アーカイブ - 2008年 3月 10日 - car

最も引用された論文トップ20を一覧できる“Scopus TopCited”

Elsevier社が、学術情報データベース“Scopus”のデータを利用して、最も引用された論文トップ20を分野別に一覧できるウェブサービス“Scopus TopCited”を立ち上げました。26の分野、および、全分野合計のそれぞれで、過去5年間・4年間・3年間に引用された論文のランキングトップ20について、書誌情報を見られるようになっています。RSSでの配信、第一著者の所属機関をGoogle Mapsで表示する機能などもついています。ただし、当該論文の要約や、当該論文を引用した論文のリストの参照は、購読契約者に限られています。

Scopus TopCited
http://www.topcited.com/

博物館コレクションのウェブ展示用オープンソースソフト“Omeka”、ソースコードを公開

小規模博物館のコレクションを管理し、ウェブ上で展示できるようにするオープンソースソフトウェア“omeka”のソースコードが公開されました。バージョン0.9.0というベータ版の位置付けです。

Download Omeka
http://omeka.org/download/

Omeka
http://current.ndl.go.jp/node/6630
(※画面右下の「Featured Site」から、導入事例を見ることができます。)

参考:
小規模博物館の所蔵品をウェブ上で展示・公開・活用するシステム“omeka”
http://current.ndl.go.jp/node/6630

OAI-OREの仕様・ユーザガイドのアルファ0.2版が公開される

オープンアーカイブイニシアチブが3月2日、オープンアーカイブのオブジェクトの再利用・交換に関するプロトコル“Open Archives Initiative – Object Reuse and Exchange(OAI-ORE)”の仕様およびユーザガイドのアルファ0.2版を公開しました。

ORE Specification and User Guide - Table of Contents
http://www.openarchives.org/ore/0.2/toc

参考:
OAI-OREの仕様アルファ版が公開される
http://current.ndl.go.jp/node/6990

JLA、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画【第二次】(案)」に関する意見を公表

日本図書館協会(JLA)が、文部科学省による「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画【第二次】(案)」への意見募集に送った意見を公表しています。

子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画[第二次](案)に関する意見
http://www.jla.or.jp/kenkai/20080228.pdf

参考:
文部科学省、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画【第二次】(案)」に関する意見募集を実施
http://current.ndl.go.jp/node/7332

eラーニング等のICTを活用した教育に関する調査報告書(2007年度)

メディア教育開発センター(NIME)が、「eラーニング等のICTを活用した教育に関する調査報告書(2007年度)」を公開しています。ICT活用教育の導入状況、効果、課題(著作権許諾処理、個人情報の扱いなど)、教員の教育力向上のためのファカルティ・ディベロップメント(FD)、eラーニング/インターネットを用いた遠隔教育、ラーニング・マネジメント・システム(LMS)など、多岐に渡る調査がなされています。

eラーニング等のICTを活用した
教育に関する調査報告書
(2007年度)
http://www.nime.ac.jp/reports/001/main/eLearning07-jp.pdf

CLIR、ミーティング「21世紀の研究図書館のコア機能」の資料を公開

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が2月27日に開催したミーティング「21世紀の研究図書館のコア機能」のディスカッション用エッセイ8編を公開しました。今後、ディスカッションの記録・まとめなどとともに、正式に刊行する予定とのことです。

Core Functions of the Research Library in the 21st Century
February 27, 2008
http://www.clir.org/activities/registration/08R21.html

March 9th, 2008付けDigitalKoansの記事

英Talis社、英国の総合目録データをOpen Libraryに提供すると発表

英国で総合目録システムを提供しているベンダー、Talis社が、OCA(Open Content Alliance)およびその中核メンバーのInternet Archiveによるデジタル化書籍提供プロジェクト“Open Library”に対し、総合目録データを無償提供すると発表しました。なおこの旨を発表したブログには、「OCLCも追随するかしら?」などと、今後のOCLCの関与をほのめかすような記述もなされています。

Talis Shares Bibliographic Records With The OpenLibrary - will others follow?
http://blogs.talis.com/panlibus/archives/2008/02/talis_shares_bi.php

