アーカイブ - 2008年 3月 - car

3月 17日

地方に住む人にも読書の機会をもっと!(中国)

中国新聞出版総署(GAPP)の高官が“China Daily”紙に語ったところによると、都市と地方の文化的格差是正のため、農村部に農家を改築した図書室を、随時配備していく計画だということです。こうした図書室建設のための費用、蔵書購入のための費用は政府が援助します。図書室には少なくとも、1,500冊の書籍、30紙の新聞、100のデジタル音楽・映像資料が備えられる計画だということです。今年の終わりまでに6万の図書室が中国全土で建設予定であると高官は語っており、また、GAPPの計画では2015年までに中国に64万ある村落すべてに設置するということです。

Countryside libraries capture public imagination
- China Daily 2008/3/12付けの記事

Library Journal、図書館界を動かした人、揺るがせた人“Movers and Shakers”2008を発表

米国の図書館関連情報誌、Library Journal誌は毎年、図書館界を動かしたり、揺るがすような取り組みをしている人(“Movers and Shakers”)を選んでいますが、このほど2008年の“Movers and Shakers”が発表されました。50人以上の取り組みがそれぞれ記事として取り上げられ、詳しく紹介されています。今回の“Movers and Shakers”として、ソーシャルブックサイト“LibraryThing”の創立者の1人、 スポールディング(Tim Spalding)も選ばれています。

Movers and Shakers
http://www.libraryjournal.com/toc-archive/2008/20080315.html

E616(No.102)ソーシャルネットワークでつながる愛書家たちの本棚

図書館界 59(6)

『図書館界』59巻6号(通巻339号)March, 2008
http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/kai/v59/cont6.html

《特集・2007年度図書館学セミナー》「多文化社会の図書館サービス」

 志保田 務
 テーマ設定の趣旨

 村岡 和彦
 日本の多文化サービス:現状と課題

 山田 和伸
 大阪市立生野図書館 韓国・朝鮮図書コーナーについて

 明石 浩
 ニューカマーに対する図書館サービス

 金城 馨
 関西沖縄文庫の活動から

 《討議》多文化社会の図書館サービス(司会:村岡和彦)

章 騫
中国における図書館のヒューマン・リソースの分析と人材育成

情報の科学と技術 58(3)

情報の科学と技術
Vol. 58 (2008), No.3
http://www.infosta.or.jp/journal/newjmoku.html

特集 : 「第4回情報プロフェッショナルシンポジウム」の編集にあたって

第4回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO2007)開催報告

特別講演「イノベーション基盤としてのユビキタス」を聴講して(1)
中村 文胤

特別講演「イノベーション基盤としてのユビキタス」を聴講して(2)
臼井 裕一

INFOPRO2007 に参加して
望月 聖子

トーク&トーク:明日のインフォプロをめざして

一般発表概要:各セッション報告

大阪工業大学 知的財産学部における情報検索能力試験への取り組み
都築 泉

3月 14日

中国国家図書館長、全人代で図書館の無料化について提出

中国国家図書館の詹福瑞館長が、第11回全国人民代表大会(全人代)において、公共図書館の無料化、都市部での自宅から半径1.5キロメートル以内の図書館設置、(日本の郡レベルに相当する)県レベルの図書館において年間5万元(約72万円)の資料購入費の確保、図書館の人材強化、これらの図書館標準を定める図書館法の制定などを提出したと報じられています。またこの中で詹館長は、資料購入費がまったくない県レベルの図書館が700あり、中には1970年代以後の資料が存在しない図書館もある、と図書館の窮状を訴えています。

詹福瑞:有700个县图书馆没一分钱购书经费 - 中国国家图书馆
http://www.nlc.gov.cn/GB/channel55/58/200803/14/5609.html

全国人民代表大会
http://www.npc.gov.cn/

参考:

パターン識別型の書籍検索サイト“BookLamp.org”

米国のNovel Projects社はこのほど、書籍の内容をパターン分析し、そのパターンに類似した別の書籍を推薦するという書籍検索ウェブサイト“BookLamp.org”のベータ版を公開しました。

