アーカイブ - 2012年 10月 11日 - book

E1350 - 英国RLUKが設計したEJビッグディールへの代替案<文献紹介>

E1350 - 英国RLUKが設計したEJビッグディールへの代替案<文献紹介>

電子ジャーナルのビッグディール契約(CA1586参照)には,購読していないタイトルの利用が可能になるというメリットがある一方で,契約開始時の購読規模を維持することが求められるという問題点もある。毎年値上がりが行われる高額なビッグディール契約をどのように維持していくか。あるいは利用可能なタイトル数の激減を引き受けてでも契約を中止するのか。これは国内外を問わず多くの大学・研究図書館において共通の課題となっている。...

E1349 - 多様な図書館サービスモデルの理解に向けて<文献紹介>

E1349 - 多様な図書館サービスモデルの理解に向けて<文献紹介>

図書館サービスは,それぞれの国,時代の状況に応じて変化してきた。近年では米国において,Web 2.0の登場とともにLibrary 2.0の議論が活発となり,これと他のモデルを比較した議論が活発に行われた(CA1624参照)。ただし,新しいモデルを模索する議論は活発に行われてきているものの,多様な図書館サービスモデルを相互に比較できるよう体系的にまとめた論考は少ないものと思われる。このような中,南アフリカのクウェンニャ,スティルウェル,アンダーウッドの三氏が,図書館サービスモデルについて学術的にまとめた文献は非常にまれであるとの課題意識のもと,散在している記述を多くの文献より渉猟し分析した論文をまとめ,公表した。...

E1348 - 第23回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

E1348 - 第23回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2012年9月19日から22日まで,日本資料専門家欧州協会(European Association of Japanese Resource Specialists:EAJRS)第23回年次大会“Bridging the Gap - Past and Present Japanese Resources in the Digital Age”が,ドイツのベルリン国立図書館(Staatsbibliothek zu Berlin)で開催された。...

E1347 - 山室信一氏による関西館10周年記念講演会<報告>

E1347 - 山室信一氏による関西館10周年記念講演会<報告>

2012年10月6日,国立国会図書館(NDL)関西館開館10周年記念行事の一環として,京都大学人文科学研究所の山室信一教授による講演会「私の図書館巡歴と関西館-史料に導かれた連鎖視点への歩み」が開催された。会場となった関西館第一研修室には60人の一般参加者が集まり,ほぼ満席であった。関西館をしばしば利用する山室氏は,欧米の思想がどのようにして近代東アジア地域で“連鎖”していったのかを問題意識に据えた研究を続けてきた。講演は,国内外の図書館等での史料蒐集の足跡をたどりながら,これまでの研究テーマの変遷について,そして東アジア研究における関西館の意義について述べたものである。...

E1346 - 大不況という“嵐”を乗り切る公共図書館(米国)

E1346 - 大不況という“嵐”を乗り切る公共図書館(米国)

米国図書館協会(ALA)が,2006年から毎年実施している調査“Public Library Funding & Technology Access Study”(E699E839参照)の2011-2012年版報告書を2012年6月に公表した。この調査は,ビル&メリンダ・ゲイツ財団の資金援助を受けてメリーランド大学と共同で実施されているもので,米国の公共図書館における資金調達とテクノロジーへのアクセスに関する状況を把握することが目的となっている。...

E1345 - カタルーニャ州の公共図書館とWikipediaが記事入力で協力

E1345 - カタルーニャ州の公共図書館とWikipediaが記事入力で協力

2012年8月23日,スペインのカタルーニャ州の公共図書館がWikipediaに公式に協力することが公表された。これは,州内の公共図書館が利用者に対しWikipediaコンテンツ登録を推進するとともに,図書館員によるコンテンツ登録の協力を行うものである。この協力関係は,図書館や博物館等のいわゆるGLAMとWikimediaの活動との連携プロジェクト“GLAM-Wiki”への協力として行われるもので,同種の取り組みは図書館界において世界初の試みとされている。...