アーカイブ - 2008年 10月 - car

10月 14日

文化審議会著作権分科会の2小委員会、意見募集を実施

文化庁の文化審議会著作権分科会の法制問題小委員会、過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会がそれぞれ、中間まとめ・中間整理への意見募集を実施しています。いずれも〆切は、2008年11月10日となっています。

文化庁 | 文化審議会著作権分科会「法制問題小委員会平成20年度・中間まとめ」に関する意見募集の実施について
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2008/chosakuken_hosei_ikenboshu.html

文化審議会著作権分科会法制問題小委員会平成20年度・中間まとめ
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/bunkakai/26/pdf/shiryo_03_1.pdf

「オープンアクセスの日」にオープンアクセスについてブログで書くコンテスト

2008年10月14日はオープンアクセスの日(Open Access Day)です。Open Access Dayの運営に参加しているPLoS(Public Library of Science)が、この10月14日に、オープンアクセスに関してブログに書くよう、人々に呼びかけています。書くべき主要な内容として、以下の4点が挙げられています。

・オープンアクセスがあなたにとって重要である理由
・どのようにしてオープンアクセスを知ったのか?
・学術・医学研究が(世界のために)オープンアクセスであるべき理由
・あなたがオープンアクセスを支えるために行っていること、そして他の人ができること

エチオピアでロバ図書館をスタートさせた男性、CNNが選ぶ“Top Hero”にノミネート

米国CNNが選ぶ、2008年の“Top Hero”に、エチオピア出身のYohannes Gebregeorgis氏がノミネートされているということです。彼はエチオピアから米国へ政治亡命し、米国市民としてサンフランシスコ公共図書館で児童サービス担当の司書として働いていたものの、母国の子ども達の読書環境の不備を改善するため、エチオピアに戻り活動(ロバのブックモービル、英語とエチオピアの言葉の両方で読める児童書の刊行など)しています。

CNN’s Top Hero of the Year Includes Children’s Librarian
- School Library Journal 2008/10/10付けの記事
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6604432.html

参考:

東北大学の学生グループ、公共図書館のない福島県桑折町に「カフェ図書」をオープン

東北大学の学生グループ「仙台都市デザイン研究会」がこのほど、公共図書館がない福島県桑折町の蚕糸工場跡地に、カフェと図書館が融合した施設「カフェ図書plat」をオープンさせました。その詳細を河北新報紙が報じています。

カフェ図書plat(福島県桑折町):おいしいコーヒーと紅茶を桑折町で
http://cafe-tosho.net/

2008年10月9日付け河北新報の記事
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081009t63028.htm

ちなみに、この「カフェ図書」も含む、桑折町の地域活性化事業「街道を活かした桑折のまちづくり実践調査~歩いて楽しむために~」は、内閣官房地域活性化統合本部による2008年度の「地域の元気再生事業」の助成を得ています。

「地方の元気再生事業」選定結果

arXivの収録論文数が50万件を突破

物理学を中心としたプレプリントサーバ"arXiv"の収録論文数が、50万件を突破したと、現在"arXiv"を運営しているコーネル大学図書館(Cornell University Library)が発表しています。

Online Scientific Repository Hits Milestone
With 500,000 Articles, arXiv Established as Vital Library Resource
http://communications.library.cornell.edu/com/news/PressReleases/arXiv-milestone.cfm

The global-village pioneers
http://physicsworld.com/cws/article/print/35983

第2回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表

社団法人全国出版協会が、第2回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」を発表しています。

「朝の読書大賞」は川井村立川井小学校(岩手県下閉伊郡)、石垣市立石垣中学校(沖縄県石垣市)、高知県立安芸中・高等学校(高知県安芸市)の3校が、「文字・活字文化推進大賞」は、家族で同じ本を読む「家読(うちどく)」を推進した佐賀県伊万里市が受賞しています。

第2回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」発表
http://www.ajpea.or.jp/ajpea/takahashi/prize2008.html

石垣中に「朝の読書大賞」 全国出版協会 - 八重山毎日新聞
http://www.y-mainichi.co.jp/news/12066/
全国「朝の読書大賞」 石垣中に栄冠 - 琉球新報

