アーカイブ - car

8月 4日, 2021

国立民族学博物館、「時代玩具コレクションデータベース」を公開

2021年8月4日、国立民族学博物館が、「時代玩具コレクションデータベース」を公開しました。2013年3月に同館に寄贈された大阪府指定有形民俗文化財「玩具及び関連世相資料」(通称「時代玩具コレクション」)のデータベースです。

同コレクションは、1975年頃から、収集家が北海道から鹿児島県種子島まで古物市や旧家を訪ねて集めた玩具資料で、江戸時代から明治・大正・昭和・平成初期の時代にわたる玩具コレクションで、玩具と時代背景を考証するための新聞・号外・雑誌・書籍・古文書などの文献史料が充実していると説明されています。

国立民族学博物館 新着情報
https://www.minpaku.ac.jp/
※2021.08.04欄に「「時代玩具コレクションデータベース」を公開しました」とあります。

時代玩具コレクションデータベース
https://ifm.minpaku.ac.jp/toycollection/

置戸町立図書館(北海道)、「本とランチのテイクアウト」を実施:新型コロナウイルス感染症対策としての滞在時間短縮と町内飲食店の応援のため

北海道の置戸町立図書館が、「本とランチのテイクアウト」を実施しています。

7月から10月までの土曜日に、同館の本と置戸町内の飲食店の弁当をセットで楽しむことができる企画であり、第1回は7月31日に行われました。7月31日、8月7日、8月21日、8月28日は、「旅」や「夏」がテーマの本のセットが用意され、弁当の名前もテーマにちなんだものになっています。

発表によると、新型コロナウイルス感染症対策として、図書館内の滞在時間を短くすることと、置戸町内飲食店を応援することを目的とした取組であり、事前の申し込みが必要です。

米国図書館協会(ALA)、議員を対象とした図書館ツアーの実施手順等をまとめた資料を公開

2021年7月29日、米国図書館協会(ALA)の公共政策とアドヴォカシー事務局(Public Policy and Advocacy Office)が、議員を対象とした対面の図書館ツアーの実施手順等をまとめた資料“How to Conduct an In-Person Library Tour”を公開したと発表しました。

資料には、必要な手順、図書館ツアーの日程調整、内容を決める際に検討するべきこと等がまとめられています。発表の中で、ALAは、議会休会期間である8月にあらゆる種類の図書館でツアーを実施すること、事例・写真・映像等を公共政策とアドヴォカシー事務局と共有することを推奨しています。

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「宮城(ふるさと)の再生 ―“水”編―」を実施

宮城県図書館が、2021年8月4日から9月30日まで、同館3階の東日本大震災文庫にて、東日本大震災文庫ミニ展示「宮城(ふるさと)の再生 ―“水”編――」を実施しています。

同館の東日本大震災文庫に含まれる宮城県の震災からの復興の様子が記載された資料の中から、河川・海岸・水道施設など “水” に関した内容のものを集めたものです。

東日本大震災文庫ミニ展示「宮城(ふるさと)の再生 ―“水”編―」(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1772-2021-07-15-06-33-44.html

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館、テキスト・データ・マイニングのための法的リテラシーに関するオープン教育資源を公開

2021年7月26日、米国のカリフォルニア大学バークレー校図書館が、テキスト・データ・マイニング(TDM)のための法的リテラシーを育成するためのオープン教育資源(OER)の公開を発表しました。

2020年6月に同校に設置された、Building Legal Literacies for Text Data Mining(Building LLTDM)の取組の成果を、より広く届けるためのものです。Building LLTDMは、TDMに関係する法律・政策・倫理・リスクについて、確信をもって対応できるようにすることを目的として、2020年6月23日から6月26日まで、32人のデジタル人文学の研究者や専門家を対象とした研修を行っていました。

OERには、国内外の著作権法、技術的保護手段、ライセンス、プライバシー、倫理的配慮事項の他、Building LLTDMの組織構築や取組について、同テーマに関する短時間での研修例等がまとめられています。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0のもと、PDFやEPUB等の形式で提供されています。

併せて、Building LLTDMのプロジェクトや今後の展望等をまとめたホワイトペーパーも公開されています。

香南市野市図書館(高知県)、「静寂読書室」をオープン

2021年8月3日、高知県香南市は、香南市野市図書館に「静寂読書室」をオープンしたと発表しています。

周りの騒音に邪魔されず、ゆっくり静かに読書を楽しむための部屋で、パソコン・勉強・食事などでの利用は不可となっています。

静寂読書室がオープンしました!(香南市,2021/8/3)
https://www.city.kochi-konan.lg.jp/life/dtl.php?hdnKey=8141

