アーカイブ - 2014年 2月 - book

2月 20日

E1537 - 研究データへの識別子付与と引用可能性向上:DataCiteの活動

 研究データのインターネット上での公開が進む中,それらが発見され,適切に活用されるためには,識別子やメタデータが適切に付与され,引用可能(Citable)な状態になることが肝要である。この,研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアムとして“DataCite”がある。そのメンバーや連携機関,主要な活動,そして研究データの引用可能性向上に向けた関連動向を紹介する。...

E1536 - ミャンマーの図書館事情:アジア財団レポートより

2014年2月,ミャンマーの公共図書館と情報ニーズについての調査レポートが公表された。米国に本部を置くアジア財団(The Asia Foundation)とミャンマーのMyanmar Book Aid and Preservation Foundation(MBAPF)によるものである。調査では,2013年10月から11月にかけて調査員が全国の図書館を訪問し,図書館員や住民等にインタビュー調査を行っている。レポートは,ミャンマーの図書館の歴史・現況(第3章),関係団体(第4章)を整理した上で,その調査結果が示されており,全体状況が明らかになっている。...

E1535 - Europeana 1914-1918:第一次世界大戦の記憶を共有する試み

 2014年1月28日,欧州のデジタル文化遺産のポータルサイトであるEuropeanaが,“Europeana 1914-1918”を公開した。第一次世界大戦の開戦から100年を機に,国立図書館等のコレクションに加え,これまで国立図書館等の蔵書にはされてこなかった,第一次世界大戦に関するさまざまな資料を公開し,新たな観点を提示するものである。...

E1534 - 公共図書館で学術文献を:英国の試み“Access to Research”

  2014年2月3日,英国の公共図書館で,オンラインの学術雑誌記事150万件を無料で提供する2年間のプロジェクト“Access to Research”が始まった。...

E1533 - 学生主体の憩いの場―山口大学総合図書館「りぶカフェ」

 山口大学総合図書館の入口を右に進むと,「りぶカフェ」がある。エプロンを着けた学生が笑顔で出迎えてくれる。L字型のスペース(108平方メートル)に,テーブル席とカウンター席あわせて65席が設けられている。天気のいい日には,オープンテラスも利用できる。...

2月 19日

2月 6日

E1530 - 学校図書館における電子書籍の利用動向(米国)

 2014年1月,米国の学校図書館における電子書籍の利用動向についての調査報告書 “2013 Survey of Ebook Usage in U.S. School (K-12) Libraries”が公開された。この調査は,Library Journal誌とSchool Library Journal誌が公共,大学,学校図書館を対象に実施する電子書籍の利用動向の調査シリーズの一つである。...

E1529 - 読者を第一に考えて:図書館電子書籍ベンダーガイド,公開

 米国やカナダの公共図書館等,約300機関が参加するイニシアティブ“ReadersFirst”が,2014年1月,図書館の電子書籍サービスのシステムを提供するベンダーを評価するドキュメント“ReadersFirst Guide to Library E-Book Vendors”を公開した。これから電子書籍サービスを開始することを考えている図書館をメインターゲットとして,各ベンダーの評価を提示するものである。その結果自体もさることながら,“読者のことを第一に考える”ことをコンセプトに,ベンダーの理解を仰ぎながら評価指標を作成している点は興味深い。以下,経緯から順に紹介する。...

E1528 - 図書館とウィキペディアのこれからの関係は?

 よく知られているように,ウィキペディアの記事を編集するにあたっては,中立的な観点に基づくことが求められている。そしてそのために,信頼できる出典を明記することで記事の検証を可能にし,また信頼できる媒体においてまだ発表されていない独自研究は載せないことが求められている。これら「中立的な観点」,「検証可能性」,「独自研究は載せない」は,ウィキペディアの内容に関する三大方針として位置づけられている。ウィキペディアの編集者が記事を書くにあたっては,信頼できる情報源へのアクセスは不可欠である。

 信頼できる情報源を多く所蔵し,多くの人にアクセス環境を提供する機関といえば,まずは図書館があげられるだろう。図書館は全体として,貴重書,高額な学術書,有料のデータベースに掲載された学術論文など,様々な情報源へのアクセスを提供している。ウィキペディアに関連するプロジェクトとして,これら図書館の情報源に,編集者がよりアクセスしやすくすることを目指した活動が進められている。その推進の一端を担っているのが,2013年にウィキペディアの小額助成金制度“Individual Engagement Grants”から資金提供を受けたプロジェクト“The Wikipedia Library”である。...

E1527 - 数字を武器に図書館を変えた米国の図書館アナリスト<報告>

 2013年12月13日,千代田区立日比谷図書文化館でアメリカンシェルフ講演会「アメリカの公共図書館におけるトレンド分析とマーケティング」が開催された。講師は,米国の大学や公共図書館で,トレンド分析,ビジネス・キャリア支援などの専門家として30年近くの勤務経験があるアルカ・バトゥナガー米国大使館情報資料担当官である。以下,講演内容の概要を紹介する。...

2月 5日