アーカイブ - 2011年 3月 - book

3月 24日

CA1736 - Shibboleth認証で変わる学術情報アクセス / 野田英明, 吉田幸苗, 井上敏宏, 片岡真, 阿蘓品治夫

 現在、大学を始めとする教育・研究機関で提供される電子コンテンツの大半は、出版社などのベンダーと各機関との間でライセンス契約を結んでいるもので、その認証は、IPアドレスによって行われることが多い。しかし、米国情報標準化機構(NISO)のワーキンググループであるSERU(Shared Electronic Resource Understanding)(1)がガイドラインとして示したように、一般的に教育機関に所属する学生、教職員等のユーザは、キャンパス外からでもこうしたライセンスリソースへのアクセスが認められるようになってきている。これを技術的に実現するために、VPN(2)や、リバースプロキシ(3)などが用いられてきた。なかでもEZproxy(4)は、ユーザ側が特別なソフトウェアをインストールすることなく、ユーザID/パスワードによりアクセスできること、また電子コンテンツへのアクセスに特化しており、利用者コミュニティが充実していることなどから、図書館で広く使われてきた。...

CA1735 - 図書館員のIT知識とその向上-ITと向き合うために / 林 賢紀

 ITを活用したサービスや業務は図書館において欠かせないものとなっている。例えば、2010年には大学図書館、公共図書館共に80%以上がウェブでOPACを公開している(1) (2)。特に、公共図書館における蔵書検索や貸出予約等のサービスは、電子行政推進の一環(3)として2009年度において約68%と7割近くの地方自治体でオンライン化が進められている。このように、多くの図書館で業務の全般が電子化されている(4)。...

3月 17日

E1160 - 公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議<報告>

 2011年2月24日,国立国会図書館(NDL)関西館において,第2回目となる「公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議」が公開フォーラム形式で開催された。これは,国内の公共図書館におけるデジタルアーカイブ構築を推進するための課題等を整理し,解決に向けた議論,国等の支援策についての検討等を行うもので,2010年2月にNDL東京本館で第1回を開催している。...

E1159 - 米国音楽図書館協会第80回年次大会<報告>

 2011年2月9日から12日まで,米国音楽図書館協会(Music Library Association:MLA)の年次大会がフィラデルフィアで開催された。第80回を迎えた今大会は“Born Digital:A New Frontier for Music Libraries”をテーマとし,約480名の音楽図書館関係者が参加した。ほとんどが米国内からの参加であったが,日本から筆者が参加したほか,中国や南アフリカからの参加もあった。...

E1158 - 地域の課題解決のため図書館と自治体が協力するには(米国)

 地方自治体行政に関する提言等を行っている米国の団体ICMA(International City/County Management Association)が,「公共図書館の能力を最大限に発揮させる」(Maximize the Potential of Your Public Library)という報告書を2011年2月に公表した。ICMAからの資金提供を基に実施された,公共図書館が地元の自治体等と連携・協力して地域の課題解決に当たるというプログラムの成果をまとめたもので,9つの自治体での取組みの概要と,そこから得られた教訓がまとめられている。...

E1157 - 長野県市町村史誌目次情報データベース事務局にインタビュー

 2011年2月2日に「長野県市町村史誌目次情報データベース」が一般公開された。この事業の詳細について,長野県図書館協会事務局に話を伺った。...

E1156 - 米HarperCollins社,電子書籍の貸出回数に上限を設定

 2011年2月,米国の出版社HarperCollins社は,2011年3月7日以降に購入された電子書籍を対象に,図書館での貸出回数を1冊につき26回までとする新たな条件を設定することを関係者に通知した。紙の書籍の耐用期間に倣って貸出回数に上限を設けたとのことで,図書館が上限に達した電子書籍を引き続き貸出提供をするためには,その電子書籍を再度購入しなければならないようである。この新たな条件に対して各方面から様々な反応があったため,HarperCollins社は2011年3月1日に同社のブログにオープンレターを掲載した。それによると,今回の新たな条件を設定するために図書館員や図書館関係機関と協議するなど,数か月以上前から準備をしてきており,26回という数字は最も利用される書籍の年間貸出回数から算定(1年52週 / 1回2週間)しているとのことである。...

E1155 - 東北地方太平洋沖地震発生後の図書館等の状況(速報版)

 2011年3月11日,三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生した。この東北地方太平洋沖地震により,東北地方を中心とする東日本の図書館にも被害が生じている。この地震発生後の国内外の図書館界の状況について,2011年3月16日までの情報を基に紹介する。なお,地震被害の大きい地域については,図書館の被害状況に関する情報が得られないこともあり,下記に記載する情報は網羅的なものではないことをご了承いただきたい。...

3月 3日

E1154 - 第7回レファレンス協同データベース事業フォーラム<報告>

 2010年2月25日,第7回レファレンス協同データベース事業フォーラムが,「レファ協のある日常へ」をテーマとして,国立国会図書館関西館で開催された。フォーラムは,専門家の講演,参加館の実践報告等を通じて事業への認識を深め,併せて関係者相互の情報交換,交流の場とすることを目的として毎年開催されているものである。...

E1153 - Code4Libカンファレンス2011が開催される

 図書館関連のシステムに関するコミュニティ“Code4Lib”の主催するカンファレンスであるCode4Lib Conference 2011が,2011年2月7日から2月10日(現地日付)にかけて,米国インディアナ州ブルーミントン市のインディアナ大学にて行われた(E1033参照)。米国の図書館関係者を中心に,世界各地から約270名が集まり,日本からも2010年に設立されたCode4Lib Japanのメンバーをはじめ,筆者を含めて6名が参加した。...

E1152 - 研究者はオープンアクセスについてどう考えているか

 欧州委員会(EC)の資金援助のもと欧州原子核研究機構(CERN)等により実施されている,査読付きのオープンアクセス(OA)出版の現状等を調査する“SOAP”(Study of Open Access Publishing)プロジェクトの第2フェーズの調査結果が,2011年1月に公表された。これは,2010年9月に公表された,出版社側の状況をまとめた第1フェーズの調査結果(E1113参照)に続くもので,第2フェーズでは,研究者のOAに対する見方や経験等が調査された。...

E1151 - 今後の大学図書館の整備に関する審議のまとめ

 文部科学省の科学技術・学術審議会の学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会が2010年12月に作成した「大学図書館の整備について(審議のまとめ)」が,同省のウェブサイト上で公開されている。「審議のまとめ」はこれまでにも幾度か公開されており(E977参照),今回の「審議のまとめ」では,2009年10月以降に行われた審議の内容を基に,大学が直面している状況が変化する中で求められている大学図書館像について,審議の中心であった「大学図書館の機能・役割及び戦略的な位置付け」と「大学図書館職員の育成・確保」という2つのテーマに分けてまとめられている。...

E1150 - 電子書籍フォーマットEPUB3のパブリックドラフトが公開

 電子書籍の規格であるEPUBの新しいバージョンとなるEPUB3のパブリックドラフトが2011年2月15日に公開された。...

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