アーカイブ - 2008年 6月 3日 - car

人間文化研究機構、5機関の100を超すDBの統合検索システムを公開

国立歴史民俗博物館、国際日本文化研究センター、国立民族学博物館、国文学研究資料館、総合地球環境学研究所の5機関から構成される人間文化研究機構が、それらの機関が構築している100以上の多種多様なデータベースを横断検索する「研究資源共有化システムにおける統合検索システム」を公開しています。

研究資源共有化システム
http://www.nihu.jp/kyoyuka/databese.html

研究資源共有化システムにおける統合検索システム
http://www.nihu.jp/kyoyuka/tougou/index.html

人間文化研究資源共有化事業 - 人間文化研究機構
http://www.nihu.jp/kyoyuka/index.html

参考:
CA1647 - 動向レビュー:時空間情報をキーとする文化資源アーカイブズの構想 / 久保正敏

図書館への投資効果-東京、大阪で国際セミナー

「Return on Investment ~ 図書館への投資効果 ~」をテーマに、エルゼビア・ジャパン社の主催で7月17日(東京)・18日(大阪)に国際セミナーが行われます。

ライブラリ・コネクト・セミナー2008
Return on Investment ~ 図書館への投資効果 ~ - エルゼビア・ジャパン株式会社
http://japan.elsevier.com/lc2008/

参考:
CA1627 - 動向レビュー:図書館のもたらす経済効果 / 池内淳
http://current.ndl.go.jp/ca1627

ライブラリ・コネクト・セミナー2007の講演資料
http://current.ndl.go.jp/node/6327

アジア用リージョンコードのDVDの提供を取りやめ(米国)

DVD-VideoやBlu-ray Disc、およびそれらのプレイヤーには、世界の地域ごとにリージョンコードが設定されており、媒体とプレイヤーのリージョンコードが異なる場合には再生できないようになっています。

夏休みの生徒の学力低下を図書館で防ごう!(米国)

米国のSchool Library Journal誌の記事によると、夏休み中、読むことや他の学習機会に触れなかった生徒は、2.5か月分に匹敵する学力を失う可能性がある、ということです。こうした夏休み中の生徒の学力低下を防ぐ一つの手段として、博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)は、図書館・博物館の生徒向けプログラムが有効であるとアピールしています。具体的な活動の例としては、、IMLSから援助を受けているプログラムの一つで、質の高い、夏休みの子ども向け読書プログラムを提供するために活動しているコンソーシアム、National Collaborative Summer Library Program(CSLP)などがあります。

Help Spread the Word About Libraries and the Summer Slide

LCSHにアクセスできるAPI

米国議会図書館(LC)件名標目表(LCSH)にアクセスできるAPIが公開されています。当該のサイト内に明記はされていませんが、ドキュメントからはLCのスタッフもかかわっている実験的プロジェクトだと目されます。

当該のAPIは、http://lcsh.info/{lccn} という要求に対し、一致するLCコントロール番号(LCCN)の件名標目のデータを、XHTML、JSON、RDF/XML、N3のいずれかの形式で返すというものです。APIのウェブサイトでは、全データセットのダウンロード、検索もできるようになっています。

LCSH: Library of Congress Subject Headings
http://lcsh.info/

Library of Congress Subject Headings API

公共図書館を通じた国家レベルでのインターネット安全教育プログラム(豪)

オーストラリア通信メディア局(ACMA)は、インターネットを安全に利用する国家的な教育プログラム“Cybersafety advice for parents and carers”を展開しています。

その一環として、インターネットを喚起するための素材を公共図書館に提供する“Cybersmart materials for public libraries”が展開されています。ウェブサイトでは図書館職員、および家庭向けに、安全に責任を持って楽しくインターネットを利用するための情報を集めたガイドと、ポスターを配布しているほか、2008年7月には動画版が4本公開されるそうです。

図書館は大学の中心に-シカゴ大学、ガラス張りのドーム型図書館の建築計画を発表

米国シカゴ大学が、既存の図書館に隣接する新館を建設すると発表しています。これは、蔵書の増大に対応するもので、教員・学生・図書館司書が調査・議論を重ねた結果、ハーバード、イェールといった大学が取っているような外部の書庫を借りる方法ではなく、大学のキャンパス内中心部に図書館を新築する方が、大学にとって望ましいと判断したことによるとされています。

新館は地上部分がガラス張りのドームになっており、地下部分に完全閉架式の書庫(350万冊の収蔵能力)が設置されます。この新館により、単一のキャンパス内に蔵書を有する大学・研究図書館としては、米国の中で最大になるそうです。

NII、「学術機関リポジトリデータベース収集方針」を策定

国立情報学研究所(NII)が、各機関リポジトリのメタデータをハーベスティング(収集)し、同研究所の運営する機関リポジトリポータル“JuNii+”で横断的に検索できるようにするにあたっての、「データベース収集方針」を策定しています。またあわせて、「データ提供申込書」も公開されています。

学術機関リポジトリデータベースへのデータ提供について
http://www.nii.ac.jp/irp/2008/05/post.html

JuNii+ 機関リポジトリポータル
http://juniiplus.csc.nii.ac.jp/

デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会(第3回)

政府の知的財産戦略本部内に置かれた「デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会」の第3回会合が5月29日に開かれ、その資料が公開されています。

<検討経過報告>では、これまでの議論をまとめ、デジタル情報技術の進展のメリットを活かし、新たなネットビジネスの発展や技術開発を促すとともに、クリエーターの創作インセンティブを高めるための基盤を確立するには、著作権制度の見直しが必要であるとして、改革が必要な課題を挙げています。

そのうち、「検索サービスの適法化」など緊急性の高い課題については「知的財産推進計画2008」に盛り込み、法改正を目指すとしています。また、今後検討するべき課題には、日本版フェアユース(公正使用)規定の導入が挙がっています。なお、図書館に関わる課題としては「図書館等における資料のデジタル化等を推進するための法的環境の整備」が盛り込まれています。