アーカイブ - 2009年 - book

9月 10日

4.1 The University of the Pacific Library: Serving a Medium-Sized Comprehensive University

第2章 米国の一般的な図書館のすがた

4. 大学図書館
4.1 The University of the Pacific Library: Serving a Medium-Sized Comprehensive University

Jean Purnell
Associate Provost and Dean of the Library

   The University of the Pacific is an independent university with about 6,250 students on three campuses in Northern California. A comprehensive university, Pacific offers undergraduate, graduate, and professional degree programs in nine colleges.

4.1 パシフィック大学図書館~中規模の総合大学図書館として~

PDF版はこちら

Jean Purnell
Associate Provost and Dean of the Library
(パシフィック大学図書館副学長兼図書館長  ジーン・プーネル)

 パシフィック大学はカリフォルニア州北部に位置する学生数6,250人の独立した大学(independent university)である。総合大学として9つのカレッジで学部、大学院、そして専門職大学院のプログラムを提供している。9つのカレッジのうち7校はストックトンのメインキャンパスにあり、サンフランシスコとサクラメントが歯科大学院と法科大学院のある場所である。本学のミッション(使命)は、「一般教養科目と専門教育を統合した、優れた学生中心の学習経験を提供し、個人がその職業生活と地域社会において、たえず成果をあげ、責任あるリーダーシップを発揮できるように育成する」ことである。

3.1 図書館運営について~ニューメキシコ州アルバカーキー市ドロレス・ゴンザレス校の場合~

PDF版はこちら

ニューメキシコ州アルバカーキー市ドロレス・ゴンザレス校・元図書館司書  リーパーすみ子

 我が校は、生徒の98%がヒスパニック系で占められている。これは、アメリカにおいてそう特殊なケースではない。ヒスパニック系、アジア系、アフロ・アメリカンにアラブ系など、同じ人種が固まって一か所に住む傾向があるからである。しかも、我が校は、1日の内の50%は英語で、後の50%はスペイン語での授業を推奨している。これは、推奨で、父兄が全部英語でという希望であれば、英語のみのクラスに生徒をいれることも出来る。ヒスパニック系がアメリカで人口の増加率第1位なので、スペイン語が堪能であるということは、将来、役に立つからである。最近特に見直されているバイリンガル教育の先端をになっている。

 アルバカーキー地区の学校は、高校が11校、中学校26校、小学校79校。ライブラリー・メディアスペシャリストは、小、中、高校のどこへいっても給料の差はなく、小学校から高校まで校種を超えた異動が可能である。

2.1 アメリカの私立図書館について

PDF版はこちら

獨協大学 経済学部  井上 靖代(いのうえ やすよ)

 私立図書館は大きく分けて、貸出をおこなう図書館(lending library)と参考調査のみをおこなう図書館(research library)の2種がある。アメリカの私立公共図書館は会員制図書館からはじまったものや、19世紀終わり頃から登場した個人あるいはその一族が資産を投じて設立した図書館などがある。ここでは一般に公開(公共化)していない個人所有の文庫や図書館は除外する。利用条件は様々であるが、会費を支払うことで利用可能としている市民に公開された「公共」図書館を取り上げる。

 貸出図書館の多くは設立時に集団で設立資金を投資し、建物や資料費、人件費など運営費用を拠出したもので、一定の職種集団が次世代の労働者養成のため設立した学校等に付属して設立されたものや一定の階級(社会経済的・人種民族的・文化地理的などで仮想的に限定された集団)を利用者とみなすものなどが多い。

1.2 アメリカの小さな図書館 -サン・プレイリー図書館 (Sun Prairie Public Library)-

PDF版はこちら

獨協大学 経済学部  井上 靖代(いのうえ やすよ)

所在地: 1350 Linnerud Dr., Sun Prairie, WI 53590
URL: http://www.sunprairiepubliclibrary.org

<プロフィール>

<

1.1 The Kellogg-Hubbard Library in Montpelier, Vermont, USA

第2章 米国の一般的な図書館のすがた

1. 公共図書館
1.1 The Kellogg-Hubbard Library in Montpelier, Vermont, USA

Grace Worcester Greene
Children’s Services Consultant, Vermont Department of Libraries

Description of library and community

   The Kellogg-Hubbard Library is located in Montpelier, the capital of the state of Vermont. Vermont is the eighth smallest state in the country in area, and the forty-ninth in population, having only 623,050 people as of the 2005 census estimate.