The Open Library

Blackwell社長、500万ポンドをオックスフォード大学図書館に寄付

英国オックスフォード大学図書館は、英国で最大の大学図書館であり、全体でも英国図書館に次ぐ第2の大きさを誇る同大学のボドリアン(Bodleian)図書館の改築に際し、近隣で長い間取引を行ってきたBlackwell社の社長Julian Blackwell氏から、500万ポンド(約10億円)の寄付を受けたと発表しました。これは英国の大学図書館に対する単一の寄付としては、史上最高額になるそうです。この寄付等をもとに、ボドリアン図書館は同館所蔵の貴重書等を一般公開するそうです。

£5m donation will open the Bodleian Library’s collections
http://www.ouls.ox.ac.uk/news/2008_mar_07

March 08, 2008付けPeter Scott's Library Blogの記事

スコットランド国立図書館、World Book Dayに世界最大の刊行本を展示

スコットランド国立図書館は、山/登山及び極(北極・南極)に関するコレクションを構築していますが、このほど3月6日のWorld Book Dayにちなみ、同コレクションの中から世界最大の刊行本である“Bhutan: a visual odyssey across the last Himalayan kingdom”を展示すると発表しました。

同書は、ブータンの写真などを含むもので、マサチューセッツ工科大学から2004年に出版されました。開いたときのサイズは5×7フィート(約1.52×2.13メートル)、重さは60キロ、サッカー場より長い紙と1ガロンものインクを使って24時間印刷してできあがるというものです。今回の展示期間は1週間ですが、同館は将来、もっと長い期間展示したいと考えているようです。

LCSHに関する事前結合/事後結合方式の是非を論じたレポート

米国議会図書館(LC)の目録政策・支援局(Cataloging Policy and Support Office)が、LC収集・書誌アクセス部長の指示に基づいて米国議会図書館件名標目表(LCSH)に関する事前結合/事後結合方式の是非に関する検討を行い、その成果をレポートとして公表しました。

UKSGとNISOが電子リソースのナレッジベースに関する共同WGを発足

英国逐次刊行物グループ(UKSG)と米国情報標準化機構(NISO)は、リンクリゾルバや電子情報資源管理システム(ERMS)の中核となるナレッジベース(Knowledge Base)の品質向上を目指して、Knowledge Base And Related Tools (KBART) ワーキンググループを立ち上げています。

KBARTワーキンググループは、電子リソースの流通過程に関連する、出版社、図書館、ベンダーから構成され、まずは、OpenURLによるリンキングの成否を決めるナレッジベースの重要性を各関係機関に認識・理解してもらうために、実務ガイドラインの作成やワークショップの開催、関連情報のポータル構築に取り組むとしています。

NISO and UKSG Partner to Tackle Inefficiencies in OpenURL Supply Chain

オーディオテープのデジタル化手順書

欧州連合(EU)の“Culture 2000”プログラムのもとで行われている、「欧州における視聴覚資料保存のための研修(Training for Audiovisual Preservation in Europe:TAPE)」プロジェクトが、先行するガイドライン等をもとに、オーディオテープのデジタル化手順書をまとめ、ウェブサイトで刊行しました。主対象はオープンリールテープとなっていますが、手順のほとんどはオーディオカセットテープにも当てはまるものである、とされています。

Audio Tape Digitisation Workflow
http://www.jazzpoparkisto.net/audio/

TAPE - Training for Audiovisual Preservation in Europe
http://www.tape-online.net/

2008年のParaprofessional(非専門職図書館員) of the Year、選ばれる(米国)

Library Journal誌が、活躍した非専門職図書館員(paraprofessional)を表彰する“Paraprofessional of the Year”の2008年受賞者を発表しました。

受賞したのは米国オレゴン州マルトノマ郡図書館のロスコスキー氏で、1995年から郡内のすべての公共図書館(17館)を渡り歩き、読書相談、レファレンス、利用者教育、チャットレファレンス、マネージャーの代理、ストーリーテリング、新規採用職員のメンタリング、ILL、職員採用、オンラインレファレンスのためのオレゴン州全体の委員会の委員など、図書館の様々な業務をこなしてきたとのことです。同氏は現在30歳で、来年には大学の学位を取得見込みであるとのことですが、図書館情報学の修士号(MLS/MLIS)を取るか否かについてのインタビューには、「今の境遇がとても幸せなので、わからない」と答えています。