アーカイブ - 2009年 6月 - book

6月 24日

CA1690 - 動向レビュー:デジタルリポジトリにおけるメタデータ交換の動向 / 栗山正光

1. はじめに 近年、大学図書館を中心に、デジタル化された学術論文や研究資料を蓄積・保存し、インターネットで公開を行う、いわゆるデジタルリポジトリの構築が盛んである。こうしたリポジトリは、収録コンテンツを自機関の成果物に限定するものを機関リポジトリ、特定主題分野に収集対象を定めるものをサブジェクトリポジトリなどと呼びならわしている。…

E940 - イタリアの図書館事情

2009年8月,第75回世界図書館情報会議(WLIC):国際図書館連盟(IFLA)総会がイタリア・ミラノで開催される。これに先立ち,イタリアの図書館事情を,とりわけ図書館協力に焦点を当てて紹介する記事が,IFLA Journal誌35巻2号に掲載されている。この記事をもとに,イタリアの図書館の現況を紹介したい。...

E939 - 欧州におけるデジタルリポジトリの現状と課題とは?

欧州連合(EU)の支援の下,欧州全体でのデジタルリポジトリの連携体制構築を目指す「欧州における研究のためのデジタルリポジトリ基盤ビジョン」(DRIVER)は2008年,2006年の1回目の調査以来2回目となる,EU加盟国を中心とした欧州各国のデジタルリポジトリの概況調査を実施した。このほど,この調査の結果をまとめ,欧州におけるリポジトリ関連のインフラ整備の今後を展望する記事が,オープンアクセス誌“Ariadne”に掲載された。...

E941 - 次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ<報告>

国立情報学研究所(NII)において2009年6月12日,「次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ」が午前と午後の二部構成で行われた。このワークショップは,6月11日から12日の2日間にわたり開催されたNIIオープンハウス2009のプログラムの一つである。...

E942 - ISO/TC46会議ナイロビ大会<報告>

2009年5月11日から15日まで,ケニアのナイロビにおいて,ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)のTC46(Technical Committee 46:情報とドキュメンテーション専門委員会)の大会(E658参照)が行われた。日本からは,ISO加盟機関である日本工業標準調査会(JISC)の代表として,筆者を含め2機関2名が参加した。...

 

E938 - 図書館組織の気風と多様性を評価する“ClimateQUAL”

北米研究図書館協会(ARL)による図書館評価の指標としては,サービスの質を評価するLibQUAL(CA1404,CA1526参照)が知られているが,ARLは新たに,図書館組織の気風(climate)と多様性(diversity)を評価するという“ClimateQUAL”を導入している。これは,1999年以降,メリーランド大学図書館がメリーランド大学産業・組織心理学プログラムと共同で開発していたOCDA(Organizational Climate and Diversity Assessment:組織の気風と多様性の評価)を前身とし,2007年からARLが関与して他の図書館にも使用できるよう一般化が図られ,2009年にClimateQUALという名称となったものである。...

CA1689 - 経済低迷期と向かい合う米国公共図書館 / 依田紀久

増加する利用 カウンターに立つ図書館員たちは、経済低迷期になると利用が増えることを知っている。ベテランは過去の経験として、新人は知識として。… PDFファイルはこちら

E937 - OPACと読書案内サービスとの連携-EBSCO社のNoveList Select

米国では,図書館利用者への読書案内・読書相談サービスのために,ブックガイド,ブックリストなどを集約したデータベースを利用している公共図書館がある。このようなデータベースのうち,よく利用されているものの一つに,EBSCO Publishing社の“NoveList”がある。2009年5月26日,同社は図書館のOPACと連携して,検索結果に表示される書籍と関連する書籍情報をNoveListデータベースから抽出・表示する新サービス“NoveList Select”の開始を発表した。...

CA1688 - 2009年アジア太平洋図書館・情報教育国際会議(A-LIEP 2009)開催報告 / 根本彰

 2009年3月6日から8日まで、筑波大学を会場としてアジア太平洋図書館・情報教育国際会議(Asia-Pacific Conference on Library & Information Education and Practice;A-LIEP)が開催された。この会議の主催者の一員として関わったことから、開催の経緯と準備状況、会議の成果について報告したい。…

『カレントアウェアネス』300号への道程 / 北克一

本記事を執筆するにあたって、机上に開いたファイルに少しセピア色を帯びた『カレントアウェアネス』No.272(2002.6.20)がある。冒頭の巻頭言に次の記事が掲載されている。初代図書館協力課長として関西館事業部に着任された児玉史子氏の執筆である。少し長文になるが、当時の息吹を伝える内容であり、引用したい。…

『カレントアウェアネス』-「変わったこと」と「変わらないこと」 / 野末俊比古

『カレントアウェアネス』(CA)は、2002年3月までは国立国会図書館(NDL)東京本館において、2002年4月以降は同関西館において、編集が行 われてきた。非常勤調査員および編集企画員として、東京・関西の両方で編集に関わってきた立場として、CAに対して思うところを述べてみたい。…

小特集 カレントアウェアネス創刊300号・30周年に寄せて

本誌の創刊300号・30周年にあたり、これまで客員調査員、編集企画員などの肩書きのもと、『カレントアウェアネス』の企画・編集にご助力いただきました図書館情報学関係の研究者の方々のうち3名から、これまでの『カレントアウェアネス』を振り返る記事をご寄稿いただきました。…

『カレントアウェアネス』の編集に係わって / 田村俊作

『カレントアウェアネス』が300号、創刊30周年を迎えたとのこと、編集に多少とも係わった一人として、いささかの感慨がある。…

『カレントアウェアネス』30年の歩み / 関西館図書館協力課

『カレントアウェアネス』は1979年8月、「図書館に関する最新情報の速報による提供」のための月刊の情報誌として創刊されました。創刊当初は、国立 国会図書館(NDL)職員向けの(図書館情報学用語としての)カレントアウェアネスサービスを担うメディアとして位置づけられており、『カレントアウェア ネス』の名称も、そこから取られました。…

「図書館・図書館情報学の情報誌」としての期待 / 長尾真

『カレントアウェアネス』が創刊300 号を迎えました。また、来る8 月には創刊30 周年を迎えます。本誌は現在関西館図書館協力課が編集・刊行を担当しておりますが、担当職員の努力を多といたしますとともに、外部の編集企画員としてお願 いしてまいりました図書館情報学関係の研究者の方々のご協力に心からお礼申し上げます。…

6月 10日

E934 - 国立デジタル図書館開館(韓国)

2009年5月25日,韓国ソウル特別市瑞草区に1億1,600万件のデジタルコンテンツを提供する国立デジタル図書館(CA1641参照)が開館した。“dibrary”(ディブラリー)と名付けられた同館は,物理的な利用者空間である「情報広場」(インフォメーション・コモンズ)と,ウェブ上の「ディブラリーポータル」からなる「ハイブリッド型」図書館である...

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