BookLamp.org
http://www.booklamp.org/

ミステリアスな米書籍検索サイト「BookLamp.org」がついにサイトをベータ公開
- hon.jp DayWatch
http://hon.jp/news/1.0/0/1100/

Google Book Searchに挑戦、BnFの電子図書館“Gallica 2 ”

フランス国立図書館(BnF)が構築している電子図書館“Gallica 2”が、BnFが電子化したパブリックドメインの書籍6万タイトルと、約50の出版社が電子化した著作権保護期間中の数千タイトルを提供するというプロジェクトに取り組むことが発表されました。プロジェクトは、2008年3月14日から6日間の予定で開催される“Paris Book Fair”でのデモを経て、すぐにその試験計画が動き始めるということです。BnFは、出版社から提供される著作権保護期間中のタイトルを含む、4万タイトルを至急追加する予定だということです。著作権保護期間中の作品については、“Gallica 2”では文献レコード(目次、表紙画像など)、抄録のみを表示し、“Gallica 2”からオンライン小売業者のウェブサイトへ移動することにより、作品自体へアクセスすることができるということです。

国際子ども図書館、「第1回児童サービス連絡会」の資料を公開

国際子ども図書館が、2007年11月19日に開催した「第1回児童サービス連絡会」の資料を公開しています。同連絡会に出席した都道府県立図書館9館及び国際子ども図書館に対し、事前に行ったアンケート(選書、催物、子ども向けホームページ等)の回答などが掲載されています。

平成19年度児童サービス連絡会-児童サービスの実際と課題-
http://www.kodomo.go.jp/event/evt/bnum/event2008-04.html

Google Book Search、“Book Viewability API”を公開

Google Book Searchはこのほど、“Book Viewability API”を公開しました。これにより、

・ISBN、LCCN、OCLCの識別番号を利用し、Google Book Searchへリンクを張ることができる。
・Google Book Searchがあるタイトルを所有しているかどうか、どのくらいの分量をGoogle Book Searchで読めるかを、知ることができる。
・本の表紙のサムネイル画像へのリンクを生成できる。
・本の情報に関するページへのリンクを生成できる。
・本のプレビュー画面へのリンクを生成できる。

といったことが可能になるそうです。

Google Book Search Book Viewability API
http://code.google.com/apis/books/

「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」(第1回)開催

国の機関における文書の作成、国立公文書館への移管、廃棄についての統一的なルールなどを議論する「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の第1回会合が、2008年3月12日、開催されました。今後議論を重ね、2008年10月までに報告書をまとめる予定だということです。

公文書管理の在り方等に関する有識者会議
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/index.html

3月 13日

SHERPA、JULIETをリニューアル

英国ノッティンガム大学を中心とするリポジトリ・プロジェクトSHERPAが、研究助成団体のオープンアクセスに対するポリシーを調査したデータベースJULIETをリニューアルしています。

JULIET has been upgraded -- now includes Funders' Data and Open Access Journal Policies
http://www.sherpa.ac.uk/news/juliet200803.htm

SHERPA/JULIET - Research funders' open access policies
http://www.sherpa.ac.uk/juliet/

参考:
SHERPAがSPARC Europeの賞を受賞
http://current.ndl.go.jp/node/5778

ニューヨーク公共図書館、10億ドルの変革計画

ニューヨーク公共図書館はこのほど、変化と拡大を続けるニューヨークのニーズに応えるため、5年間で10億ドル(約1,005億円)をかける変革プランを公表しました。この計画には、下記のような要素が含まれているということです。

・フィフス・アヴェニューにある建物を修理し、未来の都会の図書館のモデルとなるような、ニュー ヨーク公共図書館の最重要の貸出・研究図書館にする。
・ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランドに大規模な中心図書館を建設する。
・電子資源を拡大し、図書館コレクションへのアクセスを促進する。
・ブラックストーングループのCEOで共同設立者であるシュワルツマン(Stephen A. Schwarzman)氏からの1億ドルの寄付

New York Public Library Unveils $1 Billion Transformation Plan
http://www.nypl.org/press/releases/?article_id=86

※Schwarzman氏のカタカナ表記と寄付額について修正しました。(2011-06-02)

