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1月 18日

ロシア国立図書館(サンクトペテルブルク)、開館207周年を記念し、19世紀と現在の閲覧室の様子を比較できるページを公開

2021年1月15日、ロシア国立図書館(National Library of Russia;サンクトペテルブルク)が、1814年1月の開館から207周年を記念し、19世紀と現在の閲覧室の様子を比較できるページ“Strolling through the Library Interiors”を公開しました。

1851年の同館の改装後に招かれた画家のピョートル・ボレルが描き、1852年に刊行された“Imperial Public Library Guidebook”の挿絵として用いられた閲覧室の絵と、現在の閲覧室の写真が比較して見られるようになっています。

同館は、図書館・博物館として建てられたため、部屋が広く、書架以外にも、絵画や彫刻も収められていたと説明されています。

National Library of Russia News
http://nlr.ru/eng
※「15.01.2021 207th anniversary of the Opening of the Imperial Public Library」とあります。

【イベント】はじめての研究データ管理とそのサポート(2/1・オンライン)

2021年2月1日、九州大学附属図書館と同大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の主催により、セミナー「はじめての研究データ管理とそのサポート」がオンラインで開催されます。

研究データ管理の支援を行う職員と支援を受ける研究者が議論を行い、相互の理解を深め、研究データ管理サービスのイメージを形成・共有することが目的とされています。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

・研究データ管理に求められる支援スキル・支援体制
国立情報学研究所(NII) 古川雅子助教

・ユーザ向け研究データ管理教材の開発とデータ管理の実態調査
ライブラリーサイエンス専攻の大学院生

セミナー「はじめての研究データ管理とそのサポート」(2/1)(九州大学附属図書館, 2021/1/15)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/seminar-rdm-202102

米国国立公文書館(NARA)、トランプ政権の公式ソーシャルメディアのすべてのコンテンツを収集・保存・提供すると発表

米国国立公文書館(NARA)が、@realdonaldtrumpや@POTUSから削除された投稿を含む、トランプ政権の公式ソーシャルメディアのすべてのコンテンツを収集・保存・提供すると発表しています。

ホワイトハウスでは、大統領記録法に従い、NARAと相談のうえ、全てのコンテンツを収集・保存するアーカイビングツールを使用しており、これらの記録は2021年1月20日にNARAに引き渡され、NARAが新たに公開するウェブサイト“trumplibrary.gov”で公開されます。

@USNatArchives(Twitter,2021/1/11)
https://twitter.com/USNatArchives/status/1348330024420700160

東京文化財研究所、「東文研 総合検索」上で「売立目録作品情報」を公開

2021年1月15日、東京文化財研究所が、「売立目録作品情報」の公開を発表しています。

同研究所が2019年5月から資料閲覧室のみで公開してきた「売立目録デジタルアーカイブ」の一部のテキストデータ(文字情報)を「東文研 総合検索」上の「売立目録作品情報」ページで公開したものです。

同研究所が所蔵する2,565件の売立目録のうち、第二次世界大戦終結以前に発行された2,328件に掲載されている約33万7,000件の作品の情報をテキストデータで公開したもので、原則として写真が掲載された作品の文字情報を選択してデータ化と説明されています。

資料閲覧室で公開されている「売立目録デジタルアーカイブ」では、誌面のデジタル画像もあわせて公開されています。

「売立目録作品情報」の公開について(東京文化財研究所,2021/1/15)
https://www.tobunken.go.jp/info/info210115/index.html

米国科学振興協会(AAAS)、Science誌及びその姉妹誌においてcOAlition Sの研究助成成果に当たる受理済論文にCC BYまたはCC BY-NDライセンスの付与を容認

2021年1月15日、米国科学振興協会(AAAS)は、オンラインニュース配信サイト“EurekAlert!”で、Science誌及びその姉妹誌の合計6誌において、オープンアクセス(OA)出版の条件が更新され、cOAlition Sから助成を受けた研究者は、受理済の論文にCC BYまたはCC BY-NDライセンスを付与できるようになったことを発表しました。

AAASはこのOA出版に関する新方針の背景として、Science Advances誌によりゴールドOAを進める一方で、他の5誌では長年に渡ってグリーンOAを支援してきたこと、ゴールドOAのみの促進では、過大な金銭的負担により、人種・ジェンダー・地域・分野・機関に関する研究者間の不平等が温存・助長される懸念を持っていることを挙げています。

この新方針は、2021年1月1日以降にScience誌及びその姉妹誌に投稿された論文のうち、プランSの「権利保持戦略」を採択済のcOAlition S加盟機関から助成を受けた研究成果に該当する論文に適用されます。