1.1 ヴァーモント州モンペリエのケロッグ・ハバード図書館

第2章 米国の一般的な図書館のすがた

1. 公共図書館
1.1 ヴァーモント州モンペリエのケロッグ・ハバード図書館

Grace Worcester Greene
Children’s Services Consultant, Vermont Department of Libraries
(ヴァーモント州図書館庁児童サービス・コンサルタント グレース・ウースター・グリーン)

図書館とコミュニティについて

 ケロッグ・ハバード図書館はヴァーモント州の州都、モンペリエにある。ヴァーモント州は面積がアメリカで8番目に小さな州で、人口では49番目、2005年の国勢調査の推定では人口わずか623,050人の州である。さらにモンペリエはアメリカ最小の州都で、人口わずか8,000人である。モンペリエに加えて、当館は周囲の5つの町の図書館でもある。東モンペリエ、ベルリン、ウースター、カレイそしてミドルセックスである。これらの街をあわせての人口はおよそ17,700人である。

4.5 SLA(専門図書館協会)の概要と最近の動向について

PDF版はこちら

アサヒビール株式会社 技術情報室(現アサヒビール株式会社 商品開発第二部)
藤澤 聡子(ふじさわ さとこ)

4.4 ARL(研究図書館協会)

PDF版はこちら

千葉大学附属図書館 ライブラリイノベーションセンター  高木 和子(たかぎ かずこ)

(1) 組織

 研究図書館協会(Association of Research Libraries: ARL)は、米国とカナダの研究図書館で構成される図書館協会で、1932年に設立された。変化する学術コミュニケーションの環境や、研究図書館とそのサービス対象である多様なコミュニティに影響を与える公共政策に影響を与えることをその使命とする。

4.3 OCLCの動向

PDF版はこちら

慶應義塾大学文学部  原田 隆史(はらだ たかし)

(1) 概要と歴史

 OCLC(Online Computer Library Center, Inc.)は、世界最大のオンラインで図書館の分担目録作業を行うシステム(書誌ユーティリティ)である。現在では、その活動は分担目録にとどまらず、データベースの提供や図書館に関わる研究開発など多岐にわたっている。本部はアメリカ合衆国のオハイオ州郊外のダブリン(Dublin, OH)におかれている。

 1967年にオハイオ州立大学を中心とするオハイオ州内の54の大学図書館の情報資源の共有と図書館費用の削減を目的としたコンピュータネットワーク(共同利用機関)“Ohio College Library Center”として設立された。

9月 8日

4.2 アメリカ図書館協会: 2010年に向けて

PDF版はこちら

Michael Dowling
Director, ALA International Relations Office and Chapter Relations Office
(アメリカ図書館協会 国際関係部および支部関係部 部長  マイケル・ダウリング)

 1876年、カッター(C.A. Cutter)やデューイ(Melvil Dewey)、その他5人がアメリカ図書館協会(ALA)を設立するためにフィラデルフィアに参集した当時は、電報が最速の通信手段であった。今日、その地位はテキストデータでの通信に取って代わられたが、ALAのミッション(使命)は今も当時と変わらない。「図書館と情報サービス、さらに司書職の発展、促進、そして改善のためにリーダーシップを発揮し、全ての人のために学習と情報へのアクセスをよりよいものとする」。

4.1 ALA(アメリカ図書館協会)の動向

PDF版はこちら

獨協大学 経済学部  井上 靖代(いのうえ やすよ)

ALAの組織と活動概要

 ALAの財源は会費および財団などからの補助金や寄付金で構成され、連邦政府からの資金は受けない独立採算制を取っている。また個人会員が、部会(Division)やラウンドテーブルに所属する場合には別個に会費を支払うことになる。

 なお、アラバマ州、カンザス州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州には“Library Support Staff”会員制度があり、専門職ではない図書館員がALA会員になるための補助制度がある。

1) 理事会(Executive Board)

◆会長(president)、◆次期会長(兼副会長)(president-elect)、◆前会長(兼会長補佐)(immediate past president);各3年の任期

◆会計担当(treasurer);財政年度3年間の任期。現任者は2004—2007の任期

◆事務局長(executive director);1名。

3.7 大統領図書館

PDF版はこちら

筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科  山本 順一(やまもと じゅんいち)

(1) 大統領図書館制度の沿革

 アメリカの大統領図書館制度は、1939年、第32代大統領フランクリン・ルーズベルト(Franklin Roosevelt)が、ニューヨーク州ハイドパークの土地とともに、彼の個人的な文書や大統領職務に用いた文書等を連邦政府に寄贈したことにはじまった。ルーズベルトの友人たちは非営利法人を設立し、ルーズベルト大統領に関する図書館と博物館を建設するための寄付を募った。ルーズベルトの意思が生み出したこの最初の大統領図書館は1941年に開館し、その管理運営については彼の意向にそって国立公文書館にゆだねられることになった。

 F.ルーズベルトの後を引き継いだトルーマン(Harry S. Truman)大統領もまたルーズベルトにならって、大統領図書館の建設を決意した。そのような大統領の動きを受けて、1955年、連邦議会は大統領図書館法(Presidential Libraries Act)を可決した。

3.6 米国における政府情報アクセスに関する動向 ~連邦政府刊行物寄託図書館制度を中心に~

PDF版はこちら

国立情報学研究所 情報社会相関研究系  古賀 崇(こが たかし)

