アーカイブ - 2008年 10月 - car

10月 22日

文化庁、著作物の意思表示システムに関する調査報告書を刊行

文化庁が、2007年度に実施した「著作物等のネットワーク流通を推進するための意思表示システムの構築に関する調査研究」の報告書を刊行、公表しています。

この報告書では、自由利用マーク、クリエイティブ・コモンズなど既存の意思表示システムの分析、オープンコースウェアや初等中等教育の取り組みにおける意思表示の実態などの調査をもとに、望ましい意思表示システムの構築方針とマークの類型、留意点、普及に向けた課題などが提示されています。

平成19年度著作物等のネットワーク流通を推進するための意思表示システムの構築に関する調査研究会報告書(平成20年3月)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/pdf/ishihyoji_20_03.pdf

参考:
文化庁、著作物等の保護と利用円滑化、著作権制度の改善等に関する調査研究報告書3冊を刊行

JISC、情報の「パーソナライゼーション」の活用に関するレポートを刊行

英国情報システム合同委員会(JISC)が、情報環境における「パーソナライゼーション(personalisation)」についての調査報告書を公表しています。パーソナライゼーションの概要と実態、概念・ニーズ・利点、アーキテクチャ、プライバシーに関する議論の論点と学生・教職員の認識、今後考えられる活用シナリオ、活用のためにすべきことなど、広範な角度から、今後のパーソナライゼーションの方向性について分析しています。

Developing personalisation for the Information Environment : JISC
http://www.jisc.ac.uk/Home/publications/publications/personalisationfinalreport.aspx

NII、学術機関リポジトリポータル"JAIRO"を試験公開

国立情報学研究所(NII)が、日本の学術機関リポジトリに蓄積された学術情報(学術雑誌論文、学位論文、研究紀要、研究報告書等)を横断的に検索できる、学術機関リポジトリポータル"JAIRO"を試験公開しています。JuNii+(試験公開版)の後継サービスとのことです。

10月現在、JAIROで84機関リポジトリ、約54万件のコンテンツが検索可能になっています。

学術機関リポジトリポータルJAIROを試験公開しました
http://www.nii.ac.jp/irp/2008/10/jairo.html

JAIRO: Japanese Institutional Repositories Online
http://jairo.nii.ac.jp/

参考:
NII、機関リポジトリポータル“JuNii+”を試験公開

ALA、機関誌“American Libraries”をオープンアクセス化

2008年10月14日の「オープンアクセスの日」を機に、米国図書館協会(ALA)が刊行している月刊の機関誌“American Libraries”が、2003年1月号からのすべての記事をオープンアクセス化すると発表しています。さしあたっては、ebrary社のウェブサイトで、同社のプラグインをインストールして見ることになりますが、2009年1月からはHTML版が公開されます。

またあわせて、会員限定で配信していたメールマガジン“American Libraries Direct”も、希望するすべての人が配信登録できるようになりました。

ALA | American Libraries lifts access restrictions

山口県立山口図書館、「この人におすすめ!私の読んだベスト3」を募集する企画を実施

山口県立山口図書館が、利用者数1500万人突破を記念して、県民から「この人におすすめ!私の読んだベスト3」を募集する企画を実施しています。

【募集】この人におすすめ!私の読んだベスト3 - 山口県立山口図書館
http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/usr/event/osusumebest3_2008.htm

「この人におすすめ!私の読んだベスト3」投稿紹介
http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/usr/event/mojikatsuji_osusumebest3_keiji.htm

金融不安下、人々はどんな本を読んでいる?(米国)

ロイター通信は、金融不安が広がる米国では、そうした社会情勢を反映して、売れ筋の本にも変化が表れていると伝えています。米の大手書店Borders Group社やAmazon社の関係者がロイター通信の取材に答えたところによると、過去の金融危機について書かれた本など米国社会の行く末を考えるヒントになるような本、推理小説など気晴らしになる本、料理本など節約につながる本、といったものが、ここ最近ではよく売れるようになったということです。

Cooking to thrillers: a crisis inspires book trends
- REUTERS 2008/10/20付けの記事
http://www.reuters.com/article/marketsNews/idUSN1641471120081020