参考:
香南市野市図書館(高知県)、図書館での結婚式を希望するカップル1組を募集中:30周年記念イベント
Posted 2018年11月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37093

橿原市立図書館(奈良県)、市内の小学生以下の子どもがいる世帯を対象に貸切利用サービスを実施

奈良県の橿原市立図書館が、2021年7月14日に、市内の小学生以下の子どもがいる世帯を対象に貸切利用サービスを開始すると発表していました。

コロナ禍で外出しづらい環境のなか、市内で子育てをしている家庭を対象に、図書館に行きやすくするためのサービスを行うものです。

実施期間は7月22日から8月31日までの、日曜・祝日の午前(2回)と午後(3回)、火曜日から土曜日の午後(3回)で、各回1世帯1時間以内の貸切利用です。利用には前日までの事前予約が必要です。

地元紙が報じるところによると休館時間に実施しているとのことです。

図書館貸切~親子でゆっくり本を探そう~(橿原市立図書館,2021/7/14)
https://www.city.kashihara.nara.jp/article?id=60ea8aa365909e575676914a

8月 3日

【イベント】国立国会図書館(NDL)、令和3年度アジア情報研修を開催(12/2-3・オンライン)

国立国会図書館(NDL)は、2021年12月2日と12月3日に、独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所との共催で、「令和3年度アジア情報研修」をオンラインで開催します。

アジア情報の収集・提供に関するスキル向上を図るとともに、アジア情報関係機関間の連携を深めることを目的とした研修であり、今回のテーマは「国際化するアジアの諸課題を調べよう!~国際機関の文書と統計を使って~」です。

各種図書館、調査・研究・教育機関、中央省庁・地方公共団体の所属者、大学院生等を対象としており、定員は20人(原則、1機関につき1人)です。参加費は無料で、事前の申込・事前課題への回答が必要です。

主な内容は以下の通りです。

・12月2日
科目1 文書から調べる
講師:田中福太郎、伊勢田梨名(国立国会図書館関西館アジア情報課)

講演 アジア諸国の経済発展を比較する
講師:深尾京司氏(アジア経済研究所所長)

・12月3日
科目2 統計から調べる
講師:高橋理枝氏(アジア経済研究所学術情報センター図書館情報課)

Internet Archiveの25周年を迎えての振り返り(記事紹介)

米国の非営利団体Internet Archiveが25周年を迎えたことを受けて、2021年7月21日付で創設者のケール(Brewster Kahle)氏によるブログ記事が公開されています。ブログ記事では、Internet Archiveができるまで、非営利であること、振り返りと今後の展望について述べられています。

Internet Archiveができるまでとして、ケール氏が若い頃グーテンベルクの発明から前進した新しいメディアをつくることを支援したいと思っていたことなどが述べられています。リッチメディアの大規模コレクションのために機能するコンピュータの構築、ネットワークの発展などがあり、「すべての図書館(library of everything)」が構築されました。

Internet Archiveが非営利であることの理由として、Internet Archiveがすべての人のものを含んでいることが挙げられています。また、Internet Archiveの目標として、「新しいグローバルマインドをつくるために活用できるウェブの永続的なメモリを構築すること」、「経時的なデータから新しい洞察を与えるパターンを発見すること」、「歴史的資料であるだけではなく、インターネットの生きている一部分であること」が挙げられています。

学術出版関係機関と米国の国立研究機関、論文の著者名変更に関する連携を開始

2021年7月28日、米・ローレンス・バークレー国立研究所およびプレプリントサーバーarXivは、学術出版者や米国の国立研究機関が、論文の著者名変更に関する連携を開始すると発表しました。

参加機関は、arXivや米国化学会(ACS)をはじめとした17の学術出版関係機関・サービスと、ローレンス・バークレー国立研究所やアイダホ国立研究所といった米国の国立研究所17機関です。

発表では、今回の連携は、自身に代わって直接出版者やジャーナルに著者名変更のやり取りを行うよう、研究者が所属機関に依頼できる仕組みを提供するとしています。研究者は、あらゆるキャリア段階で、より容易に著者名の変更を行えるようになると述べられています。

