“D-NET”を公開

デジタルリポジトリの連携体制の構築を目指す欧州委員会のプロジェクト「欧州における研究のためのデジタルリポジトリ基盤ビジョン(DRIVER)」が、カスタマイズ可能な、データをハーベスティングするとともに、異なるデータを集約して配信できるようにするツール“D-NET”をオープンソースソフトウェア(Apacheライセンス)で公開しました。

D-NET v1.0
http://www.driver-repository.eu/D-NET_release_v-1-0

DRIVER infrastucture software release is available now!
http://www.driver-repository.eu/DRIVER-News-Events/PR_D-NET_1_0.html
(プレスリリース)

スウェーデン王立図書館、個人が所蔵する世界最大のポスターコレクションの寄付を受ける

スウェーデン王立図書館が、個人が所蔵する世界最大のポスターコレクションとして知られる、リプシュッツ(Paul Lipschutz)氏のコレクション2万~2万5千点を、寄贈で受け入れたと発表しています。

Important donation to the National Library - National Library of Sweden
http://www.kb.se/english/about/news/donation/

人文科学研究に対する賞金100万ドルの賞、ノミネートを受付中(LC)

米国議会図書館(LC)は、極めて優れた人文科学(歴史学、政治学、人類学、社会学、宗教学、芸術など)の研究に対し、その学術的功績を讃え、「W. Kluge賞」を毎年授与しています。この賞の賞金は、100万ドルだということです。2008年の同賞のノミネートを受付中で、受賞者は12月10日に発表されます。

Library of Congress to Select $1 Million Kluge Prize Winner; "America's Nobel" for Study of Humanity to be Given Dec. 10
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-114.html

Who Wants To Be a (Scholarly) Millionaire?

個人が創った雑誌をオンラインで販売するサイト:MagCloud

個人が作成した雑誌をオンラインで販売するサービス“MagCloud”を、米国ヒューレット・パッカード社の研究組織“HP Labs”が提供しています。
掲載希望者は、高画質PDFで作成した雑誌をアップロードするだけで、印刷(オンデマンド版)、販売、代金回収はMagCloud側が代行します。掲載や販売経費は掲載希望者から徴収するのではなく、利用する側の購読料からまかなうビジネスモデルを採用しています。

MagCloud
http://magcloud.com/

OCLC、WorldCat.orgから検索できる論文DBを拡張へ

OCLCとH.W. Wilson社、MLA(Modern Language Association)は、"WorldCat.org"から両社の論文データベース収録の各論文・記事を検索できるようにすることに合意した、と発表しています。

MEDLINE、ERIC、British Library Inside serials、GPO Monthly Catalog、ArticleFirstに続く決定となります。

OCLCは、図書・雑誌単位での検索に加え、WorldCat.orgを論文(Article)単位での書誌検索も行えるプラットフォームとすることで、ウェブのユーザに図書館のもつコレクションをよりアピールでき、より豊かな情報検索環境を提供することができると強調しています。

6月 25日

大統領の肉声から大事件の証言まで・・・歴史的証言を集めたCDをNARAが発売

米国国立公文書館(NARA)が、同館が所蔵する歴史的音源から、大統領や発明家、科学者、市民運動のリーダー、大事件の証言者などの肉声といった、生々しい歴史的な音源をセレクトして収めたCD 4タイトルを発売すると発表しています。

National Archives Launches “Audio Archives” Series on CD
http://www.archives.gov/press/press-releases/2008/nr08-120.html

大学出版会がKindle向けの書籍販売をスタート

高等教育に関するさまざまな情報を提供しているInside Higher Ed誌に、Kindle向けの書籍販売を始めた大学出版会に関する記事が掲載されています。プリンストン大学が今秋から、Kindleを通じて数百タイトルの書籍を販売する予定であるほか、エール大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学なども同様の試みに着手しているということです。

University Presses Start to Sell Via Kindle
http://www.insidehighered.com/news/2008/06/24/kindle

アマゾンの電子ブックリーダー“Kindle”の貸出を開始した図書館が登場
http://current.ndl.go.jp/node/6999
米アマゾン、電子ブックリーダー“Kindle”を発表

