アーカイブ - 2008年 6月 18日 - car

世界の科学情報ゲートウェイ“WorldWideScience.org”の参加機関、同盟を結成

世界44か国による、32の国家レベルの科学情報データベース/ポータルを統合検索できるゲートウェイ“WorldWideScience.org”の参加機関が、同ゲートウェイ運営のための同盟を結成しました。米国の関係省庁や議会図書館(LC)などによる“Science.gov”同盟、英国図書館(BL)、日本の科学技術振興機構(JST)など11機関が創設メンバーになっています。

WorldWideScience Alliance
http://worldwidescience.org/alliance.html

DOE Announces International Agreement on Global Science Online Gateway
http://www.energy.gov/news/6336.htm

図書館を利用中、ずっと後ろをついてきてくれるイス登場(オランダ)

オランダのデザイナーJelte van Geest氏が、RFIDを内蔵した図書館カードをセンサーに読ませると、その人が図書館を出るまで、後ろをついてきてくれるイスを開発しました。イスが後ろをついてきてくれるため、利用者は書架で本を見つけると、その場で座って読むことができます。このイスは、オランダの図書館、Openbare Bibliothhek Endhovenで利用されており、イスの様子を伝える動画も紹介されています。

RFID Robotic Chair Follows You Around For Constant Seating
- GIZMODO 2008/06/15付けの記事
http://gizmodo.com/5016550/rfid-robotic-chair-follows-you-around-for-constant-seating

米アイオワ州で洪水-水没した図書館も

米国アイオワ州各地で、豪雨のため洪水の被害が発生しています。シダー川が氾濫したことにより、シダーラピッズ公共図書館は2階まで浸水し、ほぼ水没状態となりました。国立チェコスロバキア博物館・図書館(在アイオワ州)も同様の状態です。両館とも2008年6月18日時点では水が引いているようですが、建物にはまだ入れないとのことです。州立図書館が、各地の図書館の状況を集約して発信しています。

このような中、シダー川とともにミシシッピ川の支流をなすアイオワ川の氾濫による被害を受けたアイオワ大学図書館が、洪水からの復旧のためのブックレットを公開するページを開設しています。同館の中央図書館は5センチの浸水にとどまり、資料は大丈夫とのことですが、今後、カビ等の発生が懸念される、としています。

NII、2008年度オープンハウスの講演資料等を公開

国立情報学研究所(NII)が2008年6月5~6日に開催したオープンハウスの講演資料等を公開しています。ワークショップ「次世代の目録所在情報サービスを考える「CiNiiのいま、これから」のプレゼンテーション資料、ディスカッション資料も公開されています。基調講演の「脳科学の社会へのインパクト」および「量子情報社会の可能性を探る」については、近日ストリーミング配信も行う予定とされています。

平成20年度オープンハウス - 国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/openhouse/

ゲーム機やPCを利用した自己学習に関する調査

株式会社NTTレゾナントと慶應義塾大学は共同で、ゲーム機やPCを利用した自己学習に関する調査を実施し、その結果を発表しています。それによると、有効回答者1,063名のうち、ニンテンドーDSを学習に利用している人が20.1%、PC(非ネットワーク接続)を学習に利用している人は10.8%、という結果が出たということです。ニンテンドーDSで人気のあった学習ソフトは語学に関するものでした。その他、eラーニングに関する調査も行っていますが、回答者のうち、eラーニング受講経験があるのは21.5%で、受講経験のある人のうち、学習効果があったと答えた人の割合は8割以上に上ったということです。なお、この調査のレポート等は有料ですが、単純集計は無料で提供されています。

ゲーム機・パソコンを利用した自己学習に関する調査結果

WHO、臨床試験結果の公表の義務化を求めるディスカッション・ペーパーを提示

医学的な臨床試験を行った結果は、それが肯定的なものであれ否定的なものであれ、正確に公表することが倫理的に求められます。しかし実際には、公表されていない臨床試験結果が少なくなく、選択的に公表している場合もあるようです。これを問題視した世界保健機関(WHO)のワーキンググループが、すべての臨床試験結果を公表するよう求めるディスカッションペーパーを出し、意見募集を行っています。

Reporting of Findings of Clinical Trials - WHO
http://www.who.int/ictrp/results/consultation/en/index.html

International Clinical Trials Registry Platform (ICTRP) - WHO
http://www.who.int/ictrp/en/

「ドイツは読む。集合場所は図書館」-大統領後援の図書館キャンペーン

ドイツ図書館協会が、2008年10月に、全国規模での図書館キャンペーン“Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek”(ドイツは読む。集合場所は図書館)を開催すると発表しました。各公共・研究図書館は、図書館の存在をアピールすべく、特別展示、読書キャンペーン、「夜の図書館」などさまざまなイベントを行うとのことです。この種のキャンペーンはドイツでは初めてで、情報/メディア活用能力の育成・継続教育・読書支援など図書館の役割を重視しているケーラー大統領が後援しています。

Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek
http://www.treffpunkt-bibliothek.de/

Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek

慶応義塾、学術情報リポジトリやGoogleブック検索を含めた学内コンテンツ横断検索サービスを提供

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構と三井情報が、慶應義塾内の全ネットワーク上にある学術コンテンツを横断的に検索し、検索結果の多次元分析を可能とする新しい検索サービスシステムを開発したと、6月16日に発表しています。Googleの企業向け検索オプションの「Google検索アプライアンス」をプラットフォームに利用しているそうです。

この検索サービスは、すでに“Keio Information Concierge Service(KICS)”としてウェブサイト上で公開されており、慶応義塾大学学術情報リポジトリ「KOARA」、慶應義塾大学出版会のウェブサイト、Googleブック検索、さらに学内の全コンテンツとの横断検索を実現しているそうです。

また検索結果を年表上に表示する機能や、キャンバス別発信コンテンツ割合も表示できるとのことです。