アーカイブ - 2008年 10月 - car

10月 20日

ニュージーランド国立図書館、10月に国内ウェブサイトの一括収集を実施

ニュージーランド国立図書館が、2008年10月に国内のウェブサイト(.nzドメインおよび調査した結果国内で運用されていると判明した200程度のウェブサイト)、推計1億URLを、画像、動画等も含めて一括でハーベスティングすると発表しています。すでに、10月1~4日にかけてテストを、また7~24日にかけて収集を行っているとのことです。その後、品質確認とテストを行い、11月7日まで追加でクロールを行うとしています。

New Zealand Web Harvest 2008
The National Library is harvesting a copy of the New Zealand internet. The harvest will take place during October 2008.

ニュージーランド国立図書館、国内のライブラリアンを対象とした同館サービスの満足度調査結果を公表

ニュージーランド国立図書館が、国内のライブラリアンを対象とした、同館のサービス・ウェブサイト等に対する利用者満足度調査の結果を公表しています。ライブラリアンの回答は、マネージャー、カタロガー、レファレンスライブラリアン、ILLライブラリアンの4職種ごとに集計されており、それぞれの職種による満足度、および、当該サービスの重要度の認識の相違がわかるようになっています。

Te Puna Customer Satisfaction Survey Results - National Library of New Zealand
http://www.natlib.govt.nz/catalogues/library-documents/te-puna-customer-satisfaction-survey-results

ARL、管理職者向け「eサイエンスの要点」説明資料を作成・公開

北米研究図書館協会(ARL)が、参加館の館長、ディレクターなど管理職者向けに、eサイエンス、サイバーインフラストラクチャなどの要点を説明する資料を作成・公開しています。

E-SCIENCE TALKING POINTS FOR ARL DEANS AND DIRECTORS
http://www.arl.org/bm~doc/e-science-talking-points.pdf

October 19th, 2008付けDigitalKoansの記事
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2008/10/19/e-science-talking-points-for-arl-deans-and-directors/

参考:
E701 - 「サイバースカラシップ」のためのインフラ構築に向けて

オープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト"XC"、2009年7月までにソフトウェア公開予定と発表

米国ロチェスター大学が進めている、オープンソースの次世代OPAC開発プロジェクト"eXtensible Catalog (XC) Project"が、独立したウェブサイトを新規に立ち上げました。あわせて、2009年7月までにソフトウェアを公開予定と発表しています。

About XC | The eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/

October 17, 2008付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2008/10/extensible-catalog-project.html

参考:
ロチェスター大学の次世代目録プロジェクト“XC”第1フェーズの最終報告書
http://current.ndl.go.jp/node/6840

OAI-OREの仕様・ユーザガイド、正式版がリリース

オープンアーカイブのオブジェクトの再利用・交換に関するプロトコル“Open Archives Initiative – Object Reuse and Exchange(OAI-ORE)”の仕様およびユーザガイドの正式版(製品版)が、2008年10月17日に公開されました。

ORE Specifications and User Guides - Table of Contents
http://www.openarchives.org/ore/1.0/toc

FOR IMMEDIATE RELEASE: Open Archives Initiative Announces Production Release of Object Reuse and Exchange Specifications

LibraryThingが目録を作成した書籍数がLCの蔵書数を上回る

読書好きの人のためのコミュニティサイトLibraryThingが目録を作成した書籍数が32,287,447冊となり、米国図書館協会(ALA)が発表している米国議会図書館(LC)の蔵書数32,124,001冊を上回ったということです。

Bigger than the Library of Congress
- LibraryThing Blog 2008/10/17付けの記事
http://www.librarything.com/blog/2008/10/bigger-than-library-of-congress.php

IFLAのFRANARワーキンググループ、国際標準典拠データ番号(ISADN)の「見送り」を勧告

国際図書館連盟(IFLA)の書誌コントロール部会に属している「典拠レコードの機能要件と典拠番号(Functional Requirements and Numbering of Authority Records: FRANAR)ワーキンググループ」がこのほど、これまで検討を続けてきた国際標準典拠データ番号(International Standard Authority Data Number: ISADN)の実現可能性に関するレポートを発表し、「現状ではIFLAとしてISADNのアイデアを追求すべきではない」とISADNの見送りを勧告しました。あわせて、他の主体による関連の試みである、

