アーカイブ - 2008年 4月 - car

4月 14日

英語を母語としない人々への図書館サービスの実態(米国)

米国図書館協会(ALA)は、英語を母語としない人々に対する図書館サービスについて全国調査を行い、その結果を報告書として発表しています。

Serving Non-English Speakers in U.S. Public Libraries
http://www.ala.org/ala/olos/nonenglishspeakers/

Study shows libraries work at surpporting other languages
http://ksax.com/article/stories/S391613.shtml?cat=10230

参考:
瀬戸口誠. 米国の公共図書館における成人リテラシー支援プログラムの現状と課題. カレントアウェアネス. (No.290), 2006, 19-20.

4月 11日

奈良先端科学技術大学院大学附属図書館の新しい図書館ポータル

奈良先端科学技術大学院大学附属図書館が、新しい図書館ポータルMyLibraryを公開しています。

MyLibary(個人専用ページ)の機能や、学内外資料(電子ジャーナル・データベース・OPAC)の横断検索、RSSフィード表示のウィジェット等が利用できるようになっています。

電子図書館システムの刷新で利用者個別のニーズに柔軟な対応
─利用者が使いやすいように構成可能なMyLibrary機能の運用開始─
http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/325/

奈良先端科学技術大学院大学附属図書館
http://library.naist.jp/mylibrary/portal

図書館ポータル MyLibrary の公開について

「ポッドキャスト@千葉大図書館」がスタート

千葉大学附属図書館が2008年4月7日、ポッドキャストを利用した情報発信サービス「ポッドキャスト@千葉大図書館」を開始すると発表しました。4月11日現在では、図書館の各閲覧室・コーナーや資料、利用方法を案内するコンテンツが配信されており、これを利用して図書館セルフツアーができると案内されています。館内ではセルフツアー用に、iPodを貸し出すサービスも行われているようです。

ポッドキャスト@千葉大図書館
http://libcast-chibau.seesaa.net/

ポッドキャスト@千葉大図書館 公開! - 千葉大学附属図書館
http://www.ll.chiba-u.ac.jp/~news/modules/news/index.php?page=article&storyid=67

BL、知財に関するeラーニングサービスを無料提供開始

英国図書館(BL)のビジネス・知財センターが、「知財のエッセンスを学べる」eラーニングサービスを無料提供開始しました。特許、著作権、登録意匠、登録商標の各々について、そもそも何か、どのようにすれば効力が発揮するのかなどの説明、デシジョンチャート、事例紹介などで実践的に学べるようになっています。また、理解度テストもついています。

Intellectual property simplified with the help of new British Library e-courses
http://www.bl.uk/news/2008/pressrelease20080410.html

British Library - Intellectual Property Learning
http://bipc-ecourses.bl.uk/

ARL加盟図書館員の給与調査(2007-2008)集計表

北米研究図書館協会(ARL)は毎年、加盟館図書館員の給与調査を行っていますが、最新の調査結果(2007〜08年)の集計表が発表されました。分析はまだついていません。

ARL Annual Salary Survey 2007-08
http://www.arl.org/stats/annualsurveys/salary/arl-annual-salary-survey-2007-08.shtml

参考:
ARL加盟図書館員の給与調査(2006-2007)集計表
http://current.ndl.go.jp/node/5872

北米・欧州・日本のSPARCによるデジタルリポジトリ会議が11月に開催

北米SPARC、SPARC Europe、SPARC Japan(国立情報学研究所(NII))によるデジタルリポジトリ会議2008が、2008年11月17、18日に米国メリーランド州ボルチモアで開催されると発表されています。NIIがSPARC Japanのウェブサイト内で、会議案内・プログラムの和訳を公開しています。新たな展望、大学の出版戦略、付加価値サービスの開発、ポリシーの状況、の4つがテーマとして設定されています。

The SPARC Digital Repositories Meeting 2008 - SPARC
http://www.arl.org/sparc/meetings/ir08/

11月17(月)、18日(火) SPARC Digital Repositories Meeting 2008 - SPARC Japan

OCLC、EZproxy 5.0を発表

OCLCは、リモートアクセス認証ソフトウェアEZproxyの新ヴァージョンEZproxy 5.0を発表しています。

OCLC releases EZproxy 5.0 authentication and access software
http://www.oclc.org/us/en/news/releases/20088.htm

