アーカイブ - 2008年 10月 - car

10月 27日

ドイツ図書館協会、「図書館の日」に図書館カードゲームを作成・頒布

2008年10月24日は、ドイツ図書館協会(DBV)が定めた「図書館の日」です。2008年はさらに、この10月24日から10月31日までの1週間をドイツ初の全国規模の図書館キャンペーン「ドイツは読む。集合場所は図書館(Deutschland liest. Treffpunkt Bibliothek)」週間とし、ケーラー大統領の後援のもと、全国4,500以上の図書館が、総合計15,000時間以上の特別プログラムを開催する予定となっています。

明和町立図書館、模擬ブライダルショーを開催

三重県の明和町立図書館が、図書館内で模擬ブライダルショー(結婚式)を開催しています。ウエディングドレスの展示、ブライダルに関する本の展示・貸し出しも行っています。

ブライダル De 図書館 模擬ブライダルショー(結婚式)のお知らせ
http://www.ma.mctv.ne.jp/~meiwa-li/information/information.htm

指輪代わりに絵本を交換 明和の図書館で模擬結婚式 - 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081015/CK2008101502000020.html

鳴門市立図書館のうた

徳島県の鳴門市立図書館が、開館50周年を記念して「図書館のうた」を募集し、その選考結果を発表しています。県内各地から作詞65点、作曲31点の応募があったとのことです。

鳴門市立図書館のうた
http://www.city.naruto.tokushima.jp/contents/lib/song.html

鳴門市立図書館:開館50周年で「うた」 市内の中学生が作詞作曲 /徳島 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20081016ddlk36040714000c.html

10月 24日

「デジタル化が、出版の未来をどう変えるのか?」-フランクフルト国際ブックフェア主催者が出版関係者にアンケート調査を実施

2008年10月15~19日にドイツ・フランクフルトで開催された国際ブックフェアに際し、ブックフェア事務局が事前にニューズレターで、「デジタル化が、出版の未来をどう変えるのか?」をテーマにしたアンケート調査を行いました。その結果のダイジェストがプレスリリースの形で発表されています。

このアンケートには30か国以上、1,000社以上の出版関係者が回答しました。

・40%の回答者が、早ければ2018年にも電子書籍の売り上げが紙の書籍を上回るとした一方で、3分の1の回答者が、電子書籍の売り上げが紙の書籍の売り上げを上回ることはあり得ないとした。

資料保存器材、資料保存関係の海外文献3点を翻訳・公開

有限会社資料保存器材が資料保存関係の海外文献3点を翻訳し、ウェブサイトで公開しています。

「貴重書は白手袋を着けて」という誤解 (上)
http://www.hozon.co.jp/report/hachiya/hachiya-no001-glove1.html
「貴重書は白手袋を着けて」という誤解 (下)
http://www.hozon.co.jp/report/hachiya/hachiya-no002-glove2.html

中国古籍の修理 ― コンサーバターのために (1)
http://www.hozon.co.jp/report/fukushima/fuku-no003-repairchinesebook01.html
中国古籍の修理 ― コンサーバターのために (2)

LC、カタロガー向け研修ワークショップの研修教材をオンライン公開

米国議会図書館(LC)が2000年から実施しているカタロガー向け研修ワークショップ(Catalogers Learning Workshop;CLW)の研修教材をウェブサイトで公開しています。研修教材は、(1)目録作業のスキル(名称典拠、件名標目、シリーズ典拠、分類)、(2)電子図書館環境(デジタルプロジェクトの企画と運営、メタデータ、統制語彙とシソーラス、インターネット情報の目録作成のルール・ツール)、(3)継続刊行資料(逐次刊行物の目録作成、電子ジャーナルの目録作成、更新資料(Integrating Resources;ウェブサイト、データベースや加除式資料など)の目録作成、逐次刊行物の所蔵情報)の3グループとなっています。

Workshop Course Materials
http://www.loc.gov/catworkshop/courses/

パキスタン高等教育委員会、大学・研究機関からデジタルコンテンツにアクセスできる「国立電子図書館」を運営

パキスタン高等教育委員会が、国内の国立大学・私立大学・非営利の研究機関(パキスタン国立図書館などいくつかの国立図書館・議会図書館も含む)から、教育・研究目的でデジタルコンテンツにアクセスするための共通サイト「国立電子図書館」を運営しています。これはもともと、英国に本部がある学術出版物の入手可能性のための国際ネットワーク(INASP)と共同で始められた事業とのことです。

