アーカイブ - 2015年 - book

12月 10日

E1742 - 恵庭市立図書館の取組について:様々な声を実現する

○はじめに

 恵庭市(北海道)は札幌市と千歳市の間に位置する人口約6万9,000人のまちである。恵庭市立図書館(以下当館)は蔵書約30万冊の中規模な図書館ではあるが,恵庭市は,2000年度に全国に先がけてブックスタートを実施し,2013年度には「恵庭市人とまちを育む読書条例」を制定し,市民にも「読書のまち」としての意識が定着してきているといえる。

 

11月 26日

E1741 - 欧州のデジタル化新聞を集約するEuropeana Newspapers

 2015年8月20日,欧州の文化遺産ポータルEuropeana(CA1785参照)のEuropeana Newspapersプロジェクトは,プロジェクトの最終報告書を公表した。本稿では,主にこの最終報告書に拠りながら,この大規模プロジェクトを紹介する。

E1740 - 「岐路」に立つ米国の公共図書館:意識調査の結果から

 2015年9月15日,米国のPew Research Centerは,米国民を対象に公共図書館(以下図書館)に対する意識とサービスの利用実態等について尋ねた調査の報告書“Libraries at the Crossroads”を発表した。調査期間は2015年3月17日から4月12日まで,16歳以上の米国民2,004名を対象とした電話調査であった。調査では,「学歴」「人種・民族」「世帯年収」などの属性別の分析結果が示され,Pew Research Centerが実施した過去の調査における同様の質問項目への回答結果と比較されている。

E1739 - 2015年米国図書館協会(ALA)年次大会<報告>

 2015年6月25日から30日にかけて,サンフランシスコで2015年米国図書館協会(ALA)年次大会(E669E816E955E1074参照)が開催され,2万2,000人以上が参加した。筆者は米国での在外研究期間中に同大会に参加する機会を得た。本稿では,同大会で印象に残ったことを中心に報告したい。

E1738 - 第2回SPARC Japanセミナー2015<報告>

 2015年10月23日,国立情報学研究所(NII)において第2回SPARC Japanセミナー2015「科学的研究プロセスと研究環境の新たなパラダイムに向けて‐e-サイエンス,研究データ共有,そして研究データ基盤‐」が開催された。以下,概要を報告する。

E1737 - 日欧のオープンサイエンスに関する国際シンポジウム<報告>

 2015年10月13日と14日,神戸大学百年記念館にて,EUに関する教育・学術研究,情報発信を行う関西の大学コンソーシアムであるEUインスティテュート関西(EUIJ関西)主催の国際シンポジウム「HORIZON2020によるオープンアクセス政策とオープンサイエンスの国際的課題―学術研究における日欧の共通課題と大学図書館の役割―」が開催された。

E1736 - 「神奈川県行政資料アーカイブ」の構築

 ○はじめに
 設置母体である地方公共団体が作成する行政資料を収集することは,公立図書館の任務の一つと考えられるが,ペーパーレス化が進む中,電子媒体の地方行政資料を系統的・網羅的に収集し,保存することは多くの公立図書館の課題となっている。神奈川県立図書館(以下当館)はその課題に取組むため,2015年4月に,神奈川県政策局情報公開課県政情報センター(以下県政情報センター)及び神奈川県立公文書館(以下公文書館)と連携して「神奈川県行政資料アーカイブ」(以下アーカイブ)を設置し,10月1日にウェブサイトを一般公開した。本稿では公開に至るまでの経緯などについて紹介する。

11月 12日

E1735 - オープンサイエンスデータ推進ワークショップ<報告>

 

1.趣旨

 「オープンサイエンスデータ推進ワークショップ」は,京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター主催のもと,大学および関連の研究機関が「オープンサイエンスデータ」を推進するため,(1)ポリシーから技術的問題に至るまで広く情報交換を行うこと,(2)推進に向けた学内外のネットワーク形成,を目的として,2015年9月17日,18日の2日間にわたって開催された。以下では,1日目,2日目ごとに参加報告を行う。 

