アーカイブ - 2008年 6月 20日 - car

図書館をブティックに-高校生にドレスを貸し出す公共図書館(米国)

米国イリノイ州のゲイルズバーグ公共図書館が、卒業記念ダンスパーティ(prom)に着て行くドレス(タキシード)を買えない低所得階層の高校生向けに、無料でドレスを貸し出すプログラム“100 Dresses Prom Boutique”を開始すると報じられています。かつてシカゴで、「ガラスの靴プログラム」と題して行われた同種のイベントを参考にしたとのことです。

同館は、買ってから3年以内の古着で、ていねいに着られたもの(アクセサリーや靴・バッグ等も含む)の寄付を募っており、男女・各サイズあわせて100着を提供することを目指しています。卒業パーティが行われるのは9月ですが、今のところ30着程度しか集まっておらず、眠っているドレスの寄付を呼びかけています。

Boutique to offer formal attire free - Galesburg.com

米国内の「デジタル人文学センター」に関する調査報告書

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、国内のデジタル人文学センターに関する調査報告書を刊行しています。ここで言うデジタル人文学センターとは、「新しいメディアや技術を用いて人文学に基づく研究・教育・知的取り組み・実験が行われる要素」であり、ミッションを共有する人々が集う物理的および/または仮想的な場所とされています。報告書では、32のデジタル人文学センターについて、概要(物理的/仮想的場所、研究分野、設立日、歴史、ミッション、ユーザの範囲)、ガバナンス、管理(スタッフ等)、運営(活動、評価、知財管理等)、持続可能性、パートナーシップを分析しています。

A Survey of Digital Humanities Centers in the United States

オープンアクセス誌を作るための実践ガイド

ミシガン州立大学の医学部教授で、医学教育に関するオープンアクセス誌“Medical Education Online”の創始者でもあるソロモン(David J. Solomon)博士が、オープンアクセス誌を作り、運用していくために必要な情報を集約した実践ガイドを作成し、公表しています。
目次は以下のようになっています。

・新しいオープンアクセス誌の企画
・ホスティングとデータシステム
・付随定款、ポリシー、インストラクションなどの必要文書
・資源・財源に関する問題
・ジャーナルのコンテンツの普及
・ジャーナルをスタートする
・ジャーナルの維持

Developing Open Access Journals: A Practical Guide
http://www.developing-oa-journals.org/index.php

著作権分科会 国際小委員会(第1回)議事録・配付資料

2008年5月12日に開催された、文化庁の文化審議会著作権分科会国際小委員会第1回会議の議事録・配付資料が、文部科学省のウェブサイトで公開されています。配付資料の中には、世界知的所有権機関(WIPO)における開発と知的財産権・著作権に関する議論の動向を紹介したものも含まれています。

著作権分科会 国際小委員会(第1回)議事録・配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/009/08051303.htm

参考:
CA1562 - 動向レビュー:デジタル知的財産権の権利保護に対する新たな国際的潮流 / 山本順一
http://current.ndl.go.jp/ca1562

Google Book Searchと大学図書館OPACの関係は今後?

Google Book Searchがカバーするデータの領域が拡大し、またAPIの公開などでサービスの存在感が一層増すことにより、大学図書館OPACの存在価値が減退し、大学図書館は検索システムの提供者というよりも、Googleで見つけた本を利用者に届けるメカニズムの提供者へと変貌してしまうのか?大学図書館OPACが目指すべき方向はどこなのか?-こうした問題意識に基づき、Google Book Searchと大学図書館OPACの検索精度、利用者はどちらを多く使う傾向にあるのかなどを調査し、その結果を検証した記事“Google books vs. BISON”がLibrary Journal誌に掲載されています。なお、“BISON”とは、ニューヨーク州立大学バッファロー校図書館のOPACです。

Google Books vs. BISON

『国民読書年』国会決議に関する報告集会

2010年を国民読書年とする「国民読書年に関する決議」が国会で採択されたことを受け、6月16日に文字・活字文化推進機構主催の「『国民読書年』国会決議に関する報告集会」が開催されました。

「国民読書年」国会決議に関する報告集会を開催しました
http://www.mojikatsuji.or.jp/katsudou.html#080616shukai

「国民読書年」国会決議に関する報告集会アピール
http://www.mojikatsuji.or.jp/pdf/dokushonen_apeal.pdf

国民読書年:国会決議、東京で報告集会 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080617ddm041040060000c.html

参考:
「国民読書年に関する決議」が採択

「全国学校図書館協議会図書選定基準」が改定

全国学校図書館協議会(SLA)が、学校図書館向きの図書を選定する「全国学校図書館協議会図書選定基準」を改定しています。

「全国学校図書館協議会図書選定基準」の改定について
http://www.j-sla.or.jp/shiryo/gaku5-1.html
全国学校図書館協議会図書選定基準
http://www.j-sla.or.jp/shiryo/gaku5.html

地方自治体における「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果

文部科学省が、各都道府県・市町村における2008年3月31日時点の「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果を発表しています。都道府県レベルではすべての自治体が、市町村レベルでは全体の31.3%が、計画を策定済みとのことです。

都道府県及び市町村における「子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果について - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08061215.htm