アーカイブ - 2011年 9月 - book

9月 29日

E1221 - 第22回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

E1221 - 第22回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2011年9月7日から10日まで,日本資料専門家欧州協会(European Association of Japanese Resource Specialists:EAJRS;CA1463E031参照)第22回年次大会が,英国のニューカッスル大学で開催された。...

E1220 - 英国RLUKの2014年までの戦略計画と学術雑誌価格高騰への対応

E1220 - 英国RLUKの2014年までの戦略計画と学術雑誌価格高騰への対応

2011年8月に,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は,2011-2014年の戦略計画“The Power of Knowledge, Phase 2”を公開した。“Phase 2”となっているのは,2008-2011年の同名の戦略計画との継続性が意識されているためである。...

E1219 - オープンソースの図書館システムは「魔弾」か,それとも?

E1219 - オープンソースの図書館システムは「魔弾」か,それとも?

初のオープンソース図書館システムKoha(CA1529参照)が2000年にデビューしてから10年以上が経過した。2006年誕生のEvergreenは現在では北米を中心に1,000館以上の導入事例を誇り,2011年にはKohaの大学図書館版パッケージLibLime Academic Kohaも登場した。日本国内でもProject Next-L Enju(CA1629参照)のようなシステムが存在している。...

E1218 – データセンターが研究と社会に与える影響とその意義(英国)

E1218 - データセンターが研究と社会に与える影響とその意義(英国)

2011年8月30日,英国研究情報ネットワーク(Research Information Network:RIN)が,“Data centres: their use, value and impact”と題するレポートを公開した。...

E1217 - 米著作者団体等が共同デジタルリポジトリHathiTrust等を提訴

E1217 - 米著作者団体等が共同デジタルリポジトリHathiTrust等を提訴

2011年9月12日に,米国の著作者団体Authors Guild等が,米国の大学図書館等による共同デジタルリポジトリHathiTrustとその参加館のうちミシガン大学・カリフォルニア大学・ウィスコンシン大学・インディアナ大学・コーネル大学の5大学に対し,著作権侵害の訴えを起こした。原告には,オーストラリアとカナダの著作者団体と,8名の作家も加わっている。...

E1216 - 被災地支援活動紹介(3)思い出サルベージアルバム

E1216 - 被災地支援活動紹介(3)思い出サルベージアルバム

2011年3月11日の東日本大震災の発生以降,日本各地で本や資料を通じた被災者支援が行われている。その中で,津波に襲われた宮城県亘理郡山元町において,被災した写真を洗浄・複写(デジタル化)して持ち主に届ける活動に取り組んでいる「思い出サルベージアルバム・オンライン」の代表を務める,日本社会情報学会の柴田邦臣氏にインタビューを行った。...

9月 27日

CA1755 - 研究文献レビュー:学校図書館をめぐる連携と支援:その現状と意義 / 岩崎 れい

本稿は、学校図書館と公共図書館の連携および公共図書館による学校図書館への支援についての文献レビューを目的とするものであり、初めに、行政施策の流れを概観することによって、文献の動向が整理できるものと考えている。本来は、連携と支援の両者について十分なレビューを行いたいところであるが、実際には連携に関する研究や事例報告は非常に少なく、支援に重点を置く結果となったことをおことわりしておく。...

CA1754 - 動向レビュー:英国における公貸権制度の最新動向―「デジタル経済法2010」との関連で / カオリ・リチャーズ

近年、英国の図書館界では、公共図書館における電子書籍の提供について、盛んに議論が行われている。これは主に、大手のオンライン書店アマゾン社によるキンドル(Kindle)を始めとして様々な読書端末が市場に出回るようになった結果、電子書籍が急激に人々の間に浸透しつつあるためである(1)。最近の同国の調査では、約650万人(成人人口の約13%)が読書端末を所持していると推定されている(2)。...

CA1753 - 動向レビュー:大学キャンパスの中のオープンアクセス / 森 いづみ

大学キャンパスの中で、オープンアクセス(Open Access:OA)はどれくらい浸透しているのだろうか。どのような実践があり、いかなる成果が上がっているのだろうか。本稿では、研究者や大学の戦略、学術情報流通の新しいビジネスモデル構築に大学図書館がどう貢献していくかという観点から、大学キャンパスの中で取り組まれている代表的なOA活動を紹介し、今後の展望を考える。...

CA1752 - 動向レビュー:学校・学校図書館を取り巻く新しい読書活動-集団的・戦略的読書の視点から- / 桑田てるみ

近年の学校教育における読書活動を考えるためには、新学習指導要領(1)を押さえておく必要がある。新学習指導要領には、「思考力・判断力・表現力等」を育むことを目的とした言語活動の充実が盛り込まれ、それを支える条件として、読書活動の推進、学校図書館の活用や学校における言語環境の整備の必要性が示された(2)。言語活動の充実が設定された理由の一つには、経済協力開発機構(OECD)による学習到達度調査(PISA)によって、日本の子どもたちには「思考力・判断力・表現力等」を問う読解力問題に課題があると判明したことが挙げられる。いわゆるPISA型読解力(3)CA1671CA1703CA1722参照)に課題があったことの影響は大きい。そのため、学校現場ではPISA型読解力の育成への関心が高い。...