自動ブックスキャナー展示会(2008年6月)出展4製品の比較レポート

2008年6月にドイツのバイエルン州立図書館ミュンヘンデジタル化センターで開催されたブックスキャナーの展示会“Scan-Roboter-Tage(=Scan-Robot-Days) 2008”に出展した、4digitalbooks、Kirtas、Qidenus、Treventusの4社の製品について、仕様・価格等を比較したレポートが刊行されています。これは英国情報システム合同委員会(JISC)の委託によるものとのことです。なお同館のウェブサイトで、各製品の写真・紹介資料が公開されています。

Public Exhibition of Automated Book Scanners Hosted at the Bayerische StaatsBibliothek– Munich 18th - 20th June 2008.

国際科学会議、科学データの世界的バーチャル・ライブラリーへの提言を発表

世界134か国の科学アカデミーなどが加盟する国際科学会議(ICSU)は、モザンビークで開催されている第29回総会において、科学データの品質管理と公開を促進する組織を創設し、バーチャル・ライブラリーを整備すべきであるとの提言をまとめたと発表しています。

International science community to establish global virtual library for scientific data
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-10/icfs-isc101608.php

Toward libraries for data
(Peter Suber, Open Access News 2008年10月23日記事)

RDAドラフト版公開、11月第1週の予定!

2008年10月23日、RDA開発運営委員会から、RDA全体のドラフト版公表を、11月第1週(11/3~)中におこなう予定である旨が発表されています。
なお偶発的問題の発生により、公表が遅れる場合の対応についても、言及されています。
Full Draft OF RDA Delayed
(Joint Steering Committee for Development of RDA (JSC)の「お知らせ」欄
 サイト下部に“Update: 23 October 2008”として掲載されています。)
http://www.collectionscanada.gc.ca/jsc/fulldraftdelay.html

New president, new cataloging code
(Cataloging Futures 2008年10月23日記事)

長崎大学附属図書館、古写真アルバム「ボードイン・コレクション」を公開

長崎大学附属図書館が、幕末・明治の長崎を撮影した古写真アルバム「ボードイン・コレクション」を電子化し公開しています。

また、養生所(長崎大学医学部の前身)でのアントニウス・ボードイン(Anthonius Bauduin)の講義録も電子化・公開されています。

ボードインに関係する二つのDBを公開しました - 長崎大学附属図書館
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/news/detail.php?str1=1223266854

日本古写真アルバム ボードイン・コレクション
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/bauduins/jp/11.html

オランダ人の見た幕末の長崎
長崎大学所蔵ボードインコレクション展

10月 23日

「場所としての図書館」文献ガイド(英国)

英国図書館・情報専門家協会(CILIP)が、「場所としての図書館(Library as place)」に関する文献ガイドを作成・公開しています。オンラインで無料で見られるものも、いくつか含まれています。

CILIP | Executive Briefing - Library as Place
http://www.cilip.org.uk/NR/exeres/241CC0F8-FD37-49BC-9BB9-2855D949A5FE

参考:
CA1580 - 動向レビュー:「場所としての図書館」をめぐる議論 / 根本彰
http://current.ndl.go.jp/ca1580

戦略的に機関リポジトリを運営する―意思決定者向けの報告書

非営利の研究組織であるRANDは、英国の3つの高等教育機関に対するケーススタディを基に、「リポジトリの持続性に対し、機関はどの程度戦略的に関与しているか」「リポジトリを支持する上での、それぞれのステークホルダーのモチベーションは何か」「機関の戦略のなかにリポジトリを包摂する際の障壁は何か」「高等教育機関におけるデジタル資産としてリポジトリを戦略的に提供し、維持していくためには、どういった方法が適しているか」などを明らかにした報告書を発表しました。この報告書は特に、高等教育機関の意思決定者にとって有益なものとなっているということです。

Embracing the future; Embedding digital repositories in the University of London

BLの音声資料を活用した研究を応援する奨学金“Edison Fellowship”

英国図書館(BL)は2009年9月から2010年8月までの期間、同館所蔵の音楽資料を活用した研究(クラッシク音楽のレコードの歴史研究、パフォーマンス中音楽のレコードの歴史研究)に対し、奨学金を提供するということです。奨学金の対象者となった特別研修員は、音楽資料担当職員の専門知識やスキルを活用できるほか、研究用専用スペースの確保、所蔵資料・データベースの利用、BLショップでの割引、ロンドンの国立美術館・ギャラリーの無料利用、といった特権を与えられます。2009年2月まで、この奨学金への応募を募集しています。

