2012年1月27日,国立国会図書館(NDL)収集書誌部は2011年度の書誌調整連絡会議(E1006参照)を開催した。この会議は,国内の書誌調整の充実と発展に資することを目的として2000年度から毎年度開催しているものである。12回目となる今年度の会議は「RDA,その動向,構造及び課題整理」と題して,RDA(Resource Description and Access;CA1686,CA1713参照)をテーマとして採り上げ,研究者及び関係機関実務担当者7人並びにNDL職員が出席した。...
2012年1月付けで英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が“Re-skilling for Research”と題するレポートを公開した。このレポートは,研究者の情報ニーズの変化に対応するために,サブジェクトライブラリアン等に求められるスキルや知識,そしてそれらを身につける研修機会等について,現状と課題を分析したものである。...
2012年1月30日付けで,全米高度情報サービス連合(National Federation of Advanced Information Services:NFAIS)が,ディスカバリサービス(CA1727参照)に関するガイドライン“Code of Practice: Discovery Services”のドラフト版を公開した。NFAISは,1958年に設立された非営利団体で,Elsevier社等の学術出版社や米国化学会(ACS)等の学協会に加えて,OCLC,国立医学図書館(NLM),英国図書館(BL)といった多様な情報サービス機関が加盟している。...
北米の大学図書館等が加盟する北米研究図書館協会(ARL)は,2012年1月に,大学・研究図書館におけるフェアユースに関するベストプラクティスをまとめた文書“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”を公表した。...
2012年2月14日にオーストラリア国民読書年(National Year of Reading 2012)が開幕した。同国では例年2月14日は“Library Lovers Day”として図書館振興イベントが開催される日にあたる。国民読書年は同国の公共図書館および図書館協会を主体に,学校図書館や国立図書館を含む図書館界のほか,政府,メディア,作家,出版社,書店等と共同で開催される全オーストラリア規模の読書振興活動である...