はじめに

 米国においては、図書館と政府情報との間に強いつながりが構築されてきた。その中心となるのは連邦政府刊行物寄託図書館制度(Federal Depository Library Program: FDLP)である。これは、連邦議会傘下の機関である政府印刷局(Government Printing Office: GPO)が、行政府・司法府を含めた連邦政府全体の刊行物をとりまとめて印刷し、その刊行物を全米各地にある大学・公共・専門図書館等に無償で提供する、というしくみである。FDLPのもとで、図書館は政府情報アクセスの場として位置付けられてきたが、近年では電子政府(electronic government)構築の進展により、政府情報アクセスに関する図書館の役割に再考が迫られている。さらに、いわゆる2001年の「9.11」事件の後、政府情報アクセスをめぐる状況も変容したとの声が止まない。

3.5 NAL(国立農学図書館)の動向

PDF版はこちら

独立行政法人農業環境技術研究所 広報情報室  福田 直美(ふくだ なおみ)

(1) NALの概要

 国立農学図書館(National Agricultural Library:NAL)は1862年に設立、1962年に正式に国立図書館となり、現在は米国農務省(United States Department of Agriculture:USDA)で研究所を束ねる“Agriculture Research Service(ARS)”のもとにあり、主に農業・農学関係の図書資料類の収集・提供、および農学情報(論文情報等)のデータベース(AGRICOLA)の作成・提供を、米国農務省職員・農業者・学生・図書館・一般を対象に行っている。設立当初より、米国において農業が大きな基幹産業と位置づけられている背景を反映しているといえる。なお、所蔵コレクションには図書資料以外にも、過去実施していた遺伝資源に関する資料や、原稿類などのコレクションなどがある。

3.4 NLM(米国国立医学図書館)の動向と「長期計画2006-2016」

PDF版はこちら

慶應義塾大学信濃町メディアセンター(北里記念医学図書館)  酒井 由紀子(さかい ゆきこ)

はじめに

 米国国立医学図書館(National Library of Medicine: NLM)は、保健社会福祉省(Department of Health and Human Services: HHS)傘下の国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)の一機関で、世界最大のヘルスサイエンス分野の図書館である。

3.3 NCLIS(全国図書館情報学委員会)

PDF版はこちら

筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科  山本 順一(やまもと じゅんいち)

(1) NCLISの沿革

 NCLIS(U.S. National Commission on Libraries and Information Science)は、1970年に設置された連邦政府に属する独立行政機関(independent federal agency)である。「図書館情報学国家委員会」「図書館情報学全国委員会」などの訳語があてられているが、ここでは「全国図書館情報学委員会」と訳しておきたい。1970年の設置法(Public Law 91-345:20 U.S.C. 1501 et seq.)には、「アメリカ合衆国国民のニーズを満たすに十分な図書館情報サービスは、国家目標を達成するために不可欠である」との民主主義社会における図書館サービスの意義について言及されている。

3.2 IMLS(博物館図書館サービス振興機構)の動向

PDF版はこちら

愛知淑徳大学文学部 図書館情報学科  菅野 育子(すがの いくこ)

(1) IMLSの概要

1) IMLSの沿革

 Institute of Museum and Library Services(博物館図書館サービス振興機構、以下IMLS)は、米国の博物館・図書館サービス法(Museum and Library Services Act,以下MLSA)によって制定された連邦行政府内の独立行政機関としての地位を有しており、全米人文科学基金の下に設置された助成機関である。

3.1 アメリカ議会図書館

PDF版はこちら

元図書館情報大学 副学長  藤野 幸雄(ふじの ゆきお)

(1) 概要

 アメリカ合衆国議会図書館(Library of Congress: LC, 以下「議会図書館」という)は、アメリカの独立とともにフィラデルフィアに成立した。当初は、連邦議会議員の教養に資するためのコレクションとして、トマス・ジェファーソンが自分の蔵書を買い取らせて作らせたものであり、それまでは連邦議会はベンジャミン・フランクリンの会員制図書館組織「フィラデルフィア図書館会社」を利用させてもらっていた。ジェファーソン文庫はその後火災にあって焼失し、ほとんどもとの姿をとどめていない。1800年に首都がワシントンD.C.に移転し、議会図書館も同時にそこに移転したが、1814年のイギリス軍の侵略により蔵書は蹂躙された。

 この図書館が発展を遂げたのは、南北戦争の後であった。戦争当時の議会図書館長は従軍医師でもあり、図書館の業務を折からインタビューにやってきた新聞記者のスパッフォードに託して、自分は戦場に出て行った。

ページ

 
 
 
 
図書 92,271冊
逐次刊行物 947タイトル
オーディオ資料 6,073点
ビデオ資料 7,203点
そのほか(マンガ、ファイル資料など) 1,339点
雑誌 275タイトル
<  2020年 1月
2930311234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930311

図書館関係雑誌目次RSS集(国内)

日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。

国立国会図書館 関西館
図書館協力課 調査情報係

国立国会図書館関西館シンボルマーク 〒619-0287
京都府相楽郡精華町精華台8-1-3
chojo@ndl.go.jp
(@は半角に直してください)