アーカイブ - 2008年 6月 25日 - car

大統領の肉声から大事件の証言まで・・・歴史的証言を集めたCDをNARAが発売

米国国立公文書館(NARA)が、同館が所蔵する歴史的音源から、大統領や発明家、科学者、市民運動のリーダー、大事件の証言者などの肉声といった、生々しい歴史的な音源をセレクトして収めたCD 4タイトルを発売すると発表しています。

National Archives Launches “Audio Archives” Series on CD
http://www.archives.gov/press/press-releases/2008/nr08-120.html

大学出版会がKindle向けの書籍販売をスタート

高等教育に関するさまざまな情報を提供しているInside Higher Ed誌に、Kindle向けの書籍販売を始めた大学出版会に関する記事が掲載されています。プリンストン大学が今秋から、Kindleを通じて数百タイトルの書籍を販売する予定であるほか、エール大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学なども同様の試みに着手しているということです。

University Presses Start to Sell Via Kindle
http://www.insidehighered.com/news/2008/06/24/kindle

アマゾンの電子ブックリーダー“Kindle”の貸出を開始した図書館が登場
http://current.ndl.go.jp/node/6999
米アマゾン、電子ブックリーダー“Kindle”を発表

小説に関するさまざまな情報を提供する無料データベース“FictionDB”

米国のRivera Group社が、小説に関する多様な情報を提供する“FictionDB”が、これまでの登録利用者のみのサービスを転換し、無料で誰でも利用可能になりました。“FictionDB”では、以下のようなサービスを提供しています。

・作家のペンネームを探す
・さまざまなウェブサイトから集めた、最新の書評を読む
・近刊情報の入手
・作家自身のウェブサイトへのリンク
・世界中の書店を通じた本の購入
・取次ぎを介さない本の直接販売

FictionDB
http://www.fictiondb.com/

海外在住の日本研究者による画像利用の実態調査

北米日本研究資料調整協議会(NCC)は2007年から、日本の画像を海外の教育・研究の場で利用する際に必要となる、権利者の許諾を得るためのプロトコルについて、円滑化・整備することを目的としたタスクフォース「画像資料使用特別委員会」を立ち上げています。このほど、このタスクフォースが、北米・ヨーロッパ・オーストラリアなどの日本研究者が参加するメーリングリストを通じて実施した、海外在住の日本研究者による画像利用の実態調査の報告書を公表しました。この調査からは、

・画像の著作権、利用許諾にかかる問題は大変複雑である
・回答者に共通する傾向として、法的な問題の理解、海外と日本の間の文化・社会的差異の理解に欠けており、コミュニケーションの問題も抱えているという側面が見られた

外国情報監視法改正法案(2008)下院で可決-ALAは失望の意を表明

令状なしで外国に居住する外国人の情報活動を電子的な手法で監視することを可能とする内容を含む外国情報監視法(FISA)改正法案(2008年版)が、2008年6月20日に下院で賛成多数により可決されました。北米研究図書館協会(ARL)や他の市民団体などとともに、同法案に対し慎重な議論を求めていた米国図書館協会(ALA)は、失望の意を表明しています。

ALA Disappointed with House Passage of FISA
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/june2008/fisa08.cfm

Foreign Intelligence Surveillance Act (FISA) Modernization Proposals - ARL

科学技術政策研究所、サイエンスマップ2006を発表

文部科学省科学技術政策研究所(NISTEP)が、基礎研究を中心とする科学の動向(2001年~2006年)を俯瞰的に示す「サイエンスマップ2006」を作成・発表しています。

2001年から2006年までに全世界で発行された高被引用論文(各分野で被引用回数が上位1%の論文、約5万件)を分析対象とし、これらの中で同時に引用されることが多い高被引用論文をグループ(研究領域)として構築し、研究領域の相互関係を俯瞰したものです。

また、高被引用論文で作られる124注目研究領域では、日本の論文シェアは9.6%であり、2年前のサイエンスマップ2004の9.1%より上昇していることが分かったとのことです。中でも日本の論文シェアが高い注目研究領域は、人工光合成モデル、高温超伝導、自然免疫、ブレイン宇宙論などであることも明らかになっています。