英ウェールズ地方の図書館、盗難被害に悩む

Western Mail紙の調べによると英国ウェールズ地方の図書館では、この2年間で、10万冊の本が盗難に遭い、60万ポンド(約1億円)の損害が出ていることが、明らかになりました。盗難被害に遭っている資料には、『ハリー・ポッター』シリーズなど、人気のある児童書、健康に関する資料、小説などが含まれているということです。ウェールズ民族党の南ウェールズの会計主任は、被害額が大きく、インターネットの導入など図書館の他のサービスにかかる費用にも影響を及ぼしかねないとして、図書館に、蔵書を守るための行動を起こすこと、資料の返却を促進するため延滞料を免除すること、を要請しています。また地方政府が、図書館の盗難被害について詳しい情報を収集していないことを問題視しています。

10月 10日

北海道大学はイグ・ノーベル賞関連論文を機関リポジトリで公開

北海道大学附属図書館は、同大学の中垣俊之准教授が、粘菌に迷路を解く能力があることを発見した功績で2008年のイグ・ノーベル賞認知科学賞を受賞したことを記念して、同大学の機関リポジトリHUSCAPに収録している中垣准教授の論文を紹介する特集を展開しています。

電子科学研究所の中垣准教授がイグ・ノーベル賞を受賞しました
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/feature/nakagaki_ja.jsp

The 2008 Ig Nobel Prize Winners
http://improbable.com/ig/ig-pastwinners.html

N.Y.Times紙日曜版の連載記事『読書の将来』、第2回は「テレビゲームと読書」

米国のNew York Times紙日曜版が2008年7月28日から始めた連載記事『読書の将来』の第2回が10月5日号に掲載されました。今回のテーマは「読者を釣るおとりとしてのテレビゲーム」で、学校や図書館とテレビゲームの関わり、特に図書館でのゲーム大会についての現状と、それへの賛否両論、子どもの反応などを紹介しています。

The Future of Reading - Using Video Games as Bait to Hook Readers - Series - NYTimes.com
http://www.nytimes.com/2008/10/06/books/06games.html

October 6, 2008付けLISNewsの記事

ムスリム図書館司書・情報科学者国際会議、13年ぶりに開催

1982年に米国で第1回が開催されたムスリム図書館司書・情報科学者国際会議(wCOMLIS)の第5回が、2008年11月25~27日に、マレーシアで開催されます。この会議は宗教を基盤にしたものではなく、主に、イスラムに関する情報をどのように取り扱うかが話し合われるというもので、開催されるのは実に13年ぶりとのことです。テーマは「知識の強化と情報リソースの豊潤化」で、とりわけ、イスラムに関する情報リソースには自由にアクセスできないという西洋社会からの「烙印」を取り払うべく、適切な書誌ツール、書誌コントロール、分類、主題付与、データベース構築、情報共有などの必要性について議論されるようです。

wCOMLIS
http://www.wcomlis.org/Home.html

October 6, 2008付けLISNewsの記事

情報・システム研究機構シンポジウム「情報とシステム2008」

大学共同利用法人 情報・システム研究機構が2008年11月5日、東京で、シンポジウム「情報とシステム2008 社会のイノベーションを誘発する情報システム」を開催します。長尾真国立国会図書館長の特別講演をはじめとする各種講演のほか、「人文・社会科学」「データ中心科学」に関するポスターセッション、「データ中心科学とその社会実装 社会の情報循環を支える横断的方法論」と題するディスカッションなども行われます。

情報とシステム2008
http://www.rois.ac.jp/sympo/2008/index.html

ニューヨーク市の学校図書館を米大人気女優がサポート

世界的な人気を誇る米国の女優、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)氏とケネディ大統領の長女、キャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)氏が、公立学校の支援金集めのためにさまざまな品物を販売するチャリティー、“Shop for Public Schools”プログラムに参加しました。このプログラムの売り上げの一部は、ニューヨーク市の公立学校図書館のために、寄付されます。公立学校のための基金を集めている非営利組織“Fund for Public School”の副議長を務めるケネディ氏は「今日の世界にとって、教育ほど重要なものはあまりありません。

マイクロソフト社、機関リポジトリ構築ソフトを公開

マイクロソフト社の基礎研究部門のMicrosoft Research(MSR)が、機関リポジトリ構築ソフト“Research-Output Repository Platform”のベータ1版を公開しました。研究者、論文、講義の記録、研究のワークフロー、研究データの管理機能、OAI-PMHプロトコル、RSS、Atomによるデータ発信、SWORD、AtomPub、OAI-OREプロトコルによるデータ交換、BibTeX形式による書誌のダウンロード機能などに対応しているそうです。

