アーカイブ - 2010年 6月 22日 - book

CA1722 - 研究文献レビュー:学校図書館に関する日本国内の研究動向―学びの場としての学校図書館を考える / 河西由美子

はじめに 2010年は「国民読書年」である。2000年の「子ども読書年」以来、2001年施行の「子どもの読書活動の推進に関する法律」を経て自治体の子ども読書推進計画も整備され、子どもの読書については成果の多かった10年といえるだろう。 ...

CA1721 - 動向レビュー:OCLCの最近の動向:OCLCのウェブ戦略とその展開 / 中元 誠

最近のOCLC年報(2007/2008年(1)および2008/2009年(2))において、WorldCatに収録されているレコードの急激な増加が報告されている。2007/2008年報では、1971年~2002年の30年余りの間の書誌レコードの件数が5,000万件であったことに対し、2002年~2008年のわずか7年間で5,000万件がWorldCatに搭載されたことが報告されている。また、2008/2009年報では、単年度で2億4,200万件のバッチロードが実行され、所蔵レコード件数は14億5,000万件に達したとされる。...

CA1720 - 動向レビュー:電子リソースの普及と研究活動への影響 / 佐藤 翔

1. はじめに 電子ジャーナルの利用が日常化し、電子書籍も普及しつつある等、学術コミュニケーションの在り様は近年大きく変化している。それに伴い教員や大学院生等の研究活動にも変化が現れると考えられ、多くの研究がなされている。本稿ではそれらの研究からいくつかを取り上げ、電子ジャーナル・電子書籍等の電子的なリソースにより研究者の行動がどのように変化したか、あるいは今後変化するかについて、情報探索・閲読行動、研究・執筆行動、情報発信行動、研究評価の観点から検討する。...

CA1719 - 動向レビュー:デジタルゲームのアーカイブについて―国際的な動向とその本質的な課題― / 細井浩一

1. Before It's Too Late 世界的に活動しているゲーム開発者、研究者のNPO組織「国際ゲーム開発者協会」(International Game Developers Association:IGDA)の専門部会である「ゲーム保存研究会」(Game Preservation SIG)は、2009年3月、最近のデジタルゲーム保存の現状と課題についての白書(以下、「ゲーム保存白書」と称する)を取りまとめた。...

CA1718 - 動向レビュー:電子化の現場からみたOCRの動向 / denshikA

1. はじめに インターネットを通じて、自宅や職場などから閲覧できる本が増えている。あるものは無料で、あるものは有料で閲覧することができる。電子化された本がインターネット上で公開される利点は、いつでも/どこでも読むことができるということだけではない。これまで目当ての本を探そうとすると、タイトル、著者名、分類などを頼りに探すしかなかったが、電子化された本は、その中の文章や内容の一部からでも検索可能となる。...

CA1717 - DAISYの新しい展開:DAISYオンライン配信プロトコル / 水野翔彦

2010年4月2日、DAISY(デイジー)規格を管理する団体であるDAISYコンソーシアムはDAISYオンライン配信プロトコル(以下、「プロトコル」)の仕様書を勧告案として公表した。これは、インターネットを用いて図書館などのサーバーから利用者のパソコンや専用端末までコンテンツを届けるための通信規格をまとめたものである。...

CA1716 - 図書館によるTwitter活用の可能性 / 原 聡子

シンプルなサービス「Twitter」旋風 近年、Twitter(ツイッター)というウェブサービスが話題である。本稿では、様々に指摘されているTwitterの特徴のうち一部を取り上げながら、図書館によるTwitter活用の可能性を探る。...

CA1715 - 図書館及び関連組織のための国際標準識別子ISIL / 宮澤 彰

ISO15511「図書館及び関連組織のための国際標準識別子」(International standard identifier for libraries and related organizations:ISIL)に対し、国立国会図書館が日本の登録機関としての準備を進めている。標準化の関係者にとっては長年の懸案が解決に向けて動き出すことになる。その名の通り、図書館等を識別するコードであるが、図書館関係者の間でもあまり知られていないこの識別子について解説し、その意義を述べる。...