アーカイブ - 2011年 10月 - book

10月 27日

E1232 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告>

E1232 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告>

「2011年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議」(DC2011)(E988E1121参照)が,2011年9月21日から23日にオランダ王立図書館で開催された。この会議は,ダブリンコアのみならず広くメタデータに関する研究発表や意見交換を行う場として毎年開催され,11回目を迎える今回は,36か国から170名の参加者があり,日本からは筆者を含め計7名が参加した。...

E1231 - 機関内のMLAコレクションに対する統合検索を導入するために

E1231 - 機関内のMLAコレクションに対する統合検索を導入するために

2011年8月,OCLCの研究部門OCLC Researchが,一機関内における博物館・図書館・文書館(MLA)コレクションの統合検索をテーマとした“Single Search: The Quest for the Holy Grail”というレポートを公開した。これは,統合検索の導入に成功した機関の経験を共有することを目的とし,英ヴィクトリア&アルバート博物館や米ゲッティ・リサーチ・インスティチュート等9つの機関のメンバーによるディスカッションによる考察をまとめたものである。...

E1230 - Europeana,デジタル文化資源のメタデータを自由利用へ

E1230 - Europeana,デジタル文化資源のメタデータを自由利用へ

欧州のデジタル文化資源ポータルEuropeanaを運営するEuropeana財団は,2011年9月12日に,図書館・博物館・文書館等の機関からEuropeanaに提供されているメタデータの利用方法を拡充するための,各機関との新たな協定の文書を公表した。この協定に署名した機関から提供されるメタデータは,2012年7月から,自由利用が可能なクリエイティブコモンズの“CC0”ライセンス(パブリックドメイン)のデータとして,Europeanaから提供されることになる。現行の協定が終了する2011年末までに新たな協定に署名しない機関のメタデータは,Europeanaから削除予定とされている。...

E1229 - 学術の世界を「ハック」する

E1229 - 学術の世界を「ハック」する

「デジタルメディアやデジタル技術は学術の世界をどのように変えうるのだろうか?」2011年5月21日,インターネット上でこのような問いが投げかけられた。この問いかけに対して1週間で寄せられた329の論考のなかから32本を選び編まれたのが,ここで紹介する“Hacking the Academy”である。同書は米国ミシガン大学図書館出版局から出版され,オンライン版はオープンアクセスで提供されている。なお,この出版バージョンに収録されていない論考も公開するウェブサイトが用意されている。...

E1228 - 被災地支援活動紹介(4)南三陸町仮設図書館の開館支援

E1228 - 被災地支援活動紹介(4)南三陸町仮設図書館の開館支援

2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波によって図書館の建物が消失した宮城県南三陸町で10月5日に仮設図書館が開館した。9月23日から25日にかけて仮設図書館の開館準備を支援するプロジェクトに参加した大学図書館員の山下ユミさんにお話を伺った。...

10月 13日

E1227 - 米国議会図書館員による被災資料復旧に関する講演会<報告>

E1227 - 米国議会図書館員による被災資料復旧に関する講演会<報告>

2011年9月13日,国立国会図書館(NDL)において,米国議会図書館(LC)資料保存部特別プロジェクト担当官のロブ(Andrew Robb)氏による講演会“Recovery of Library Materials from a Major National Disaster”が行われた。東京本館および関西館(中継)を合わせ,計97名が参加した。ロブ氏は写真の資料保存を専門としており,世界各地の被災資料復旧ワークショップで講師を担当している。...

E1226 - イングランド芸術評議会による博物館・図書館支援方針案

E1226 - イングランド芸術評議会による博物館・図書館支援方針案

2011年9月13日付で,イングランド芸術評議会(Arts Council England:ACE)が,英国の博物館と図書館に対する今後の支援方針案をまとめた文書“Culture, Knowledge and Understanding: Great Museums and Libraries for Everyone”を公開した。これまで英国では図書館等への支援事業は,主に英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が担当していたが,同国における経済危機を契機とした政府の業務再編の中でMLAの解散が決まった(E1128参照)。このことから,2011年10月1日にMLAの事業のうち博物館と図書館に対する支援事業をACEが引き継ぐことになったため,今回の方針案の公表に至ったものである。なお,同国の文書館に対する支援については英国国立公文書館(TNA)が担当する。...

E1225 - 大規模デジタル化における著作権処理の効率化に向けて

E1225 - 大規模デジタル化における著作権処理の効率化に向けて

英国図書館(BL)は,2011年9月15日に“Seeking New Landscapes”というレポートを公表した。これは,図書館資料のデジタル化において大きな課題となる著作権処理の問題について,著作権保護期間内にあるが著作権者が特定できない「孤児作品」(orphan works)の問題も含めて調査した結果をまとめたもので,調査は,欧州連合(EU)の支援を受けたARROWプロジェクトの一環として,2010年3月から2011年2月までの期間で実施された。...

E1224 - 九州大学が開始した学生による本の紹介リレー“BookLink”

E1224 - 九州大学が開始した学生による本の紹介リレー“BookLink”

2011年9月,九州大学附属図書館が“BookLink”という取組みを開始した。学生に好きな本をおすすめする紹介文を書いてもらい,それを図書館とウェブ本棚サービス「ブクログ」(E1201参照)に展示し,学生には次の紹介者を指名してもらうというものである。このサービスを企画した同館利用支援課サービス企画係の井川友利子氏にお話を伺った。...

E1223 - グローバル化が進むWorldCatの品質維持に対するOCLCの取組み

E1223 - グローバル化が進むWorldCatの品質維持に対するOCLCの取組み

OCLCが2011年9月に,総合目録WorldCat(CA1721参照)の品質に関するレポート“WorldCat Quality”を発表した。執筆者の1人は「カルホーン・レポート」(CA1617参照)等で知られる,WorldCat・メタデータ担当副会長のカルホーン(Karen Calhoun)氏である。レポートでは,グローバル化が進むWorldCatの現状,重複書誌レコードを中心とする品質問題,その原因分析と対応策についてまとめられている。...

E1222 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/10/12現在)

E1222 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/10/12現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,『カレントアウェアネス-E』での既報(E1155E1161E1166E1172E1177E1205参照)に続き,2011年8月下旬から10月上旬にかけての主な情報をまとめた。...