アーカイブ - 2011年 7月 - book

7月 28日

E1199 - 国立国会図書館,報告会「東日本大震災の復興支援」を開催

E1199 - 国立国会図書館,報告会「東日本大震災の復興支援」を開催

2011年7月13日,国立国会図書館(NDL)東京本館で報告会「東日本大震災の復興支援―図書館支援に求められていること―」が開催された。その内容はNDL関西館にも中継され,東京本館・関西館合わせて191名(NDL職員含む)が参加した。以下,報告会の主な様子を紹介する。...

E1198 - 「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス開発版」公開

E1198 - 「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス開発版」公開

国立国会図書館(NDL)は,2011年7月7日に「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス開発版」(以下「Web NDL Authorities開発版」という)を公開した。

 このシステムは,2010年6月に公開した「Web版国立国会図書館件名標目表」(以下「Web NDLSH」という)(E1071参照)を発展させ,名称典拠データを追加し,機能を拡張したものである。国立国会図書館サーチ(開発版)(E1087参照)との連携を強化し,関連キーワードの提示,典拠コントロールされた各標目からの再検索など多様な検索機能を実現している。...

E1197 - 図書館における電子書籍:実務案内<文献紹介>

E1197 - 図書館における電子書籍:実務案内<文献紹介>

本書は英国の公共図書館,継続教育機関の図書館,高等教育機関の図書館における電子書籍サービスの実践に基づいたガイドブックであり,先に紹介した『書架は不要:図書館における電子書籍』(E1131参照)と比べるとマニュアルの性格が遥かに強い。編者のプライス(Kate Price)氏は英国のサリー大学の電子戦略・リソース部長であり,ハヴァーガル(Virginia Havergal)氏はペトロック・カレッジの学習センター及び電子リソースの管理者である。また,18人の執筆者は情報コンサルタント,出版者,大学図書館職員,公共図書館職員である。...

E1196 - 米国図書館協会(ALA)の2011年の年次大会

E1196 - 米国図書館協会(ALA)の2011年の年次大会

米国図書館協会(ALA)の2011年の年次大会(E1074参照)が,2011年6月23日から28日にかけて,ルイジアナ州ニューオーリンズ市で開催された。ALAは,2006年の年次大会を,2005年のハリケーンで大きな被害を受けた同市で開催しており(E597参照),5年ぶりの開催となった今回の大会では,被災した公共図書館の復興プロジェクトの報告等も行われた。以下に,Library Journal誌での特集の記事を基に,様子の一部を紹介する。...

E1195 - 雑誌論文のコンテンツマイニング,その現状と課題

E1195 - 雑誌論文のコンテンツマイニング,その現状と課題

英国出版社協会(Publishers Association)等が構成メンバーである,出版研究コンソーシアム(Publishing Research Consortium)が“Journal Arcicle Mining: A research study into Practices, Policies, Plans.....and Promises”と題するレポートを公表した(2011年5月付け)。レポートは,学術雑誌論文を対象としたコンテンツマイニングの現状を調査したものである。コンテンツマイニングとは,情報検索・情報抽出・メタ分析を目的として行われる,大量のデジタルコンテンツの自動処理を意味する。調査は,コンテンツマイニングに携わる専門家29名のインタビューや,国際STM出版社協会等の加盟出版社へのメール調査(回答数190件)をもとにまとめられている。ここではレポートの要約部分から,その調査結果の一部を紹介する。...

E1194 - 2011年夏,各地の図書館の節電対策

E1194 - 2011年夏,各地の図書館の節電対策

2011年夏,東日本大震災と福島第一原子力発電所事故等の影響によって東北・関東を中心に電力不足が見込まれている。2011年5月13日に経済産業省が東北・東京電力管内全域で7~9月の平日9~20時の使用最大電力を15%削減するという目標を発表し,他地域では関西電力が15%減を呼びかけている。また,政府はポータルサイト「節電.go.jp」を開設して電力使用状況や節電ノウハウ等の情報を掲載している。...

7月 7日

E1193 - 国立国会図書館,デジタル化資料の提供数が100万点を突破

E1193 - 国立国会図書館,デジタル化資料の提供数が100万点を突破

2011年7月4日,国立国会図書館(NDL)が館内で提供するデジタル化資料の総数が,約103.9万点に達した。このうち,著作権処理を行いインターネットでも提供しているデジタル化資料の総数も,約25.4万点に達した。...

E1192 - Schema.org:ウェブ情報の意味の記述方法を共通化する試み

E1192 - Schema.org:ウェブ情報の意味の記述方法を共通化する試み

2011年6月2日,米国のMicrosoft,Google,Yahoo!の検索エンジン大手3社が共同で“Schema.org”というウェブサイトを立ち上げた。その目的は,ウェブページに含まれる様々な情報の「意味」を記述するための共通方法を提供することである。...