CA1751 - 動向レビュー:「エンベディッド・ライブラリアン」:図書館サービスモデルの米国における動向 / 鎌田 均

あるものをなにかに埋め込む、という意味を持つ“embed”という語を用いた、エンベディッド・ライブラリアン(embedded librarians)と呼ばれる図書館司書、またはエンベディッド・ライブラリーサービスというサービス提供の形態が、近年米国の図書館界で一つの潮流となっている。このテーマについては論文に加え、米国カトリック大学(Catholic University of America)図書館情報学准教授のシュメイカー(David Shumaker)氏といった人物がブログでも積極的に発信している(1)。この呼称は、2003年のイラク戦争で広く知られるようになった、エンベディッド・ジャーナリスト(embedded journalists)に由来している(2)。これらのジャーナリストは、戦闘部隊と行動をともにし、進行中の事件の内部から取材活動を行い、自らをこのように呼ぶようになったとされている(3)。彼らは自らを部隊に「埋め込んだ」ことによって、事件のストーリーに直接アクセスできることができた(4)。このことから、エンベディッド・ライブラリアンとは、日常の業務において、図書館を離れ、利用者が活動している場から、利用者と活動をともにしつつ情報サービスを提供している図書館司書を指す。...

CA1750 - 英国とオランダの国立図書館にみる新聞資料デジタル化プロジェクト / 佐々木美穂

新聞は発行当時の情報を調査するのに有効なツールであるが、新聞紙は劣化しやすく、長期保存が難しい。また、記事を探すにも掲載日等の詳細な情報が無い場合、情報へのアクセスが難しい資料である。しかし近年、古い時代の新聞資料についてもデジタル化が進み、キーワードによる記事の検索や、該当部分の紙面画像閲覧も可能となり始めている。新聞記事へのアクセスを容易にするツールとして利用者のニーズは高まっており、新聞資料のデジタル化を進める国が増えてきている(CA1577参照)。...

9月 8日

E1215 - 「国立国会図書館資料デジタル化の手引2011年版」を公開

E1215 - 「国立国会図書館資料デジタル化の手引2011年版」を公開

国立国会図書館(NDL)は2011年8月,同館ウェブサイトの「資料デジタル化について」のページにて「国立国会図書館資料デジタル化の手引」(以下「資料デジタル化の手引」という)の2011年版を公開した。...

E1214 - 世界図書館情報会議(WLIC):第77回IFLA年次大会<報告>

E1214 - 世界図書館情報会議(WLIC):第77回IFLA年次大会<報告>

2011年8月13日から18日にかけて,世界図書館情報会議(WLIC):第77回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(E689E835E978E1093参照)がプエルトリコ最大の都市サンフアンにあるプエルトリコ・コンベンション・センターで開催された。参加者数は2,500名を超え,日本からは国立国会図書館(NDL)代表団7名を含む20名以上が参加した。...

E1213 - 米国図書館協会による,図書館民営化の論点等をまとめた資料

E1213 - 米国図書館協会による,図書館民営化の論点等をまとめた資料

米国では,2011年7月からカリフォルニア州のサンタクラリタ市で民間企業LSSI社による公共図書館の運営が開始されるなど,営利企業による公共図書館の運営に注目が集まっている。米国図書館協会(ALA)は,2011年6月に,公共図書館の民営化が検討されている自治体の図書館関係者に向けて,主な論点や注意すべき点,行動の提案等を示した文書“Keeping Public Libraries Public”を公表した。以下にその概要を紹介する。...

E1212 - 知識が動かす地域社会を目指して 学習へのアクセス賞2011

E1212 - 知識が動かす地域社会を目指して 学習へのアクセス賞2011

2011年8月16日,毎年恒例のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団による2011年の「学習へのアクセス賞」(E827E968E1089参照)が,東アフリカの住民にインターネットへのアクセス環境等を提供している国際NGO「乾燥地域情報ネットワーク」(Arid Lands Information Network:ALIN)に贈られた。同賞は,コンピュータやインターネットを通じて人々と情報を結びつけるための革新的な努力を行っている米国外の公共図書館や関連施設を表彰するもので,受賞団体には賞金として100万ドルが贈られる。また,今回は財団のパートナーであるマイクロソフト社から,ALINが地域コミュニティを支援するのに役立つソフトや技術指導等,約27万ドル相当の支援が行われる。...

E1211 - ゲリラOA活動家による EJ大量ダウンロードが投げかけた波紋

E1211 - ゲリラOA活動家による EJ大量ダウンロードが投げかけた波紋

これまで電子ジャーナル(EJ)の大量ダウンロードといえば,主に大学図書館界だけで不定期に生じる話題にすぎなかった。しかし,2010年に起こった米マサチューセッツ工科大学(MIT)での事件は,翌2011年1月に容疑者が逮捕,7月には連邦地検から起訴される事態にまで至り,新聞をはじめとした各種メディアで話題となっている。...

E1210 - 被災地支援活動紹介(2)遠野文化研究センター

E1210 - 被災地支援活動紹介(2)遠野文化研究センター

2011年3月11日の東日本大震災の発生以降,日本各地で本を通じた被災者支援が行われている。その中で,資料救出活動や図書館への献本活動を行っている岩手県遠野市の「遠野文化研究センター」学芸員の菊池信代氏にインタビューを行った。...

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