アーカイブ - 2006年 7月 - car

7月 11日

ランガナタンの著書が電子化!

『図書館学の五原則』などで有名なランガナタン(Shiyali Ramamrita Ranganathan)の著作が、アリゾナ大学の図書館情報学部とラーニングテクノロジーセンターが共同で運営している電子図書館DLISTに収録されることになったそうです。さっそく『図書館学の五原則』(Five Laws of Library Science)の序文と…

NARAなど、米国連邦政府のデジタル資源保存プロジェクトを立ち上げる

米国公文書館(NARA)は6月28日,カリフォルニア大学サンディエゴ・スーパーコンピュータセンター(SDSC)および全米科学財団(NSF)と共同で、米国連邦政府が作成したデジタル資料の保存を開始すると発表しました。
対象となるのは連邦政府の行政府が作成した、もしくは行政府に対して作成されたデジタル資料で、網羅的ではなく選定がおこなわれる模様です。SDSCが管理するサーバー上で保存および提供をおこなうとのことです。

The National Archives and the San Diego Supercomputer Center Sign Landmark Agreement to Preserve Critical Data
http://www.archives.gov/press/press-releases/2006/nr06-119.html
http://www.sdsc.edu/Press/2006/06/062706_nara.html

ケネス・レイ氏死去の記事に見るWikipediaの強みと弱み

2001年に経営破綻した米国エンロン社の創始者ケネス・レイ氏が7月5日に死去しましたが、9日付けワシントンポスト紙の記事によると、Wikipediaでは氏の死去の情報を追加するにあたり、情報が二転三転したそうです。
・5日午前10時06分:死因を「自殺と見られる」とする情報が投稿される
・その2分後:死因は「心不全か自殺と見られる」と修正
・ほぼ同時に:死因は「まだ分かっていない」と修正
・10時11分:「多くの人々に対する罪の意識が彼を自殺に追い込んだ」との一文が入る
・10時39分:「心不全の原因を推測することは、レイ氏がエンロン事件による大きなストレスのために死んだとの先入観を多くの人々に抱かせる」とのコメントが入る
   :      :
最終的には「コロラド州Aspenの病院で冠動脈疾患(coronary artery disease)により死去」とされたようです。

この記事の著者Frank Ahrens氏は、この一件を通して「Wikipediaの最大の強みは最大の弱みでもある」とし、たくさんの人々が多くの視点を突き合わせて百科事典を編集していくというWikipediaの方針は、ひとつの考え方に偏る心配が少ないという強みがある反面、編集に関わる人によっては大衆扇動の道具にしかならないという不安もある、と述べています。

JSTORがアフリカでサービス提供開始

学術雑誌バックナンバーのデータベースJSTORが、7月1日からアフリカの大学・非営利団体において無料で利用できる(waive participation fees for any academic or not-for-profit institution on the continent of Africa)ようになったそうです。Open Africa Programhttp://www.jstor.org/about/africa/openafrica.html

図書館の外部委託と民営化に関するニュースサイト

米国の公共サービスの外部委託・民営化に関する問題を紹介するサイト"AFSCME Privatization Update"では、数は多くありませんが図書館運営における外部委託・民営化の状況についても紹介されています。AFSCME - Library Outsourcing / Privatization Newshttp://lisnews.org/article.pl?sid=06/07/10/1428253AFSCME Privatization Update - Li…

JISC、デジタル権利表現言語(DRELs)に関する報告書を作成

英国情報システム合同委員会(JISC)は7月7日、デジタル権利表現言語(Digital Rights Expression Languages:DRELs)に関する報告書を公表しました。この報告書では、DRM(Digital Rights Management)との相違点や技術的な視点を含むDRELsの紹介がなさているとのことです。Managing rights in the digital age: TechWatch publishe…

Scirus、リポジトリを次々と検索対象に

エルゼビア社の学術情報検索エンジンScirusは、ドイツのSaarland Universityが中心となって構築している心理学関係のリポジトリPsyDokを検索対象に含めたと発表しました。また、The Hong Kong University of Science and Technologyのリポジトリも検索対象としたと発表しています。千葉大CURATORも検索対象となってい…

情報管理 49(4)

情報管理 Vol.49 No.4(2006)音声認識システムを活用した会議録作成―北海道議会における実例―山崎 恵喜国内の大会予稿集・抄録集・報告集資料の分析―医学・薬学分野を中心に―時実 象一新しい科学技術文献検索システム「JDreamII」 の技術解説(I)甲田 彰;平尾 泰徳;山田 篤;森田 歌子記録…

「こどものとも」の絵本展−姫路市立美術館で13日から

昭和31年に創刊された福音館書店の「こどものとも」が2006年、創刊50周年を迎えました。兵庫県姫路市立美術館ではこれを記念して、「ぐりとぐら」をはじめとする代表的な絵本の原画約270点を7月13日から8月31日までの間展示しています。「こどものとも」の絵本展. 姫路市立美術館:企画展示室.h…

読書の自由はDVDにも適用されるか?