韓国・教育部、夏休みの非対面での読書活動を支援するため、全国の児童・生徒・教員等を対象とした電子書籍サービスを実施:昨年より対象や冊数を拡充

2021年7月26日、韓国・教育部は、全国の児童・生徒・教員等を対象とした電子書籍サービス「북드림(BookDream)」の実施を発表しています。同部とロッテ奨学財団・教保文庫が締結した学校における読書教育振興のための業務協約に基づくものです。

夏休みの非対面での読書活動を支援することを目的としたもので、昨年4月から2か月間運営したものに続いて2回目の実施となります。昨年は児童・生徒が対象でしたが、今年からは教員および小中学校に就学していなかったり学業を中断した学生への支援事業でも活用できるようになったほか、1にあたり最大4冊まで利用可能だったものを10冊まで拡充しています。また、タイトル数も昨年の4万2,000点から約6万2,000点へと増加しています。

大阪北部地震により被害を受けた寝屋川市立中央図書館(大阪府)、2021年8月5日に寝屋川市駅前に移転し開館:既存の駅前図書館はこども図書館に

大阪北部地震により被害を受けた総合センターに入居していた大阪府の寝屋川市立中央図書館が、2021年8月5日に寝屋川市駅前のショッピングモール内に移転して開館します。

既存の駅前図書館は児童書を中心としたこども図書館として8月2日に開館しています。

また、新中央図書館の開館準備のための臨時休館明けの8月11日から、中央図書館の休館中に設置された臨時図書室が「西分室」として開室します。

寝屋川市立図書館
https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kyoiku_shakaikyoiku/tyuutosyo/tosyotop/index.html
※「寝屋川市立中央図書館 8月5日午後1時オープン」「駅前図書館は、こども図書館として8月2日開館します」「8月11日の休室あけから、臨時図書室は西分室として開室します」とあります。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ニュージャージー州・デラウェア州のサービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始

2021年8月2日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、サービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“NJ/DE Digital Collective”は、ニュージャージー州立図書館(NJSL)とデラウェア州図書館局(DDL)が両州の文化遺産機関のために共同で創設したものです。NJSL・DDLをはじめ、ラトガース大学・デラウェア大学・プリンストン神学校・プリンストン大学といった20超える機関が、今回、“NJ/DE Digital Collective”を通じてDPLAに12万4,000点以上のデータを提供しています。

公開されたものには、ジャージーシティ公共図書館(Jersey City Free Public Library)のオランダ移民に関するコレクション、デラウェア美術館のイラストレータのハワードパイル(Howard Pyle)の手稿コレクション、 NJSLの1944年に同州に被害を与えたハリケーンに関するコレクション、ラトガース大学の1960年代・1970年代のオーラスヒストリーコレクション等が含まれます。

信州大学、オープンアクセス方針を制定

2021年8月2日、信州大学附属図書館は、信州大学が8月1日から信州大学オープンアクセス方針を施行し、同大学の研究者による研究成果(学術雑誌論文等および関係する研究データ)を、原則オープンアクセス(OA)とすることとなったと発表しています。

同大学の研究者が作成した研究成果を、同大学が運用する機関リポジトリ、または、その他研究者本人が選択する方法によって公開するとしています。

オープンアクセス方針を制定しました(信州大学附属図書館,2021/8/2)
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2021/08/openaccesspolicy.html

8月 2日

国立公文書館、開館50周年記念関連動画を公開

2021年7月30日、国立公文書館が、同館開館50周年記念関連動画を公開したことを発表しました。

公開されたのは、7月1日に実施された開館50周年記念式典「記録を守る、未来に活かす。」の録画映像、同館が50年間に果たしてきた役割と未来への展望、所蔵資料を紹介する記念映像の2件です。

@JPNatArchives(Twitter, 2021/7/30)
https://twitter.com/JPNatArchives/status/1421017732481536000

@JPNatArchives(Twitter, 2021/7/30)
https://twitter.com/JPNatArchives/status/1421018487233945601

【イベント】第26回情報知識学フォーラム「研究データの管理・オープン化・利活用にどのように対応すべきか」(12/18・京都)

2021年12月18日、情報知識学会が主催する、第26回情報知識学フォーラム「研究データの管理・オープン化・利活用にどのように対応すべきか」が、京都大学桂図書館で開催されます。

同フォーラムでは、フィールド研究・経営学・地域研究・心理学・教育等の研究者が、研究データをどのように組織化・活用しているのか、抱えている問題についての講演等が行われる予定です。

