アーカイブ - 2008年 3月 18日 - car

歴史資料や文化遺産をデジタル化する意義とは?

2007年3月10日付の“New York Times”紙に、デジタル化される資料/されない資料という振り分けが、将来の世代への歴史的資料や文化遺産の継承において与える影響について、紹介している記事が掲載されています。現時点では、貴重な資料であっても、技術や著作権や資金などの問題で、デジタル化できる資料の量には限りがあり、デジタル化されなかった貴重な資料が、「なかったもの」として将来へ継承されない危険があると指摘しています。例えば米国議会図書館(LC)では、資金の問題から、1億3,200万点ある資料のうち、近い将来デジタル化が見込まれているのはほんの10%に過ぎないとうことです。こうした苦境に対し、LCはGoogleと提携してデジタル化を進めるなど、対処していますが、専門家は事態はそう簡単に打開できないとしています。

MIT図書館、DRMを解除した電子ジャーナルを再契約

マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館は、昨年3月にDRM付きの電子ジャーナルの購読契約をキャンセルしましたが、この度、DRMが解除されたことで、購読契約を再開したと発表しています。

Following Removal of DRM, MIT Resubscribes to SAE Database
http://news-libraries.mit.edu/blog/following-removal/1024/

参考:
MIT図書館、DRMを採用した電子ジャーナルの講読をキャンセル
http://current.ndl.go.jp/node/5614

CAS登録番号をWikipediaに使うことはできるか?

米国化学会(ACS)の一部門であるChemical Abstracts Service(CAS)は、化学物質を特定するためのCAS登録番号(CAS Registry Numbers)をWikipediaに使うことを禁止していましたが、この度、その方針を変更し、CAS登録番号をWikipediaに使うことを許可すると発表しました。

ACS blocks use of industry-standard chemical numbers in Wikipedia
http://www.earlham.edu/~peters/fos/2008/03/acs-blocks-use-of-industry-standard.html