数学分野の文献データベース“zbMATH”が“zbMATH Open”として2021年1月からオープンアクセス化

2021年1月13日、ドイツのカールスルーエ情報専門センター(FIZ Karlsruhe)は、数学分野の文献データベース“zbMATH”が、“zbMATH Open”としてオープンアクセス(OA)化したことを発表しました。

zbMATHは、同センター、欧州数学会(European Mathematical Society:EMS)、ドイツのハイデルベルク学士院(Heidelberg Academy of Sciences and Humanities)が編集する、19世紀後半から現在に至る数学分野の文献情報を収録した総合データベースです。ドイツ連邦政府と州政府による合同科学会議(Gemeinsame Wissenschaftskonferenz)の助成の下、2019年からOA化に向けた作業が進められていました。

2021年1月から、zbMATHは“zbMATH Open”としてオンライン上で自由に利用可能となっています。また、外部サービスとの連携機能の充実が図られており、arXivや数学文献のオンライン提供に関する欧州の研究機関等のイニシアチブ“EuDML”等の収録文献に対する全文検索機能、DOIを経由した文献フルテキストへのアクセスなどが可能になっています。

国立国語研究所、「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」を策定:原則としてCC BYライセンスを付与

2021年1月12日、国立国語研究所は、同研究所の研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに適用されるライセンス付与の基本方針を策定したことを発表しました。

2020年12月22日付の「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」において、同センターが広くデータセットを提供し、営利・非営利の利用目的を問わず、利用促進のため原則としてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYを明示すること、著作権保護期間を過ぎたデータセットについては、パブリックドメインであることを表示して公開することなどが示されています。

過去のニュース 2020年度(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2020/
※2021.01.12欄に「研究情報発信センターでは,データセットの利用促進のため「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」を策定しました。」とあります

第61回BCS賞にオーテピア高知新図書館等複合施設・須賀川市民交流センターtette(福島県)等が選ばれる

2020年12月22日、一般社団法人日本建設業連合会は、国内の優秀な建築作品を表彰する第61回BCS賞を発表しました。

応募作品75件のなかから受賞作品として15件が選ばれ、図書館関係ではオーテピア高知新図書館等複合施設、及び須賀川市民交流センターtette(福島県)が選ばれています。

日建連表彰2020(土木賞・BCS賞)受賞構造物・受賞作品を決定いたしました。(一般社団法人日本建設業連合会,2020/12/22)
https://www.nikkenren.com/rss/topics.html?ci=1570&ct=6

第61回受賞作品(2020年)(一般社団法人日本建設業連合会)
https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/result_year.html?year=2020

1月 15日

京都大学図書館機構、「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」を公開

2021年1月15日、京都大学図書館機構は、「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」の公開を発表しました。報告書の主な構成は、「1. はじめに」「2. コロナ状況下における図書館機構のサービス提供状況と課題」「3. まとめ」となっており、付録として参考データ集が収録されています。

「1. はじめに」の「1.1 本報告書について」によれば、2020年8月から9月にかけて同機構が実施した「新型コロナウイルス感染症対応状況調査」と、その調査結果に基づき開催された「意見交換会」について取りまとめ、同機構が実施してきた新型コロナウイルス感染症への対応および今後の在り方について総括したものとあります。

【図書館機構】「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」の公開について(京都大学図書館機構, 2021/1/15)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1388244

米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)・米国専門図書館協会(SLA)、連邦議会議事堂襲撃を非難する声明を発表

米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)・米国専門図書館協会(SLA)が、連邦議会議事堂に対する襲撃事件を非難する声明を発表しています。

ALAは、選挙のプロセスや民主主義の品位を損なう暴力的な試みとして非難するとともに、米国の図書館は全ての個人の憲法上の権利を保護しており、奉仕するコミュニティの土台であるとし、個人が生涯学習者となり、情報を得て、リテラシーを高め、教育を受け、文化的に豊かな住民となる機会を持てるように民主主義社会を称賛し保護すると述べています。

ARLは、今回の事件は、民主主義への直接的な脅威であり、反人種差別や「知識の包括的発展・表現・共有・保存」といったARLの使命や基本理念がなぜこれほど重要なのかについてのさらなる警鐘となるとしています。

SLAは、今回の事件は、意図的な誤った情報が暴動を扇動する力となることを示しているとし、ビジネス組織・政府機関・高等教育機関といった自由な社会の土台のための情報を管理するSLAの会員は、我々のコレクションやプログラムを通じて増幅する声の影響を考慮する責任があるとし、平和的な政権移行を支持するため全ての米国人が団結するよう求めています。