発表によると、新型コロナウイルス感染症感染拡大状況により、オンライン開催に変更する可能性があります。

第26回情報知識学フォーラム「研究データの管理・オープン化・利活用にどのように対応すべきか」(情報知識学会)
http://www.jsik.jp/?forum2021

参考:
【イベント】第25回情報知識学フォーラム「アフターコロナの学術研究分野におけるオープンサイエンスを考える」(1/9・オンライン)
Posted 2020年9月17日
https://current.ndl.go.jp/node/42037

ルクセンブルク・文化省、著作権と著作隣接権に関する実践ガイドを公開:文化財のデジタルコレクションのオンライン公開担当者向けのガイド

2021年7月29日、ルクセンブルクの文化省が、著作権と著作隣接権(droits voisins du droit d’auteur)に関する実践ガイド“Guide pratique: Droits d'auteur, droits voisins et autres droits dans le secteur du patrimoine culturel”の公開を発表しました。

文化財のデジタル化コレクションのオンライン公開を担当する人を主に対象としたものであり、文化機関がデジタル化したコレクションをオンラインで一般に公開することを検討する際に生じ得る、懸案事項に関してまとめられています。

ガイドは、以下の10章で構成されています。

1.オンライン公開されているものに適用される権利の一般的枠組み
2.著作権
3.著作隣接権
4.著作権と著作隣接権の例外と制限
5.データベースに関する権利
6.意匠権
7.肖像権
8.オンライン化する際の責任事項
9.一般データ保護規則(GDPR)
10.知的財産権を明確にするための実践的オリエンテーション

東京学芸大学附属図書館、全6テーマからなる令和3年度電子展示「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう」を公開:1か月ごとに1テーマずつ公開予定

2021年8月2日、東京学芸大学附属図書館が、令和3年度電子展示「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう」を公開しました。

2021年度は、展示会場でのリアルの展示会ではなく、図書館ウェブサイト「展示」ページ上で楽しめる電子展示を開催することになったことによるもので、「おもちゃ絵」や「絵双六」の遊び方に注目した電子展示となっています。資料はすべて「東京学芸大学附属図書館デジタルアーカイブ」上で画像が公開されており、2020年度からダウンロードを自由に行えるようしたことから、実際に資料を印刷して展示を見ながら遊ぶことができるとしています。

同電子展示は、全6テーマに分かれていて、2021年8月から、1か月ごとに1テーマずつ公開する予定となっており、今回、第1弾として「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう① 組上絵(くみあげえ)・立版古(たてばんこ)」が公開されました。

お知らせ(東京学芸大学附属図書館)
https://lib.u-gakugei.ac.jp/news
※2021-08-02欄に「令和3年度電子展示「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう」を公開しました!」とあります。

北海道立図書館の「蔵書検索」で北海道議会図書室の本が検索出来るように

北海道立図書館と北海道議会図書室は、2021年8月2日から、北海道立図書館の「蔵書検索」で北海道議会図書室の本が検索出来るようになったと発表しています。

「蔵書検索」で道議会図書室の本が検索出来るようになりました。(北海道立図書館,2021/8/2)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/objnje0000000rnf.html

北海道議会図書室
https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/gaiyou/library.html
※「8月2日(月)から、北海道立図書館ホームページの「蔵書検索」で当図書室の蔵書も検索できるようになりました。」とあります。

韓国科学技術情報研究院(KISTI)、オープンアクセス(OA)に関する協力推進のため、韓国大学図書館連合会(KUCLA)・韓国専門図書館協議会(KSLA)と業務協約を締結

2021年7月22日、韓国科学技術情報研究院(KISTI)は、韓国大学図書館連合会(KUCLA)および韓国専門図書館協議会(KSLA)の両機関とオープンアクセス(OA)に関する協力推進のための協約を締結したと発表しています。

KUCLAは国内の学術誌購読料の約80%を支出する大学図書館コンソーシアムです。KSLAは研究所・公共機関・医療機関等の専門図書館による協議会で、KISTIが運営しているコンソーシアムKESLIに参加しています。

今回の締結は、大学・研究機関のOAポリシーの拡散や、3機関が所管・運用している電子情報コンソーシアムの購読型契約の転換契約への変更のために相互に協力することで、高価格で独占的な学術情報の利用環境を解消することを目的としています。

ページ