国立国会図書館関西館で「ノーベル賞をうみだした原典」を展示

南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏の2008年ノーベル物理学賞受賞、下村脩氏の同化学賞受賞を記念して、国立国会図書館関西館では各氏の博士論文や、ノーベル賞の受賞論文の原典を総合閲覧室にて展示しています。

ノーベル賞をうみだした原典
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/exhibition/exhibition_top.html#nobel_prize

国立国会図書館関西館へのアクセス
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/visit_info/route.html

10月 21日

大阪府内の公共図書館における商用データベース導入状況

大阪府立中之島図書館が2008年8月に実施した、同府内の公共図書館における商用データベース導入状況の調査結果を公表しています。

大阪府内公共図書館商用データベース導入状況一覧≪データベース別導入館一覧≫
http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/busi/oldb_list_200808_01.html

「エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館」が開館

大阪社会運動協会の資料室だった大阪社会運動資料センターが、2008年7月で廃止された大阪府労働情報総合プラザの蔵書を加え、労働に関する資料・情報を提供する専門図書館「エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館」と名称を変え、2008年10月21日、新たに開館しました。

エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館
http://shaunkyo.jp/
(同、ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/l-library/

参考:
大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)、設立趣意書等を発表
http://current.ndl.go.jp/node/8453
大阪府労働総合情報プラザ、廃止が決定
http://current.ndl.go.jp/node/8376

家族構成によるコンピュータ利用率・携帯電話所持率の違いに関する調査(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectはこのほど、米国の成人2,252名を対象に、家族構成とデジタル機器の利用状況、家族内のコミュニケーション、家族の社会活動などを調査した結果を公表しました。携帯電話の所有率やインターネットの利用率は、家族構成が「伝統的な核家族(夫婦+子ども)」と回答した人が最も高いこと、携帯電話やインターネットといった新しいテクノロジーにより家族(とりわけ忙しい家族や遠距離にいる家族)が昔よりも近づけるようになってきていると見なされていること、総じてインターネットのためにテレビを見る時間が減少していること、などが結果として報告されています。

Pew Internet: Networked Families

国立国会図書館開館60周年記念シンポジウム「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」

国立国会図書館(NDL)は、11月19日に、開館60周年記念シンポジウム「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」を開催します。

開館60周年記念シンポジウム
「知識はわれらを豊かにする-国立国会図書館が果たす新しい役割-」
http://www.ndl.go.jp/jp/service/event/60th_sympo.html

LC、自館のデジタル資源を用いた小・中・高の教員の専門性開発カリキュラム策定に着手

米国議会図書館(LC)が2008年10月17日、小学校・中学校・高等学校教員の専門性開発のためのカリキュラムを策定するべく、全米から15名の教員・専門家を招請して諮問委員会“National Curriculum Review Panel”を設置したと発表しました。このカリキュラムは、LCが提供する幅広く、組織化されたデジタル形態の1次情報資源を、学習指導のリソースとして有益であると理解してもらうとともに、基本的な問いに根ざした学習経験の創出に役立ててもらうことを目指すものだとされており、諮問委員会の検討を受け2009年6月に、オンラインモジュールと共に公開される予定となっています。

Educators Selected for National Curriculum Review Panel
http://www.loc.gov/today/pr/2008/08-187.html

ARROWプロジェクト2008会議「リポジトリの日」のプレゼン資料(オーストラリア)

オーストラリアの機関リポジトリ研究プロジェクト“ARROW(Australian Research Repositories Online to the World)”が、2008年10月14~15日に開催した会議「リポジトリの日(Repository Day)」のプレゼン資料を公開しています。

ARROW Events 2008 Program
http://arrow.edu.au/news/event2008program.php

Australian Research Repositories Online to the World
http://arrow.edu.au/

October 20th, 2008付けDigitalKoansの記事

日本文藝家協会、出版社に対し書籍検索における内容表示に慎重な対応求める

Amazon社やGoogle社では、出版社と提携し、書籍検索の際に書籍の内容の一部も閲覧できるサービスを提供しています。こうしたサービスについて日本文藝家協会は、たとえ内容の一部の閲覧であっても、詩歌や短歌、俳句集、短編など大半の内容を読めてしまうものの場合は作家の利益を損ねることが懸念されるとし、出版社に対して、内容の公開について慎重な対応をすること、内容を掲載する場合は著作権者に必ず許諾をとること、を求める声明を発表しています。

