アーカイブ - 2008年 5月 - book

5月 28日

E791 - IFLA,多文化図書館宣言を制定

国際図書館連盟(IFLA)は,「IFLA多文化図書館宣言」を制定し,2008年4月からウェブサイト“IFLANET”で公表している。この宣言は, 多文化社会における図書館の原則や使命を示したもので,文化・言語的多様性を人類共通の財産として尊重し,情報・知識を提供するサービスなどを通じて,そ の維持,促進に努めるとともに,異文化間の対話を活発にし,相互理解のある市民性を育むことを,全ての図書館に対し求めるものである。...

E790 - DOPA法案提出の米国下院議員,SNSの危険性を指摘

米国連邦議会のカーク(Mark Kirk)下院議員は,米国連邦取引委員会(Federal Trade Commission;FTC)のコバーシック(William E Kovacic)議長に対し,ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)上に存在する違法・有害情報に関する注意喚起を発するように求める書簡を送った ことを公表した。...

E789 - 公共図書館のインターネットサービスの現状と課題(米国)

米国では,米国図書館協会(ALA)やビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などの助成により,フロリダ州立大学情報利用管理・政策研究所が1994年か ら,公共図書館におけるインターネットを通じたオンラインサービスおよび利用者へのインターネットアクセスサービスの提供に関する調査を行っている(CA982E353E699参照)。この調査はこれまでに8回行われているが,このうちの2006年11月から2007年2月にかけて実施された調査結果をもとに,ALA調査・統計局が2008年4月29日,現状・課題を整理したレポート(イシュー・ブリーフ)を刊行した。...

E788 - LC,Flickrでの写真公開プロジェクトを試行中

米国議会図書館(LC)は2008年1月から,Yahoo!が運営する画像共有ウェブサイト“Flickr”で,著作権保護期間が満了している写真の公開 を開始した。2008年5月26日現在,1910年代のモノクロのニュース写真2,050枚と,1930年代から1940年代のカラー写真1,615枚が アップロードされている。なおこの取り組みは,試験プロジェクトとして位置付けられている。...

E787 - 文科省,2007年度「学校図書館の現状に関する調査」結果を公表

文部科学省は2008年4月21日,『平成19年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について』を公表した。この調査は学校図書館に関する行政上の参考にする目的で,各都道府県教育委員会を通じて,学校図書館の現状に関して調査した結果を取りまとめたものである。...

E786 - OCLCとGoogleがデータ交換・連携を強化

OCLCは2008年5月19日,Google社と相互のデータ交換およびデータ連携に関する合意書に署名したと発表した。これにより,OCLCがウェブ 上で公開している総合目録“WorldCat.org”と,Google社の書籍検索サービス“Google Book Search”とが相互にリンクされるようになる。...

E785 - 四川大地震による図書館の被害状況

2008年5月12日に中国・四川省で起こった大地震は,死者が6万5千人,行方不明者が2万3千人,負傷者が36万人,緊急避難者が1,438万人(い ずれも5月26日12時,新華社発表による)と,未曾有の大災害となった。図書館および図書館職員も例外ではなく,甚大な被害を被った。...

5月 14日

E784 - NDLの納本制度,60周年

2008年に,国立国会図書館(NDL)は開館60周年を迎える。そして同時に,「納本制度」による資料収集も60周年になる。...

E783 - IFLA目録分科会,新しい国際目録原則覚書の草案を発表

2008年5月,国際図書館連盟(IFLA)目録分科会が,これまで「国際目録規則に関するIFLA専門家会議(IFLA Meeting of Experts on an International Cataloguing Code:IME-ICC)」が取り組んできた1961年成立の「国際目録原則」(通称パリ原則)改訂作業(CA1571参照)の成果として,新しい国際目録原則覚書の草案を発表した。あわせて,この草案を承認するか否かの投票とコメントの募集からなるワールドワイド・レビュー(2008年6月30日締め切り)を開始した。...

E782 - 2007年度公立図書館における図書館職員の研修に関する報告書

本報告書は,「2006年度公立図書館における図書館職員の研修に関する実態調査」(E647参照)の続編にあたる。これは,全国公共図書館協議会によって2006年度に実施された調査を基に,図書館職員の研修の基本的なあり方を探り,また体系的研修のあり方を提示することを目的とし,同協議会が作成・公表したものである。...

E781 - ALA,米国図書館界の現状報告書を刊行

米国図書館協会(ALA)は2008年4月,2006年(E472参照),2007年に引き続き,米国図書館界の現状を概括した報告書“The State of America’s Libraries”を刊行した。...

E780 - NCLIS,IMLSに統合

図書館情報学国家委員会(NCLIS)は1970年,米国合衆国法Public Law 91-35によって設立された連邦政府の独立機関であり,図書館情報政策に関する大統領,連邦議会,地方政府および公共/民間団体への助言,図書館に関す る調査・研究や統計作成,全国の図書館・情報ニーズを満たす全体計画の立案などを行ってきたが,2008年3月30日をもってその活動を終了した。 NCLISの役割は今後,博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が引き継いでいく。...

E779 - NARA,連邦政府各省庁のウェブサイト記録作成を中止

米国国立公文書館(NARA)はクリントン前大統領およびブッシュ現大統領(第1期)任期終了時に,連邦政府各省庁のウェブサイトをハーベスティングし, スナップショットを作成していたが,2008年3月27日に公表した覚書において,ブッシュ大統領(第2期)の任期終了時には,これらの活動を行わないこ とを発表した。...

E778 - LCの108条研究グループ,著作権制限規定の検討報告書を公表

デジタル技術の進展に伴い,著作物の創作・流通・利用,および図書館や文書館,博物館における保存のあり方に変化が生じている。このような背景のもと,米 国では2005年4月から,図書館に関する著作権法の権利制限規定の見直しに向けて,米国議会図書館(LC)は「108条研究グループ(Section 108 Study Group)」を設置,審議を進めていた(CA1604参照)。2008年3月31日,108条研究グループは報告書“The Section 108 Study Group Report”をまとめ,LCのビリントン(James Billington)館長に提出 した。なお「108条」とは図書館・文書館に関する権利制限を定めた米国著作権法の条文である(17 USC. Sec.108)。...