参考:
OCLC、図書館向けリモートアクセス認証ソフトの大手ベンダーを買収
http://current.ndl.go.jp/node/7132

Project Shizukuの研究発表論文、筑波大学の機関リポジトリで公開

利用者がつながる図書館システムを作る試み「Project Shizuku」の研究発表論文が、筑波大学の機関リポジトリ「つくばリポジトリ」で公開されています。

利用者のつながりを創り出すコミュニティ指向型図書館システム / 常川真央, 小野永貴, 安西慧, 矢ヶ部光
http://hdl.handle.net/2241/98548

Shizukuの論文が、つくばリポジトリ上で公開されました - Shizuku 開発ブログ
http://www.shizuku.ac/blog/2008/04/shizuku-1.html

参考:
利用者がつながる図書館システムを作る試み「Project Shizuku」
http://current.ndl.go.jp/node/6307

筑波大学附属図書館プロモーションビデオ「週5図書館生活、どうですか?」THE MOVIE

筑波大学の学生が製作した筑波大学附属図書館のプロモーションビデオ「週5図書館生活、どうですか?」が公開されています。

図書館プロモーションビデオを公開しました - 筑波大学附属図書館
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/news-common.php#20080411

「週5図書館生活、どうですか?」週5図書館生活THE MOVIE
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/w5lib/5days.html

4月 10日

NESLi2をエビデンス・ベースで評価すると?

英国の電子ジャーナル・ナショナルサイト・ライセンス"NESLi2"の価値についてエビデンス・ベースで評価した報告書がJISC-Collectionsで公開されています。

Assessing the value of the NESLi2 deals
http://www.jisc-collections.ac.uk/media/documents/jisc_collections/value_of_nesli_deals_revebase.pdf

DLFが勧告する統合図書館システム標準探索インターフェースへの準拠に大手10社が合意

デジタル図書館連合(DLF)の統合図書館システム(ILS)及び探索システムワーキンググループが2008年2月に策定した、ILS及び探索システムのためのインターフェース標準化に関する勧告に対し、Talis、Ex Libris、OCLCなど図書館システムの大手10社が準拠する旨で合意したと発表されています。この標準インターフェースは、(1) OAI-PMHプロトコルを利用したハーベスティングへの対応、(2) RESTなインターフェースによるリアルタイムでの書誌データ/利用中情報の入手可能性の担保、(3) 固定URLによるリンク可能性の担保、の3点が柱とされており、今後は、DLFの委員会が標準を策定するとともに、各社が新製品にそれを採用していくとのことです。ただし大手の一つ、Innovative Interfaces社は不参加とのことです。

小学生によるブックトーク動画コンテスト(米国)

米国の4出版社がスポンサー、全米各地の5図書館がパートナーとなって、小学校1~6年生の子どもによる全米ブックトーク動画コンテストが行われています。ただしブックトークといっても、子ども1人が1冊の本について2分以内に語るというもので、本の中からの引用は6分の1を超えてはいけない、動画中で個人情報(ラストネーム、住んでいる通りや町の名前など)を出してはいけない、などの制約があります。また本のテーマは「身の毛もよだつ話・興奮する話」「心にふれる話・面白い話」「ヒーロー・ヒロインの話」「事実・流行・現象の話」の4つのうちのいずれかとされています。優勝者には500ドル相当の本が、また優勝者が指定する学校や図書館には1,000ドル相当の本が授与されます。

StoryTubes.info
http://storytubes.com/index.html

Google Book Search等で公開されているパブリックドメインの書籍を印刷・製本して販売する実験プロジェクト

Internet ArchiveやGoogle Book Searchなどで提供されているパブリックドメインの電子書籍について、印刷・製本(ソフトカバー)して販売する実験的プロジェクト“PublicDomainReprints.org”が、米国ボルチモアのプログラマーによって行われています。Internet Archiveから提供されているコレクションの一部と、Google Book Searchが営利目的のコンテンツ利用を禁じているため、このプロジェクトは非営利と謳っています。費用は送料別で4.99~18.99ドル(上限700ページ)で、再投資されるコストは1ドル未満とのことです。現在は両サービスで提供されている200万冊が対象ですが、Universal Libraryの60万冊をテスト中とされています。

政府統計のポータルサイト“e-Stat”が運用を開始(日本)

各府省等の参画のもと、総務省統計局が開発し、独立行政法人統計センターが運用管理を行う政府統計ポータルサイト“e-Stat”が、2008年度から運用を開始しました。

e-Stat 政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/

政府統計共同利用システムの運用を開始 - 総務省
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080331_5.html