ネット上の「書籍検索」許諾について
http://www.bungeika.or.jp/pdf/200810shosekionegai.pdf

日本文藝家協会
http://www.bungeika.or.jp/top.htm

書籍検索で内容の過大な公開は避けて、文藝家協会が出版社に要望

読売新聞、135年分の記事データベースの提供を予定

読売新聞東京本社はこのほど、135年分の記事(明治7年の創刊から最新記事まで)をオンラインで検索・閲覧できるデータベース「ヨミダス歴史館」を2009年初めから提供する予定であることを発表しました。月額利用料は2万7,300円からとなっています。

読売新聞135年分の記事DB「ヨミダス歴史館」 明治期からの紙面もネットで
- ITmedia News 2008/0/17付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/17/news097.html

ヨミダス歴史館
http://www.yomiuri.co.jp/rekishikan/

独の出版大手、Wikipediaのドイツ語版を紙媒体で発行

ドイツの出版大手Wissen Media Verlag社の傘下にあるBertelsmann Lexikon Institut社が、オンライン百科事典ウィキペディアのドイツ語版を紙媒体で発行しました。5万項目が1,000ページに渡り集められており、イラストなども付けられています。1冊19.95ユーロ(約2,700円)で販売されているそうです。ウィキペディアの紙媒体版発行は、世界で初めての試みとなります。2008年の4月ごろからドイツでウィキペディアの紙媒体版が発行されるのではないか、という憶測がありましたが、9月にBertelsmann Lexikon Institut社の手によって実現しました。

ニュースリリース(ドイツ語)
http://www.wissenmedia.de/wissenmediaverlag/aktuelleswmv/news_details/article/223/vom-1-buch-mose-bis-zz-top-kopie-1.html

書籍の紹介(ドイツ語)

NII、博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)結果報告を発表

国立情報学研究所(NII)は今春行っていた「博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)」の結果を公表しています。

博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)結果報告
http://www.nii.ac.jp/irp/archive/report/dissertation.html

参考:
NII、博士論文ニーズ調査を開始
http://current.ndl.go.jp/node/7900
「学位論文電子化の諸問題に関するワーキング・グループ」中間報告
http://current.ndl.go.jp/node/8020

公共図書館を静かな場所からにぎやかな場所へ、英文化・メディア・スポーツ相も支持

英国では、公共図書館の利用を活発にするため、多様な資料の提供、テレビゲームの提供、カフェの誘致、飲食物の持込許可、携帯電話での通話許可など、様々な取組みを実施しており、またこうした動きに対して、反対派、賛成派の議論が起きています。

10月 20日

アジア経済研究所図書館、出版物データベースのトライアル実施中

日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館が、「アジア経済研究所出版物デジタルアーカイブ『AIDE』」と「アジア動向データベース」について無料トライアル(1ヶ月間)を実施しています。

無料トライアル(1ヶ月間)参加機関募集のお知らせ/日本貿易振興機構アジア経済研究所 - sentokyo ブログ
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/ae5bd2bcef5e4ad698159bb975ca5bfa

アジア経済研究所図書館
http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/index.html

参考:
アジア経済研究所図書館、出版物アーカイブを公開
http://current.ndl.go.jp/node/8058
アジア経済研究所図書館、アジア動向データベースをオンライン公開

NDLデータベースフォーラム「ネットでつながるNDL」の配布資料

国立国会図書館(NDL)は、9月に開催したデータベースフォーラム「ネットでつながるNDL」の配布資料を公開しました。

国立国会図書館データベースフォーラム 配布資料
http://www.ndl.go.jp/jp/dbforum/handouts.html

参考:
NDL、データベースフォーラム「ネットでつながるNDL」を9月に開催
http://current.ndl.go.jp/node/8446

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