小説に関するさまざまな情報を提供する無料データベース“FictionDB”

米国のRivera Group社が、小説に関する多様な情報を提供する“FictionDB”が、これまでの登録利用者のみのサービスを転換し、無料で誰でも利用可能になりました。“FictionDB”では、以下のようなサービスを提供しています。

・作家のペンネームを探す
・さまざまなウェブサイトから集めた、最新の書評を読む
・近刊情報の入手
・作家自身のウェブサイトへのリンク
・世界中の書店を通じた本の購入
・取次ぎを介さない本の直接販売

FictionDB
http://www.fictiondb.com/

海外在住の日本研究者による画像利用の実態調査

北米日本研究資料調整協議会(NCC)は2007年から、日本の画像を海外の教育・研究の場で利用する際に必要となる、権利者の許諾を得るためのプロトコルについて、円滑化・整備することを目的としたタスクフォース「画像資料使用特別委員会」を立ち上げています。このほど、このタスクフォースが、北米・ヨーロッパ・オーストラリアなどの日本研究者が参加するメーリングリストを通じて実施した、海外在住の日本研究者による画像利用の実態調査の報告書を公表しました。この調査からは、

・画像の著作権、利用許諾にかかる問題は大変複雑である
・回答者に共通する傾向として、法的な問題の理解、海外と日本の間の文化・社会的差異の理解に欠けており、コミュニケーションの問題も抱えているという側面が見られた

外国情報監視法改正法案(2008)下院で可決-ALAは失望の意を表明

令状なしで外国に居住する外国人の情報活動を電子的な手法で監視することを可能とする内容を含む外国情報監視法(FISA)改正法案(2008年版)が、2008年6月20日に下院で賛成多数により可決されました。北米研究図書館協会(ARL)や他の市民団体などとともに、同法案に対し慎重な議論を求めていた米国図書館協会(ALA)は、失望の意を表明しています。

ALA Disappointed with House Passage of FISA
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/june2008/fisa08.cfm

Foreign Intelligence Surveillance Act (FISA) Modernization Proposals - ARL

科学技術政策研究所、サイエンスマップ2006を発表

文部科学省科学技術政策研究所(NISTEP)が、基礎研究を中心とする科学の動向(2001年~2006年)を俯瞰的に示す「サイエンスマップ2006」を作成・発表しています。

2001年から2006年までに全世界で発行された高被引用論文(各分野で被引用回数が上位1%の論文、約5万件)を分析対象とし、これらの中で同時に引用されることが多い高被引用論文をグループ(研究領域)として構築し、研究領域の相互関係を俯瞰したものです。

また、高被引用論文で作られる124注目研究領域では、日本の論文シェアは9.6%であり、2年前のサイエンスマップ2004の9.1%より上昇していることが分かったとのことです。中でも日本の論文シェアが高い注目研究領域は、人工光合成モデル、高温超伝導、自然免疫、ブレイン宇宙論などであることも明らかになっています。

6月 24日

第6回IFLA国際マーケティング賞が発表に

国際図書館連盟(IFLA)と出版社Emeraldが共催しているIFLA国際マーケティング賞の2008年受賞館が発表されています。

第1位:セントラル・ウェスト図書館(オーストラリア)による、宿題支援サービスのキャンペーン"Have you done your homework?"

第2位:リッチモンド公共図書館(カナダ)による、児童・生徒への図書館利用カード普及キャンペーン"Go Anywhere, Learn Anything; Read Every Day"
http://www.yourlibrary.ca/ralphy/index.cfm?lev1=13

第3位:カルガリー公共図書館(カナダ)による、図書館利用カード普及キャンペーン"The Neatest People Have a Library Card"

「持続可能な電子図書館」シンポジウムの講演録(米国)

2006年に米国エモリー大学で開催された「持続可能な電子図書館」シンポジウムの講演録が、同大学図書館から刊行されています。

Strategies for Sustaining Digital Libraries
http://metascholar.org/publications/StrategiesforSustainingDigitalLibraries.pdf

June 23rd, 2008付けDigitalKoansの記事
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2008/06/23/strategies-for-sustaining-digital-libraries-published/

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