アーカイブ - 2014年 4月 - book

4月 24日

E1560 - 大学図書館の指導者層の意識調査(米国)

 2014年3月11日,米国のITHAKA S+Rが,大学図書館の指導者層を対象とした意識調査の結果をまとめた“Ithaka S+R US Library Survey 2013”と題するレポートを発表した。ITHAKA S+Rは,大学図書館の戦略策定に資するための調査を定期的に行っており,4年制大学の図書館長を対象とした今回の調査は,2010年(E1175参照)に次ぐ2回目である。大学教員を対象とした“US Faculty Survey(E1427参照)”も2000年から3年毎に行われており,今回のレポートでは,2012年の調査結果が比較に使用されている。...

E1559 - 図書館員のコンピテンシー・インデックス2014

 2014年3月,OCLCの運営するWebJunction(E1444参照)が,“Competency Index for the Library Field”の改訂版(以下,コンピテンシー・インデックス2014)を公表した。...

E1558 - 2014年CEAL年次大会・NCC公開会議<報告>

 2014年3月26日から27日,米国フィラデルフィアにおいて,東亜図書館協会(CEAL)年次大会と北米日本研究資料調整協議会(NCC)公開会議が開催された。会議に先立ち,25日夜にNCCプレカンファレンスとして,日本語の古典籍への国際的なアクセスをテーマとしたラウンドテーブルが開かれた。...

E1557 - ポータルからプラットフォームへ:Europeana事業計画2014

 Europeanaは,「欧州の図書館,ミュージアム,アーカイブズおよび視聴覚アーカイブズの保有する電子化資料への統合的なアクセスを提供するポータルサイト」(CA1785参照)と紹介されてきた。既に約2,300機関(うち,アグリゲータ150機関とデータ連携)から,3,000万件以上のメタデータを集約するまでに成長している。しかし,もはや,単なる「ポータル」を超えて,「プラットフォーム」へとその姿を変えつつある。...

E1556 - 図書館とファブスペース ~ 導入から1年

 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下,SFC)では2013年4月,デジタル技術を使ったものづくり(以下,ファブ)を身近に体験できるよう,多くの学生が気軽に利用している場所である図書館(湘南藤沢メディアセンター)に3Dプリンタが利用できるファブスペースを設置した。3Dプリンタは,海外では,米国を中心に公共図書館等のメイカースペースの設置とともに導入が進んでいる(E1378参照)が、日本ではまだ珍しい取組みといえるのではないだろうか。本稿では,SFCの図書館への3Dプリンタ導入とファブスペースの設置から1年を経たところで振り返り,利用状況や新たな展開などについて紹介したい。...

E1555 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/4/18現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報(E1532ほか参照)に続き,2014年2月中旬から4月中旬にかけての主な情報をまとめた。...

4月 23日

4月 10日

E1554 - 電子情報保存のファイル形式方針の実態調査<文献紹介>

 機関リポジトリや電子図書館サービスの構築にあたっては,多くの管理者は,長期にわたる保存と管理を考慮して,標準となるファイル形式の方針を策定する。長期保存におけるファイル形式方針の策定においては,絶対確実なファイル形式といえるものはない。仕様がオープンな形式の方がコンテンツの読み出しにおける透明性が高く,長期保存に向いていると考えられるが,商用であっても広く普及している形式の方が長期的に信頼できるとも考えられる。サービスによって,方針はさまざまである。この報告書は,北米研究図書館協会(ARL)の参加館の機関リポジトリ等のファイル形式の方針を調査し,方針における各ファイル形式の信頼度について評価を行った結果をまとめたものである。...

E1553 - 学校図書館担当職員に求められる役割と能力向上のための方策

 文部科学省は,青山学院女子短期大学の堀川照代氏を座長とする「学校図書館担当職員の役割及びその資質の向上に関する調査研究協力者会議」による「これからの学校図書館担当職員に求められる役割・職務及びその資質能力の向上方策等について」と題した報告(2014年3月付)を公表した。2013年8月から同会議において審議を重ね,学校図書館について,その利活用の意義,学校図書館担当職員に求められる役割・職務及びその資質能力の向上方策についてまとめたものである。報告には,小・中・高等学校の各4校と特別支援学校2校計14校における学校図書館の活用事例集なども参考として付されている。...

E1552 - 英国の読書習慣調査:読む派と見る派に二分されている?

 読書推進活動などを行うBooktrustが,2014年3月11日,英国の成人の読書習慣に関する調査報告書“Booktrust Reading Habits Survey 2013”を公開した。この調査は,Booktrustが調査会社DJS Researchに委託して実施したもので,18歳以上の1,500人に対して電話調査を行っている。Booktrustは,調査結果から,英国が本を読む人たちと,テレビやDVDを見る人たちの“二つの国”に分断されている傾向が示されていると,ややセンセーショナルにまとめ,懸念を表明している。...

E1551 - 公共図書館との関係性に基づく米国民の類型

E1551 - 公共図書館との関係性に基づく米国民の類型

 2014年3月13日,Pew Internet & American Life Projectが,米国民と公共図書館との関係性を分析した報告書“From Distant Admirers to Library Lovers- and beyond: A typology of public library engagement in America”を公表した。2013年7月18日から9月30日にかけて16歳以上の米国民6,624人を対象に行われた電話調査の結果を元にしており,2013年12月には,この調査結果を性別や年齢,収入等に基づく従来的な手法で分析した報告書が発表されている(E1519参照)。今回の報告書は,米国民と公共図書館の関係性についての新たな「類型」を見出すことを目的としている。...

E1550 - データが変える研究,教育,ビジネス,社会:IDCC14

 研究データの共有や活用をテーマとする第9回国際デジタルキュレーション会議(International Digital Curation Conference: IDCC)が,2014年2月24日から27日までサンフランシスコにて開催された。主催は英国のデジタルキュレーションセンター(DCC),共催はカリフォルニア大学キュレーションセンター(UC3)とネットワーク情報連合(CNI)である。...

E1549 - 芸術を育む図書館に注目を-“Library as Incubator Project”

E1549 - 芸術を育む図書館に注目を-“Library as Incubator Project”

 2014年3月に発表された「図書館界を動かした人,揺るがせた人」(Movers& Shakers;E1546参照)の50名の中に,あるプロジェクトを動かしてきた二人組が含まれている。Laura Damon-Moore氏とErinn Batykefer氏の二人の図書館員だ。2012年に図書館情報学修士号を取得したばかりの彼女たちが取り組んできたのは,アーティストと図書館をつなぐ“Library as Incubator Project”(芸術のインキュベーターとしての図書館プロジェクト)である。...

4月 9日