・ISO/CD 27729 「国際標準名称識別子(ISNI)」
・米国、ドイツ、フランスの国立図書館やOCLCによる「ヴァーチャル国際典拠ファイル(VIAF)」

文科省、「教育の情報化に関する手引」作成検討会を設置

学習指導要領の改訂に伴ない、情報教育や教育の情報化を一層充実するため、文部科学省は「教育の情報化に関する手引」作成検討会を設置しました。2002年に作成された「情報教育の実践と学校の情報化―新『情報教育に関する手引』―」の内容を大幅に見直し、新たな手引をとりまとめるということです。第1回の検討会は本日(2008年10月20日)開催されます。

「教育の情報化に関する手引」作成検討会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/index.htm

「教育の情報化に関する手引」作成検討会の設置及び検討会(第1回)の開催について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/kaisai/08101521.htm

参考:

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」施行に向けてパブコメ受付中

2008年6月18日に公布された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(平成20年法律第79号)の施行に向け、総務省が「清祥年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律施行令(案)」を作成しています。2008年11月16日まで、この案に対するパブリックコメントを受け付けています。

青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律施行令(案)に対する意見募集
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081017_8.html

参考:
E806 - 青少年の安全なネット利用環境整備などに関する法律が成立
http://current.ndl.go.jp/e806

ゲイツ財団、ラトビアの公共図書館発展についてのドキュメンタリー映像を撮影中

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が、ラトビアの公共図書館を訪れ、最近の公共図書館の発展状況、とりわけ新しい技術を用いて人々の生活の改善に役立っていることを紹介するドキュメンタリー映像を撮影していると報じられています。これはラトビア語で「3番目の息子(Trešais tēva dēls;3td)」という名のプロジェクトで、昔話によく出てくる、3人兄弟のうちの最も賢い3番目の息子になぞらえて、公共図書館の役割をアピールするというものです。また同時に、同財団はラトビアの874公共図書館に、無料のブロードバンド・無線インターネットアクセス環境を保証しています。

これは欧州における同種のプログラムのパイロットと位置付けられており、この映像を各国の図書館、図書館関係者に提供し、参考にしてもらおうという主旨のようです。

Zotero、Thomson Reuters社に提訴される

文献管理ソフト"EndNote"を販売しているトムソン・ロイター(Thomson Reuters)社が、ブラウザ"Firefox"にプラグインして無料で使うことのできる文献管理ソフト"Zotero"を開発・提供しているジョージ・メイソン大学(George Mason University)を提訴しました。

現在ベータ版として公開されているZotero 1.5で、EndNoteのファイル形式のデータをZoteroのファイル形式のデータに変換することができるようにしたことが、EndNoteのライセンス契約に違反しており、このことによって1000万ドル(約10億円)の損害を被ったとして、この機能の提供差し止めを求めています。

Maker of EndNote Citation Software Sues George Mason U.

「オープンアクセスの日」にオープンアクセスについてブログで書くコンテストの優勝者発表

10月14日に開催された「オープンアクセスの日」にオープンアクセスについてブログで書くコンテストの、優勝者が発表されています。

優勝は2人で、人類学者であった父親との思い出や自身の病気体験を元にオープンアクセスについて綴ったウィスコンシン大学の図書館員による記事と、オープンアクセスの詩を創作したミネソタ大学の生物学的人類学者に贈られました。

Drum roll please - and the winner of the blogging competition is…?
http://openaccessday.org/2008/10/15/drum-roll-please-and-the-winner-of-the-blogging-competition-is/

参考:
「オープンアクセスの日」にオープンアクセスについてブログで書くコンテスト

ミシガン大学図書館、館が製作し著作権を所有している資料にクリエイティブ・コモンズのライセンスを適用

米国ミシガン大学図書館が、同館が製作し著作権を有している資料について、クリエイティブ・コモンズの「表示-非営利」ライセンスを適用すると発表しています。

UM Library: MLibrary and Creative Commons Licenses
http://www.lib.umich.edu/creativecommons/

U of Michigan Library Adopts CC Licenses - Creative Commons
http://creativecommons.org/weblog/entry/10109

October 17, 2008付けPeter Scott's Library Blogの記事

10月 17日

日本財団が「日本に関する英文図書100冊」を海外に寄贈する事業を開始

日本財団(The Nippon Foundation)が、海外のオピニオン・リーダーや知識層(非日本専門家)の現代日本の実情理解促進を目的に、日本に関する英文図書を100冊厳選し、海外の団体や個人に寄贈する事業を開始しています。