神戸大学附属図書館、震災文庫デジタルアーカイブにて、地元テレビ局の撮影・制作による阪神・淡路大震災関連映像を公開:公開にあたり「肖像権ガイドライン案(第3版)」を参照

2021年1月14日、神戸大学附属図書館、震災文庫デジタルアーカイブにて、地元のテレビ局である株式会社サンテレビジョンの撮影・制作による阪神・淡路大震災関連映像「阪神・淡路大震災」 を公開したと発表しています。

震災文庫では、今回公開した映像のほかにも、同社が保存する被災当時の貴重な取材映像の、デジタルアーカイブでの公開、もしくは館内閲覧での提供を、今後順次進めていく予定としています。

映像の公開にあたっては、デジタルアーカイブ学会が検討を進めている「肖像権ガイドライン案(第3版)」を参考に同大学の人文学研究科地域連携センターが確認し、サンテレビジョンとも協議を行って、その判断に基づき公開したと説明されています。

[震災文庫デジタルアーカイブ] サンテレビジョン撮影・制作の映像を公開しました(神戸大学附属図書館,2021/1/14)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/18684/

Taylor & Francisグループ、SDGsの達成に向けた取り組みを加速させるため出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名

2021年1月14日、Taylor & Francisグループは、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成に向けた取り組みを加速させるため、出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名したことを発表しました。

“SDG Publishers Compact”は、国際連合と国際出版連合(IPA)が中心となって作成し、2020年10月に開催されたドイツのフランクフルト・ブックフェア2020で公開されました。公開以来、出版関係者に対して署名が呼びかけられており、署名した出版社等は、2020年から2030年までの「行動の10年(Decade of Action)」の期間に、SDGsの実践、SDGs支援者としての活動、SDGsの促進等に有益な図書・雑誌の出版などが求められます。

Taylor & Francisグループは、この署名が同グループのSDGsに対する継続的な取り組みの一環であることや、特に気候変動に関する目標を重視しており関連コンテンツの充実を行う予定であること、SDGsについて積極的な活動を行う親会社のInforma社の方針とも協調していることなどを説明しています。

小平市立図書館(東京都)、「こだいらデジタルアーカイブ」で彫刻家・平櫛田中の作品の3D画像と蔵書の一部等を追加公開

2021年1月5日、東京都の小平市立図書館は、日本近代の彫刻家である平櫛田中の作品の3D画像、平櫛田中の蔵書で構成される「平櫛田中文庫」の一部、及び『小平市史近現代編』を、同館が歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で提供中の「こだいらデジタルアーカイブ」に追加公開したことを発表しました。

平櫛田中は1962年に文化勲章を受章した日本近代の彫刻家です。晩年を小平市で過ごし、生前収集していた約1万5,000点の蔵書は小平市立図書館に寄贈され、同館が「平櫛田中文庫」として2016年度から公開しています。

平櫛田中彫刻作品の3D画像と書籍の一部を公開【こだいらデジタルアーカイブ】(小平市立図書館,2021/1/5)
https://library.kodaira.ed.jp/news/?id=129

小平市立図書館/こだいらデジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1321105100

善通寺市立図書館(香川県)、郷土について学ぶための子ども向け動画配信サービスとしてYouTubeで「にんじゃぽんぽん隊」を公開

2020年12月25日、香川県の善通寺市立図書館は、郷土について学ぶための子ども向け動画配信サービス「にんじゃぽんぽん隊」を開始したことを発表しました。

YouTubeの香川県善通寺市のチャンネルで、第1弾の動画として、市内の史跡「野田院古墳」を紹介する「善通寺市古墳の巻その壱「野田院古墳」」が公開されています。動画を見てクイズに答えると、「にんじゃぽんぽん隊」の隊員証が授与されます。

善通寺市古墳の巻その壱「野田院古墳」(善通寺市,2020/12/25)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/55/ninja1-1.html

お知らせ(善通寺市立図書館)
http://tosho.city.zentsuji.kagawa.jp/index.html
※2021.1.4更新のお知らせとして「「にんじゃぽんぽん隊動画配信」」とあります。

オランダのData Archiving and Networked Services(DANS)、2021年から2025年の戦略プログラムとして“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を発表

2020年12月10日付で、オランダの学術情報の収集・提供機関であるData Archiving and Networked Services(DANS)が、2021年から2025年までの5年間における新戦略プログラム“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を策定したことを発表していました。

