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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
Google社が提供している学術論文検索サービスGoogle Scholar(GS)は,図書館員に限らず,学生や研究者が日々学術情報を探す際に幅広く利用されている。しかし利用されてはいるものの,それが検索す る範囲とその結果の正確さに対しては,なお不信感が付き纏っているのが現状ではないだろうか。本論文は,その不信感の妥当性について検証を試みたものである。・・・
2009年7月10日に,国立国会図書館法の一部を改正する法律(平成21年法律第73号)が公布された。この法律は,国等の機関が発信しているウェブサイト等のインターネット情報を国立国会図書館(NDL)において複製して収集できることとするものである。2010年4月1日から施行される。...
フランス国立図書館(BnF)は,2004年からフランス国内ドメインのインターネット情報資源の大規模な収集を開始し,2006年には「情報社会におけ る著作権及び著作権隣接権に関する法律」に基づく納本制度の一環となっている(CA1614参照)。この収集プロジェクトについて,現在までの動向が同館 の2009年6月23日付のブログで紹介されている。ここでは,収集の方法に焦点を当てて,ブログの記事とBnFのウェブサイトの情報を基に,収集の3つ の方法とそれらの経緯をまとめてみる。・・・
フランスの国立情報処理・自動化研究所(INRIA)のロマリー氏とドイツのマックスプランク協会のアームブラスター氏による『機関リポジトリを超えて』と題された論文が,“Social Science Research Network”で公開された。...
米国のジョージタウン大学,メリーランド州立大学,及びバージニア州立大学の3大学の法律図書館が2007年2月から2009年2月までの2年間の試験プロジェクトとして実施していた,ボーン・デジタル(紙版がなく,ウェブで直接公表されるもの)の法律関連情報の保存プロジェクト「チェサピーク・プロジェクト」の報告書がまとめられた。...
4世紀半ばに作成され,現存する世界最古の聖書の1つと言われる「シナイ写本(Codex Sinaiticus)」がデジタル化され,このほどオンラインで公開された。シナイ写本は,新約聖書の全体と旧約聖書の七十人訳聖書(Septuagint)を含む,聖書のギリシャ語写本である。英国図書館(BL),ロシア国立図書館(サンクトペテルブルグ),ドイツのライプチヒ大学,エジプトの聖カタリナ修道院が写本の一部をそれぞれ分け持っていたが,2005年に4組織が協同プロジェクトを立ち上げ,デジタル化作業を進めた結果,シナイ写本800ページ以上のヴァーチャル空間での再結合が実現した。...
学術雑誌の電子ジャーナル化が研究者の論文の検索・入手・利用行動にもたらす変化は,1990年代半ばから現在に至るまで学術コミュニケーション研究の一大研究テーマである。本論文の著者であるテネシー大学のテノピアとノースカロライナ大学のキングはこの領域のパイオニアであるが,学術雑誌論文の「読み」と「閲読者」という観 点から1970年代後半から現在までに行った調査結果を比較し,この30年間で何が変化したのか,2008年末から数編の論文にわたって論じている。本論 文は,特に「読み」パターンの経年変化に焦点を当てたものである。...
2009年5月,国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1664参照)の取り組みが実り,ウェブアーカイブの保存用ファイルフォーマットWARCが,国際標準機構(ISO)の国際規格ISO 28500:2009となった。...
2009年6月16日に,英国政府のデジタル化政策「デジタル・ブリテン」の最終報告書が公表された。同報告書は,デジタル化した国際経済社会において英国が最先端の地位を確保するための戦略的ビジョンとされ,文化・メディア・スポーツ省(DCMS)とビジネス・イノベーション・技能省(BIS)がとりまとめたものである。・・・
我が国でも問題になっているように,フランスでも,音楽や映画等をP2P(Peer to Peer)ソフト等によって違法にダウンロードする行為が増えている。...
韓国の科学技術情報研究院(KISTI)が2009年6月15日,国内の大学,研究所などに属する457図書館が2008年に購読した学術雑誌について分析し,その結果を『KISTI知識レポート第1号 学術誌の収集政策樹立のための国内現況分析』として刊行した。...
英国のケンブリッジ大学図書館では,Arcadiaファンドの資金提供のもと,デジタル時代の研究図書館の役割について探求するArcadiaプログラ ムが進行中である。この一環として,携帯電話や携帯情報端末によって移動しながらでも利用できる図書館サービス“m-libraries”の可能性を探る ことを目的に,ケンブリッジ大学及びオープン大学(Open University;遠隔教育を中心とする英国唯一の大学)の学生を対象としたニーズ調査が実施され,このほどその報告が公表された。...
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
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