Research-Output Repository Platform (Beta 1)
http://research.microsoft.com/research/downloads/Details/48e60ac1-a95a-4163-a23d-28a914007743/Details.aspx

京都大学、益川敏英名誉教授のノーベル賞受賞論文を機関リポジトリで公開

京都大学図書館機構が、2008年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都産業大学教授(京都大学名誉教授)の受賞研究論文(同じく受賞者の小林誠高エネルギー加速器研究機構名誉教授との共著)を、機関リポジトリで公開しています。

CP-Violation in the Renormalizable Theory of Weak Interaction
http://hdl.handle.net/2433/66179

京都大学図書館機構 - 益川敏英京都大学名誉教授のノーベル物理学賞受賞論文を公開しました
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=363

参考:
京都産業大学、益川敏英教授のノーベル賞受賞論文をウェブサイトで公開

BLの図書館員は電子書籍リーダーをどう見る?

英国放送協会(BBC)のニュースウェブサイトで、リポーターが電子書籍リーダーを持って英国図書館(BL)を訪れ、図書館員たちに意見を求める、という内容のニュース動画が配信されています。BLの図書館員たちは、電子書籍リーダーを実際に手に取りながら、使い心地や、その可能性について、コメントしています。

E-books put to the test
- BBC NEWS 2008/10/7
http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/7656513.stm

E-books put to the test
- LISNews 2008/10/9付けの記事
http://lisnews.org/e_books_put_test

10月 9日

IT安心会議、「インターネット上の違法・有害情報に関する集中対策」の進捗状況を発表

IT安心会議(インターネット上における違法・有害情報等に関する関係省庁連絡会議)が2008年7月1日、2007年10月15日に取りまとめた「インターネット上の違法・有害情報に関する集中対策」の進捗状況と、今後の対策について発表しています。

「インターネット上の違法・有害情報に関する集中対策」の進捗状況
http://www.it-anshin.go.jp/images/fu080701.pdf

参考:
E735 - ネット上の違法・有害情報への対策,集中的な検討が続く(日本)
http://current.ndl.go.jp/e735

文部科学省、Yahoo! Japanにもチャンネルを開設

文部科学省が、YouTubeに続きYahoo! Japanにも動画・写真を公開する公式チャンネル「MEXTch」を開設しています。

文部科学省チャンネル「MEXTch」
http://mext.channel.yahoo.co.jp/

参考:
文部科学省、YouTubeに「文部科学省チャンネル」を開設
http://current.ndl.go.jp/node/8510

年長の大学図書館ライブラリアンに対する意識調査(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が、英国の高等教育/継続教育機関の図書館で部長、ディレクター、マネージャーなど管理職に就いていたり「シニア」の肩書きを有していたりする年長のライブラリアンを対象とした意識調査を行い、その結果を発表しています。これは毎年行っているもので、将来の方向性・課題、コンテンツとライセンスの問題、デジタル化の問題、JISC Collectionへの満足度、コミュニケーションに関する問題(JISCの活動について、マーケティングについて、SNSやクラウドコンピューティングについて、等)などを尋ねています。

資金難のため図書館長をレイオフ(米国)

数多あるカーネギー図書館の中でも、カーネギーが建設費だけでなく運営費まで寄付した4館のうちの1館、ホームステッド・カーネギー図書館(ペンシルベニア州)が、このほど財政難のため、図書館長をレイオフするという措置を取るという事態に陥りました。また同時に、同館に併設されている音楽ホールと室内プールつきフィットネスクラブを管理する事務局長もレイオフされました。

同館はカーネギーの経営する製鉄工場が立地していた地域にあり、カーネギーは同館の建設費だけでなく、運営費まで助成してきました。カーネギー死後も、その工場を継承したU.S. Steel社が運営費を助成してきましたが、工場を閉鎖した1988年以後、同館はコミュニティが運営することになりました。これ以後、徐々に財政難に陥り、ついにこのような事態となったとのことです。

「ラテン系米国人・スペイン語話者に図書館情報サービスを推進する全国協会」、全国会議を開催

2010年には米国在住のラテン系の人々の数が4,700万人に達すると目されている中、米国図書館協会(ALA)の支部に位置付けられている「ラテン系米国人・スペイン語話者に図書館情報サービスを推進する全国協会(REFORMA)」が、8年ぶり、3回目となる全国大会を2008年9月19~21日にテキサス州エルパソ市で開催しました。

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