Edison Fellowship
http://www.bl.uk/reshelp/findhelprestype/sound/classmusic/edison/edisonfellowship.html

ARL、2007-2008年の給与調査結果を発表

北米研究図書館協会(ARL)が、2007-2008年の給与調査の結果を公表しています。大学に設置されている研究図書館113館の専門職員の平均は、61,833ドル(約600万円)で、前年と比べて約3.7パーセントの上昇を示しているそうです。

ARL Annual Salary Survey 2007–08 Published
http://www.arl.org/news/pr/salary-survey-21oct08.shtml

ARL Annual Salary Survey 2007-08
http://www.arl.org/stats/annualsurveys/salary/arl-annual-salary-survey-2007-08.shtml

eラーニングの次はmラーニング-JISCの携帯電話専用研修サイト、賞を受賞

英国情報システム合同委員会(JISC)は子会社のJISC Collections社を通じて、2007年から、生涯教育(Further Education)の支援の一環として、ヘアドレッシング(hair dressing)・整髪技術を学ぶことができるカレッジの学生向けに、無料で学べるオンライン研修ツール“Hairdressing Training”を開発・提供してきました。ロンドンで人気のヘアサロンを経営する現役の専門家が、各地のカレッジの教育プログラムを調査して、ウェブデザイナーと共に開発したというこのツールは、2008年2月に、携帯電話版も構築されました。

フランス国立図書館、WorldCatに書誌レコードを提供

フランス国立図書館(BnF)がOCLCに書誌レコードを提供することで合意したと、OCLCが発表しています。想定では、約1,320万件の書誌がOCLCに提供され、WorldCat上で利用できるようになるとのことです。

Bibliothèque nationale de France to add records to WorldCat
http://www.oclc.org/news/releases/200840.htm

参考:
OCLCのWorldCatにTRCが書誌レコードを提供
http://current.ndl.go.jp/node/7908

中国国家図書館がWorldCatに書誌レコードを提供
http://current.ndl.go.jp/node/7358

ドイツ国立図書館、WorldCatに書誌情報を提供へ

ニュージーランド国立図書館、「国民のネットワーク」事業のインパクト評価レポートを公表

ニュージーランド国立図書館が2007年9月から進めてきた「国民のネットワーク(people's network)」事業のインパクト評価レポートを公表しています。これは、全国の公共図書館から国民に対し、(1)インターネットへのブロードバンドアクセス、(2)ICT利用の研修、およびそれらを基盤として(3)デジタルコンテンツ、を提供するというもので、第1フェーズに参加した34図書館を対象として、プログラムの実態、利用者・ライブラリアンの意識などが調査されています。いくつかのケーススタディも紹介されています。

Aotearoa People’s Network Impact Evaluation 2008
http://www.peoplesnetworknz.org.nz/APN_Impact_Report.pdf

出版業界とともに機関リポジトリを評価するプロジェクトPEERがヨーロッパで始まる

欧州連合(EU)の支援を受けて、ヨーロッパ広域で、出版社と図書館、学会、研究所、研究助成団体などが協同で、機関リポジトリへの大規模なシステマティック・デポジットが、ヨーロッパの研究活動への読者のアクセスや著者のビジビリティ、ジャーナルの存続可能性などへどのような影響を与えるかを調査するプロジェクト"PEER"(Publishing and the Ecology of European Research)を開始しています。

参加しているのは、国際STM出版社協会(STM)、ゲッティンゲン州立・大学図書館、マックス・プランク協会(Max Planck Society)、SURF財団などで、2008年から2011年の間実施される予定になっています。

10月 22日

JISCの調査レポート『データ・サイエンティストとキュレーターのスキル、役割、キャリア構造』

大容量のデジタルデータに基づく学術が注目を集める中、そのデータの作成、管理、保存等に関わる人々の役割、キャリアパス、研修等について現状を評価するとともに、将来に向けて課題を整理するという主旨の、英国情報システム合同委員会(JISC)の委託調査レポート“Skills, Role and Career Structure of Data Scientists and Curators - Assessment of Current Practice and Future Needs”が公開されています。

ここでは、データクリエイター、データサイエンティスト、データマネージャー、データライブラリアンの4つの類型を抽出し、英国における各々の役割、資格、キャリアパス、研修制度などが分析されています。

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