E1191 - 米国議会図書館(LC)等によるRDAテストの結果が公表される

E1191 - 米国議会図書館(LC)等によるRDAテストの結果が公表される

英米目録規則第2版(AACR2)の後継の目録規則であるRDA (Resource Description and Access)について,米国の議会図書館(LC),国立医学図書館,国立農学図書館の3つの国立図書館は,その導入の可否を判断するため,3館を含む26機関が参加したテストを実施していた(CA1686参照)。2010年6月のRDAツールキットのリリース後,テスト参加機関による書誌レコード作成等の作業とその結果分析が行われ,2011年6月に,米国RDAテスト調整委員会(U.S. RDA Test Coordinating Committee)による結果報告と,それに対するLC等3館の声明が公表された。報告の要約版から,結論部分を中心に紹介する。...

E1190 - 「Y世代」の研究行動調査 2年目の年次報告(英国)

E1190 - 「Y世代」の研究行動調査 2年目の年次報告(英国)

2011年6月,英国図書館(BL)と英国情報システム合同委員会(JISC)による3年間の調査プロジェクト“Researchers of Tomorrow”の2年目の年次報告が公表された。このプロジェクトは「Y世代」(Generation Y)と呼ばれる世代の博士課程学生の情報探索行動や研究行動の特徴を明らかにすることを目的に2009年4月に開始されたものである。これまでに1年目の中間報告(E994参照)と年次報告が公表されている。...

E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来

E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来

2011年6月21日,株式会社サンメディア主催「第7回学術情報ソリューションセミナー2011 in 大阪」が開催され,国立情報学研究所(NII)学術情報基盤推進部図書館連携・協力室の守屋文葉氏と今村昭一氏による講演「大学図書館コンソーシアム連合の誕生:JUSTICEが見ている先は?」が行われた。その講演内容と配布資料に基づき,“JUSTICE”(Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources)が誕生した背景,概要と現状,将来のビジョンについて紹介する。...

E1188 - 図書館情報学修士号は価値あるものですか? 2つの調査から

E1188 - 図書館情報学修士号は価値あるものですか? 2つの調査から

2011年6月14日に,米国のコロラド州立図書館等による調査グループLibrary Research Service(LRS)が,図書館情報学修士号(MLIS)の価値をテーマに実施したウェブサイトでの簡易調査(60-Second Survey)の結果を発表した。LRSは2008年にも同様の調査を行っており,今回で2度目である。...

E1187 - 被災文化財等のレスキュー事業における水損資料の乾燥作業

E1187 - 被災文化財等のレスキュー事業における水損資料の乾燥作業

東日本大震災で被災した文化財等の救援のため,文化庁の「文化財レスキュー事業」の活動が国内各地の機関等により行われている。その一つとして,津波等による水損被害を受けた文書資料等の乾燥作業が,奈良文化財研究所(奈文研)や奈良県立橿原考古学研究所をはじめとする,文化財保存を行っている機関で実施されている。水損資料の救済にあたっては,カビの発生や腐敗を防止することが重要であるため,資料を凍結させた状態で乾燥させる真空凍結乾燥という方法が用いられている。2011年6月に第1回目の乾燥作業が行われた奈文研を6月30日に訪問し,埋蔵文化財センター保存修復科学研究室の高妻洋成室長にお話を伺った。...

7月 5日

CA1748 - 動向レビュー:デジタル教科書をめぐって / 澤田大祐

 2009年度の補正予算以後、小中学校において「電子黒板」(1)は、すっかり有名なものとなった。この次の世代の教材として注目されるのが、「デジタル教科書」(2)である。現在、「デジタル教科書」として市販されているものは、教員が「電子黒板」上に投影して、児童・生徒に提示することを目的とするものである。これに対して、導入に向けての検討が進められているのは、児童・生徒が1人につき1台の端末を使い、教科書やノートと同様に使うことのできる、「学習者用デジタル教科書」である。1人1台のノートパソコンの使用は、2000年代初めから導入事例はあった(3)が、本格的な議論になったのは最近1-2年のことだ。...

CA1747 - 動向レビュー:ONIX:書籍流通における出版社のメタデータ標準化 / 吉野知義

 書籍をはじめとする図書館資料は、著者による執筆を起点に、利用者がそれを閲覧するまでの一連で流通され、次々に提供される。その中には、出版社、書籍取次、書店、図書館のそれぞれの役割が存在している。各場面において、書籍を流通させ、管理し、探すためには、その書籍を表す何らかのデータ(メタデータ)が必要であることは言うまでもない。...

CA1746 - 動向レビュー:Linked Dataの動向 / 武田英明

 Linked Dataはデータの共有の新しい方法として近年認知されつつある。特にデータのオープン化(オープンデータ)の標準的方法として使われるようになっている。図書館の世界においても所蔵データや件名標目表をLinked Dataとして公開する図書館が相次いでいる。...

CA1745 - 外国児童文学の翻訳の歩み / 福本友美子

 国際子ども図書館が開館したのは2000年5月だったが、開館記念の行事として、社団法人国際児童図書評議会との共催で「子どもの本・翻訳の歩み展」が行われた。これは日本の子ども達が過去に読んできた児童書のなかで大きな位置を占める、外国語から「翻訳」された児童文学を歴史の流れに沿って通覧しようという試みであった。国際児童図書評議会の会員として長年翻訳児童文学の歴史を研究してきた筆者は、この展示会の実行委員として参加した。...

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