E1734 - 第26回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

 2015年9月16日から19日まで,日本資料専門家欧州協会(European Association of Japanese Resource Specialists:EAJRS;E031,E1348,CA1463参照)第26回年次大会“Breaking barriers - unlocking Japanese resources to the world”が,オランダのライデン大学で開催された。

E1733 - 「学術情報のあり方:人社系の研究評価を中心に」<報告>

 2015年9月30日,国立情報学研究所において第1回SPARC Japanセミナー2015「学術情報のあり方:人社系の研究評価を中心に」が開催された。人文社会科学系分野(以下人社系)のあり方が問われる背景には,その研究成果をいかに評価するかという問題がある。本セミナーは5件の講演とパネルディスカッションで構成され,人社系の評価のあり方と大学および図書館の役割について活発な議論が交わされた。

E1732 - 第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

 2015年10月18日,学習院女子大学を会場として,第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「情報資源組織化が切り開く未来:RDA,新NCR,BIBFRAME,Linked Dataがもたらすもの」が開催された。閉会時の主催者挨拶によると150名近くの参加者があり,テーマへの関心の高さがうかがえた。

E1731 - 児童書研究資料室の開室~国際子ども図書館リニューアル~

 2015年9月17日,国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館の新館(アーチ棟)に児童書研究資料室が開室した。アーチ棟は同年6月末に完成した,名前の通りゆるやかな弧を描いた建物で,65万冊収蔵可能な地下書庫と,講演会やイベントに使用する2つの研修室も擁している。本資料室は2階にあり,建物のカーブに沿って書架や机が配置され,ガラスのカーテンウォール沿いに長く伸びた閲覧席がある,広く開放的な部屋となっている。なお,児童書研究資料室は,国際子ども図書館が果たす3つの基本的な役割(1)児童書専門図書館,(2)子どもと本のふれあいの場,(3)子どもの本のミュージアム,のうち主に(1)の役割を担うもので,児童書に関する調査研究を行うための閲覧室である。

E1730 - 塩尻市立図書館で3Dプリンター利用をスタート

 塩尻市立図書館(長野県)は,2015年7月,3Dプリンターを導入した。夏休みを前に,館内の児童コーナーで3Dプリントのデモンストレーションをスタートさせ,併せて最初の事業として,夏休みに合わせた子ども向け講座「今年の夏休み工作は3Dプリンターでミニカーを作ろう」を開催した。

11月 2日

10月 29日

E1729 - 非英語圏の国のOAの専門書の利用状況<文献紹介>

Ronald Snijder. Evaluating the Impact of the FWF-E-Book-Library Collection in the OAPEN Library: An Analysis of the 2014 Download Data. D-Lib Magazine. 2015, 21(7/8).

E1727 - 実験的ディスカバリサービス「NDLラボサーチ」の紹介

 

●はじめに

 国立国会図書館(NDL)次世代システム開発研究室は,当館が所蔵するデジタル化資料のデータや書誌情報などを用いて,東京大学や国立情報学研究所といった大学や研究機関と共同で次世代の図書館サービスの検討に資するための調査研究を行っており,その実験の場としてNDLラボを運営している。本稿ではNDLラボで公開している成果のうち,実験的なディスカバリサービスである「NDLラボサーチ」を紹介する。

 

E1728 - 英国・ドイツでの日本研究司書へのレファレンス研修を終えて

 国立国会図書館(NDL)では,これまで国際交流基金主催の「日本研究上級司書研修」への協力や「日本研究情報専門家研修」の実施など,海外日本研究司書への国内での研修を行ってきた。しかし,海外へ職員を派遣して行うレファレンス研修は実現できていなかった。このたび,設立20周年記念事業としてドイツの日本資料図書館連絡会“Arbeitskreis Japan-Bibliotheken”から,そして英国の日本専門司書グループ“The Japan Library Group”から研修講師の派遣依頼があり,2015年8月21日に英国図書館(BL)で,28日にドイツのミュンヘン大学図書館で,現地の日本研究司書を対象に「日本情報の調べ方(人文分野)」の研修を行った。あわせて,BL,ドイツの国際交流基金ケルン日本文化会館,ケルン大学日本学科図書館,ボン大学日本学科図書館,バイエルン州立図書館などを見学した。

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