米アマゾンが11月19日に発売を開始した電子ブックリーダー“Kindle”を、早くも利用者に貸し出し始めた図書館が現れました。ニュージャージー州のSparta Public Libraryで、利用者はKindleショップのウェブサイトから1タイトル選び、図書館がその代金を支払い、利用者が自らKindleでダウンロード(Kindl…
米国の図書館統計はこれまで、全米教育統計センター(NCES)が所管してきましたが、2007年10月1日から公共図書館・州立図書館の統計は博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が所管することになりました。NCESは引き続き、大学図書館と学校図書館の統計を担当します。Welcome to the Institute of Museu…
カナダ・バンクーバー公共図書館のストライキは10月に終結しましたが、その近隣、ブリティッシュ・コロンビア州の州都ヴィクトリアとその隣接地域を対象とするGreater Victoria Public Libraryで、給与面での待遇改善に関する交渉が行き詰ったため、10月末から職員がストライキを行っています。職…
米国の電子ジャーナルアーカイビング事業であるPorticoはこのほど、SAGE社が2001〜2003年に刊行していた雑誌“Graft: Organ and Cell Transplantation”を、2008年からPorticoが各参加館にアクセス可能とする旨を発表しました。SAGE社が同誌のオンライン提供を2007年末で中止するためで、SAGE社版へのアクセスはPor…
New York Times紙の記事によると,米国では、大学の講義で教員が話した音声と、教員が使ったMicrosoft PowerPointなどのスライド資料とをデジタル化して、iPod等の携帯プレイヤーやパソコン等に配信可能とするサービスを提供する会社が登場し、多くの大学とサイトライセンスで契約しているそうです…
OCLCが、出版社やベンダーが作成している電子的な書籍流通用のメタデータ“ONIX(Online Information Exchange)”フォーマットにメタデータをを利用した目録業務のパイロットプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトではまず、OCLCが出版社やベンダーからONIXフォーマットのメタデータを受け…
北米研究図書館協会(ARL)が、フェアユースに関する米国の最近の控訴審判決を分析し、そこから教育現場におけるフェアユースについて考察した報告書“Educational Fair Use Today”を刊行しました。この報告書は、いずれも商業性を有する文脈において、フェアユースにあたるか否かが争点となっ…
「まず人々を笑わせ、次いで考えさせる業績」に対して、毎年授与されているイグノーベル賞(Ig Nobel Prize)の2007年の文学賞に、オーストラリアのライブラリアン(現在はフリーランスの“indexer”“designer”とのことです)、ブラウン(Glenda Browne)氏が行った冠詞“The”の排列に関する研究“The…
オープンアクセス誌のディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)に収録されているタイトルが3,000を超えたということです。DOAJでは今後も、オープンアクセスの学術雑誌の可視性とアクセシビリティを高め、その利用と影響力を促進していくということです。NOW THERE ARE 3000 JOURNALS IN THE D…