中国の深圳図書館、市内に図書館ATM30台以上を設置する計画

中国の深圳図書館が、2007年から開発してきた市内設置用図書館ATMシステム(城市街区24小时自助图书馆系统)の動作デモを一般公開しました。同システムは図書の予約、貸出、返却の機能を有しており、400冊以上の図書を収納できます。予約された図書を本館から運び同システム内に入れ、返却された図書を持って帰るという方法で図書を入れ替えるようです。1台当たりの価格は40万元(約580万円)以下と、新たに小さな図書館や図書室を作るよりもはるかに安く済むとのことで、同館は2008年中に30~50台を生産し、地下鉄の駅、スーパーマーケット、ビルなどの中に設置する計画であるとしています。屋外用のものも開発しているようです。

深圳诞生世界首台自助图书馆系统 - 中华人民共和国文化部
http://www.ccnt.gov.cn/xwzx/whbdfdt/t20080408_53073.htm

4月 9日

Googleのインフラ上でウェブアプリケーションを稼動させるためのツール“ Google App Engine”

Google社が4月7日、同社の所有するインフラ上で、利用者が作成したウェブアプリケーションを動作させることができるようにするためのツール“Google App Engine”のプレビュー版を公開しました。最初の段階では先着1万人だけに利用が限定されていますが、今後拡大していくことが予定されています。Googleの大規模なデータベースシステム“BigTable”など、Google社のインフラを利用できるようになるということで、日本のIT系雑誌・ウェブサイトでも注目を集めています。

Google App Engine
http://appengine.google.com/

Developers, start your engines - Official Google Blog

お気に入りの本・著者についてのラブソング動画コンテスト(米国)

Gale社が、4月13日から始まる全米図書館週間(National Library Week)を記念して、YouTubeを利用した動画ビデオコンテストを行うことを発表しています。同社は昨年度、図書館への愛を表現した動画ビデオコンテストを行い注目を集めました(E661参照)が、今年度のテーマは、本・著者への愛です。本・著者への愛を表現したラブソング動画を5月31日まで募集し、Gale社が選んだ上位5作品に対し、6月9~13日の期間、ウェブサイトを通じて一般の人が投票します。最優秀賞は、米国図書館協会(ALA)アナハイム大会(6月26日~7月2日)で発表され、演者に2,500ドル、演者が選んだ図書館に2,500ドルが授与されます。

新しい学術コミュニケーションモデルとしての“SCOAP3”の意義

高エネルギー物理学分野のコアジャーナルの予約購読にかかっていた費用を転用してオープンアクセス化することを目ざす、研究助成機関・研究図書館によるコンソーシアム“SCOAP3”の意義を論じた論考が、北米研究図書館協会(ARL)の“ARL: A Bimonthly Report” no. 257に掲載されています。このプレプリントが、ARLのウェブサイトで公開されています。

ARL: A Bimonthly Report, no. 257 (April 2008)
http://www.arl.org/resources/pubs/br/br257.shtml

SCOAP3: A New Model for Scholarly Communication
http://www.arl.org/news/pr/scoap3-8apr08.shtml

JISC、BL、DPCによるデジタル保存ワークショップの資料

英国情報システム合同委員会(JISC)、英国図書館(BL)、デジタル保存連合(DPC)による合同ワークショップ“What to preserve? Significant Properties of Digital Objects”の資料が公開されています。各デジタルオブジェクトの重要属性(significant properties)に焦点を当て、各機関のデジタル保存プロジェクトの進捗と課題について報告した発表資料が多く掲載されています。

What to preserve?
Significant Properties of Digital Objects
http://www.dpconline.org/graphics/events/080407workshop.html

April 8th, 2008付けDigitalKoansの記事

京都大学がYouTubeで講義などを公開

京都大学が、同大学進めるオープンコースウェアプロジェクトの一環として、講義内容などの“YouTube”での公開を開始したということです。日本の国公立大学が講義内容を“YouTube”で公開するという取組は、今回が初めてです。

YouTube 京都大学オープンコースウェア
http://jp.youtube.com/KyoDaiOcw

京都大学がYouTubeで講義の動画を配信―「YouTube 京都大学オープンコースウェア」開設 – INTERNET magazine 2.0 2008/4/8付けの記事

京大がYouTubeで講義公開 国立大学で初
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/08/news117.html
- ITmedia News 2008/4/8付けの記事

参考:

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