LACの文化遺産スキャニング・索引化プロジェクト

カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、出版物、レコード、写真、芸術作品、オーディオビジュアル資料といったカナダの歴史を記録している文化遺産の収集・オンラインでの提供という事業に取り組んでいますが、このほど「系図」の記録が優先的に扱われることが決定されました。系図のデジタル化、索引化の作業は、米国の企業であるGeneration Network社と共同で行われるということです。

Scanning and indexing project with Library and Archives Canada
http://www.collectionscanada.gc.ca/whats-new/013-331-e.html

家で眠っている古新聞、募集中(オーストラリア国立図書館)

オーストラリア国立図書館が、同図書館が進めている、国内で発刊されたすべての新聞を収集し、保存しようというプロジェクト“The Australian Newspaper Plan”の一環として、家庭に眠る古新聞の情報を募集しています。特に1800年代後半から1900年代前半に発刊された数紙についての情報提供を呼びかけています。

Wanted: Australia's missing newspapers
http://www.nla.gov.au/pressrel/Wanted_Australias_missing_newspapers_National_medrel.html

The Australian Newspaper Plan
http://www.nla.gov.au/anplan/

参考:
19世紀の新聞の大規模デジタル化計画(オーストラリア)

オックスフォード大、デジタルリポジトリの必要条件を精査するプロジェクト計画を発表

オックスフォード大学はこのほど、大学内で作り出された研究データを蓄積し、管理し、発信し、保管するというデジタルリポジトリに必要な条件(基本となるインフラ、相互運用性も含む)について精査することを目的とするプロジェクト計画を発表しました。

Scoping Digital Repository Services for Research Data Management
http://www.ict.ox.ac.uk/odit/projects/digitalrepository/docs/DigRepoProjectPlan.pdf

3出版団体、学術雑誌出版協定と著作権協定の補遺に関する声明を発表

国際STM出版社協会、米国出版社協会専門・学術出版部会(AAP/PSP)、学会・専門協会出版協会(ALPSP)の3団体が連名で、学術雑誌出版協定と著作権協定の補遺に関する声明を発表しています。刊行物に対し著作者が有する権利についての議論を明確にするため、声明は根拠(evidence)に基づいたものとなっているということです。

STM/PSP/ALPSP Statement on journal publishing agreements and copyright agreement 'addenda'
http://www.stm-assoc.org/home/stmpspalpsp-statement-on-journal-publishing-agreements-and-c.html

参考:

オープン化された教育資源がとるべき方向性とは?

ユネスコ・国際教育計画研究所(International Institute for Education Planning)が音頭をとって繰り広げられていた、オープン化された教育資源(OER: Open Educational Resources)についてのオンライン討論の結果が、報告書“Open Educational Resources: the Way Forward”としてまとめられ、公開されています。この報告書では、デジタル化された教育資源を広く共有することの意義が確認されるとともに、OERを拡大するために優先すべき事項が列挙されています。

OER: the Way Forward
http://oerwiki.iiep-unesco.org/index.php?title=OER:_the_Way_Forward

参考:

Ariadne (54)

Ariadne
Issue 54 January 2008
http://www.ariadne.ac.uk/issue54/

Web 2.0 in U.S. LIS Schools: Are They Missing the Boat?
Noa Aharony

SWORD: Simple Web-service Offering Repository Deposit
Julie Allinson, Sebastien François and Stuart Lewis

Human-powered Search Engines: An Overview and Roundup
Phil Bradley

Ancient Cultures Inside Modern Universes
Edgardo Civallero

D-Lib Magazine 14(1/2)

D-Lib Magazine
January/February 2008 Vol. 14 No. 1/2
http://www.dlib.org/dlib/january08/01contents.html

Interoperability for Searching Learning Object Repositories: The ProLearn Query Language

3月 12日

IFLA Directory 2007-2009

国際図書館連盟(IFLA)が、IFLAの運営組織、コア活動、部会・分科会・ラウンドテーブル、名誉会員・賛助会員などを紹介する“IFLA Directory 2007-2009”をウェブサイトで公開しています。

IFLA Directory 2007-2009
http://www.ifla.org/database/IFLADirectory.pdf

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