E1395 - 人・社版PLOSを目指す“Open Library of Humanities”が発足
科学・技術・医学系(STM)に比べ人文・社会科学系の研究者が学術成果のオープンアクセス(OA)化にあまり積極的でないことは,これまでも度々指摘されてきた(E1352,E1372参照)。しかしこのほど,STM分野のPLOSを手本に(CA1433参照),人文・社会科学系でも類似のOAジャーナルを作ろうという新たな動きが現れた。それが2013年1月18日に誕生した“Open Library of Humanities(OLH)”である。...
米国においては,宿題支援に積極的に取組む公共図書館は多く,本誌でも2009年にLibrary of the Future Awardを受賞したインディアナポリス・マリオン郡公共図書館(E914参照),2010年にLibrary of the Yearを受賞したコロンバス・メトロポリタン図書館(E1063参照)などの取組みを紹介してきた。このような中,シカゴ公共図書館では,“Teacher in the Library”プログラムが行われてきたが,2013年1月,シカゴ市のエマニュエル(Rahm Emanuel)市長と,シカゴ公共図書館のバノン(Brian Bannon)理事長が,同プログラムを拡張することを発表した。...