DANSは、オランダの研究データの基盤環境に成功をもたらすものは何か、DANSはそこへどのように貢献できるか、の2つの問いを出発点として、第4期の戦略プログラムである“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を策定しました。新しい戦略プログラムは、「FAIR原則に準拠した研究データに関する専門知識の中心拠点」、「多用途に対応可能なデータリポジトリ」、「外部との積極的な協力関係の構築」の3つの柱で構成されています。

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2021年版を公開

2021年1月12日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2021年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

ダイレクトリーには、米国とカナダを中心に、英国・アイルランド・ウクライナ・南アフリカ・ドイツ・オーストラリア・ロシア・チェコ・ノルウェーを含む計136の大学・研究図書館での出版活動が紹介されています。各館ごとに、担当部署、連絡先、ウェブサイト、SNS、職員数や機関種別をはじめとした出版活動の概観、査読誌・APCが必要な学術雑誌の割合や、出版プラットフォーム、デジタル化戦略、学内外・機関内外の連携先等がまとめられています。

フランス国立図書館(BnF)、ポータルサイト“API et jeux de données”の新バージョンを公開

2020年12月29日付のお知らせ記事で、フランス国立図書館(BnF)が、同館が提供するAPIやデータセットをまとめたポータルサイト“API et jeux de données”の新バージョンを、12月17日に公開したことを発表しました。

同ポータルサイトは、BnFが提供する書誌情報やデジタルコレクションを利活用できるAPIをまとめているものであり、ダウンロードが可能な画像・テキスト・メタデータ等のデータセットを提供しています。

今回のバージョンアップは、2014年から同館が実施しているデータオープン化戦略の一環とされています。発表によると、検索機能向上のために、データのソースやフォーマット、主題といった基準の追加等が行われました。

南アフリカ共和国・ケープタウン大学図書館、アフリカにおけるオープンアクセス出版のプラットフォームを構築

2021年1月13日、南アフリカ共和国のケープタウン大学図書館が、アフリカにおけるオープンアクセス(OA)出版のプラットフォーム“Continental Platform”を構築したことを発表しました。

同プラットフォームでは、アフリカの研究コミュニティが、OAジャーナルをはじめとした独自の学術コンテンツの作成・共有を行えます。発表の中では、購読者・著者に費用負担を求めないダイヤモンドOAモデルを採用し、アフリカにおける研究の発展に寄与すると述べられています。

オープンアクセス出版で使用されているライセンス(記事紹介)

2021年1月10日、出版系コンサルタント企業であるDeltaThinkのウェブサイトにて”News & Views: Breaking Out Open Access License Types”という題目で記事が公開されました。記事では、オープンアクセス出版で使用されているライセンスの調査結果が報告されています。

記事では、ライセンスの種別を寛容(permissive)と制限付き(restricted)に分類しています。寛容なライセンスにはCC-BY、CC-0、制限付きのライセンスには商業利用や改変を禁止しているCC BY-NC、CC BY-ND等が分類されています。

全体としては寛容なライセンスがより一般的に使用されており、制限付きのライセンスとの比率はおおよそ3:2となっています。オープンアクセスジャーナル内では比率が2:1であるのに対して、ハイブリッドジャーナルでは半々になっています。分野ごとの分析では、健康科学分野、特に医学分野では制限付きのライセンスがより大きな割合を占めているとしています。社会科学は、平均と比較すると制限付きのライセンスがわずかに多いことを報告しています。物理学、工学では、寛容なライセンスがより普及しているとしています。

却下された論文の向上に査読が与える影響(文献紹介)

2021年1月8日、Accountability in Research誌に米国・テキサス大学オースティン校のTom J. Crijns氏らによる共著論文“The effect of peer review on the improvement of rejected manuscripts”が掲載されました。本文は有料ですが、要旨(Abstract)は公開されています。

論文では、却下された論文が別の学術雑誌で出版される際に、与えられた査読コメントが論文の改善に利用されているかについて調査しています。調査にあたっては、とある整形外科学のトップジャーナルの2012年の250報の論文の却下通知を無作為に抽出し、実行可能な査読者からの提案を特定しています。PubMedとGoogle Scholarで検索し、投稿時の論文と出版された論文を比較することによって、査読者からの各提案が反映されているか判定しています。

調査では、却下された論文のうち80%が2018年7月までに他のジャーナルで出版されたと報告しています。609件の実行可能な査読者からの提案のうち、出版された論文で解決されたものは205件(34%)であると述べています。

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