現代日本理解促進のための図書寄贈事業~私たちが薦める100冊プロジェクト~
http://www.nippon-foundation.or.jp/inter/tosho.html

日本財団カタログ刊行 「日本の書籍100冊」紹介 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080927/acd0809270749003-n1.htm

医中誌パーソナルWebのお試しキャンペーン実施中

医学中央雑誌刊行会が提供する国内医学論文データベース「医中誌Web」の個人版「医中誌パーソナルWeb」が10月の1か月限定で月額基本料金無料キャンペーンを実施しています。

【医中誌パーソナルWebとは】【10月限定】無料お試しキャンペーン - 医学中央雑誌刊行会
https://www.so-net.ne.jp/medipro/touroku/jamas/howto.html

国内医学論文検索サービス 「医中誌パーソナルWeb」、「8時間コース月額基本料金無料キャンペーン」を10月1日より開始
http://japan.internet.com/release/4156.html

共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”について事務局長が語る

シカゴ大学など12大学によるコンソーシアム“Committee on Institutional Cooperation(CIC)”、カリフォルニアデジタル図書館(CDL)およびカリフォルニア大学の10大学図書館による図書館システムなど、合計 25の研究図書館は2008年10月13日、各図書館のデジタルコレクションを一堂に集めた共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”を立ち上げる と発表しました。このほど“HathiTrust”の事務局長(Executive Director)を勤めるミシガン大学図書館の司書、ウィルキン(John Wilkin)氏にLibrary Journal誌が取材を行っています。今回のプロジェクトに至るまでの経緯について、HathiTrustとGoogleはどの点でその取組みが一致し、また異なっているのかについて、技術開発について、著作権問題について、プロジェクトを持続可能とするための資金について、などの質問にウィルキン氏が答えています。

The LJ Academic Newswire Newsmaker Interview: John Wilkin, Michigan Associate University Librarian and Executive Director of HathiTrust

Googleブック検索に参加する出版社が2万社、1年で2倍に

英国のロイター通信が伝えるところによると、Googleブック検索に参加し、書籍のスキャニングを行っている出版社は2万社にのぼり、1年間で2倍の伸びを示したということです。ロイター通信の取材に答えたGoogleの関係者によると、Google Book Searchは100言語で100万冊以上の書籍を提供するという壮大な目標に向かって、今後も意欲的に活動を展開していくということです。またこの関係者によると、現在のところGoogleにはKindleのような電子書籍リーダーを開発する計画はないということです。

BOOKFAIR-INTERVIEW-Google doubles book-scan publisher partners
- REUTERS UK 2008/10/15付けの記事

映画”Hollywood Librarian”のDVDが発売開始

図書館、図書館員を題材にした米国の映画”Hollywood Librarian”のDVDが発売されています。現在のところ米国とカナダからの注文のみを受け付けていますが、間もなくそれ以外の国からも買うことができるようになるということです。

Hollywood Librarian
http://www.hollywoodlibrarian.com/index.html

参考:
映画“Hollywood Librarian”,全米禁書週間に併せて公開
http://current.ndl.go.jp/node/6384

NII、Open Access Day 特別セミナー「日本における最適なオープンアクセスとは何か?」の講演資料を公開

国立情報学研究所(NII)が2008年10月14日に開催した、Open Access Day 特別セミナー「日本における最適なオープンアクセスとは何か?」の講演資料が、公開されています。

SPARC Japan セミナー【Open Access Day 特別セミナー】
「日本における最適なオープンアクセスとは何か?」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20081014.html

10月 16日

慶應義塾図書館、LibQUAL+による利用者アンケートを実施

慶應義塾図書館(慶應義塾大学メディアセンター)が、図書館サービス品質評価のための利用者調査アンケート"LibQUAL+(R)(ライブカル)"を実施しています。

LibQUAL+(R)は、北米研究図書館協会(ARL)が開発した、図書館サービスの品質評価のためのウェブアンケートで、世界中の大学図書館が参加しています。2008年は、日本から慶應大のほか大阪大学、金沢大学が参加しています。

図書館のサービスを評価してください!(ご協力のお願い)
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/news/#news_20081006_173504

LibQUAL+ 調査にご参加いただける皆様へ - 調査に関するQ&A
http://project.lib.keio.ac.jp/libqual/

LibQUAL+TM Participants

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