米国バージニア州のLoudoun Countyにある公共図書館では、R指定を受けているDVDを購入すべきか否か、またこのようなDVDを購入したとして子どもに貸し出してもよいものか否か、といった点が議論になっているそうです。Does 'Freedom to Read' Apply to DVDs?http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/ar

7月 10日

市町村合併の際、公文書はどのように扱われたか?

地方公共団体の公文書館を対象に、国立公文書館が2006年5月に行った「市町村合併時の公文書保存に関するアンケート」の結果が発表されています。これによると、回答した42館のうち、合併した旧市町村の公文書の所在・保存状況の調査を行ったのが13館、受け入れを行ったのが5館(うち3館は一部のみ)だったとのことです。
この状態を問題視した国立公文書館・総務省は、公文書の適切な保存・利用に向けた取り組みを促進するため、2006年6月29日付けで、総務省の大臣官房総括審議官から各都道府県知事宛ての文書「市町村合併時における公文書等の適切な保存に係る一層の推進について」を出しています。

市町村合併時における公文書等の保存の適正化について - 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/060707.html

「RDFを用いてダブリン・コアを表現する」、パブリックコメントの結果が公表される

DCMI(Dublin Core Metadata Initiative)に設けられたDCRDF Taskforce(Dublin Core Resource Description Framework Taskforce)は、レポート「RDFを用いてダブリン・コアを表現する」(Expressing Dublin Core using the Resource Description Framework)の草稿をまとめ、5月30日から6月30日まで、パブリックコメントを募集していましたが、こ…

2年目を迎えるビーチ図書館

オランダの北海沿いの7つの町や村で、ビーチライブラリーが開設されるそうです。記事によると、昨年も開設されて好評だったとのこと。無料で貸出もできるとのことで、夏向きの本からロマンス、児童書、オーディオブックまで利用できるほか、館内(?)閲覧用の雑誌も出版者から無料で提…

図書館目録はAmazonの検索を変えるか−BiblioPage.com

Amazonの蔵書検索システムをより便利なものにするには図書館の目録がヒントになるであろう、という考えのもとに作られた、Z39.50を用いた文献検索システムBiblioPage.comが試験公開されています。現在は50万タイトル以上の文献を書名、著者名、出版社名、キーワード、ISBNから検索することができ…

図書館情報学教育における「品質保証」の国際的研究

IFLAの教育研修セクション(Educational and training section)が、図書館情報学における品質保証の国際比較に関するレポートを公表しています。Report on quarlity assurance models in LIS programshttp://www.ifla.org/VII/s23/pub/s23_Report-QA-2005.pdf

韓国国会図書館もポータルサイトNAVERと協同

韓国国立中央図書館に続き、韓国国会図書館の蔵書300万件も、ポータルサイトNAVERから検索できるようになりました。7月5日の正式公開の前の試行期間中の利用者はそれまでの3倍、またウェブサイトを通じて登録できる利用者登録の数はそれまでの14倍にも達したそうです。国会図書館の資料、こ…

「蔵書評価に関する調査研究」(『図書館調査研究リポート』No.7)を掲載

7月10日、平成17年度に実施した「蔵書評価に関する調査研究」の成果をまとめた『図書館調査研究リポート』No.7を、本サイト「図書館調査研究リポート」のコーナーに掲載しました。蔵書評価に関する調査研究(図書館調査研究リポートNo.7). 144p.http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/report/category.php?categoryi

韓国国会図書館、インターネット資源サービスを開始

韓国国会図書館の電子図書館サービスで、インターネット資源の検索が可能となりました。韓国国内外の政府機関・研究機関が作成した政策資料、研究資料、報道資料、法令資料、課題となっているイシューに関する資料などが提供されています。検索を行うと、OPAC同様の形式で書誌事項が表示…

テロリズムに関する研究文献リスト

米国の軍事学校から、テロリズムや対テロリズムに関する400点を超える文献の解題つきリストが公表されています。リストは2004年時点のもので、著者名、テーマ、対象国から文献を探すことができます。Annotated Bibliography of Terrorism and Counterterrorism Research (PDF; 4.5 MB)http://www.ctc.usma.edu/CTC_Bibliography_200

耳の不自由な利用者へのTTY、電話リレーサービス

米国では、図書館をはじめとした多くの機関が、耳が不自由な利用者や発話に障害がある利用者のため、TTY(Tele-TYpewriter)装置を備えていたり、貸し出したりしています。このTTYサービス、さらには一歩進めた電話リレーサービスについて紹介した記事が、日経BP社のウェブサイト「IT Pro」に掲…

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