アーカイブ - 2007年 9月 - book

9月 26日

E700 - 公立図書館で働く司書有資格者のいま

文部科学省はこのほど,公立図書館に勤務する司書有資格者の勤務実態や,司書・図書館職員の研修事例を収集・分析し,司書に求められる資質を育成するために望ましい研修や司書資格制度のあり方についてまとめた報告書『図書館職員の資格取得及び研修に関する調査研究報告書』を公表し…

E699 - 地方の小さな図書館の「利用者向けコンピュータ事業」の支援策

OCLCが運営している図書館職員向けオンライン学習コミュニティ“WebJunction”(E557,E644参照)は2005年から,ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の助成を受け,米国内の州立図書館と協同で「地方の図書館の持続可能性(Rural Library Sustainability:RLS)プロジェクト」と題する地方の小さな図書館の…

E698 - Googleブック検索に新機能が追加

Googleは2007年9月6日,書籍検索サービス“Googleブック検索”に,情報の整理・検索に役立つ新機能を追加したと発表した。 その第一は,ウェブ上に自分の「図書館」を作成し,そこにGoogleブック検索で提供されている,自分のお気に入りの書籍を登録することができる「マイライブラリ」機能で…

E697 - Elsevier社,無償のがん情報提供ポータルサイトを開始

大手学術出版社のElsevier社は2007年9月7日,がん情報・治療情報に関するポータルサイト“OncologySTAT”の開設を発表した。OncologySTATは根拠に基づく(evidence-based)最新のがん情報や関連ニュースを,がん研究者やがん医療従事者などの専門家に統合的な形で無償で伝達し,世界のがん治療・がん予防…

E696 - 第1回大韓民国図書館フェスティバル

韓国では2007年9月12日から13日まで,文化観光部と国立中央図書館が主催する第1回の「大韓民国図書館フェスティバル」が,ソウルで開催された。これは,2007年を図書館発展の一大転機となる元年と位置付け,21世紀の知識情報社会を牽引する図書館の意義と役割とを国民に伝えることを目的に開…

E695 - アフリカにおける全国書誌の現状

国際図書館連盟(IFLA)書誌分科会は2004年から,当該年の世界図書館情報会議(WLIC)開催国が含まれる地域の全国書誌編纂状況について調査を行い,その報告書を刊行している。2007年は南アフリカ共和国を含むアフリカ諸国を対象に調査が行われたが,このほど,その結果が報告書として刊行さ…

9月 20日

CA1639 - 研究文献レビュー:学術情報流通と大学図書館の学術情報サービス / 筑木一郎

本稿の目的は,学術情報の流通・蓄積・発信に関する国内の研究文献をレビューし,大学図書館の学術情報サービスの現状と動向を把握することにある。取り上げる文献は最近3 年程度に発表された論考を中心とする。筆者が大学図書館に勤務することから,大学図書館の現場や実務に関連した…

CA1638 - 研究文献レビュー:子どもへの読書支援と図書館サービス / 岩崎れい

この10年の間に,子どもの読書や学習をめぐる環境は注目される機会が多かった。1997年の「学校図書館法改正」(平成9年6月11日法律第76号),2000年の「子ども読書年」(第145回国会決議,参議院:1999年8月9日可決 決議案第2号(1),衆議院:1999年8月10日可決 決議第3号(2))の設置と国際子ども図書…

CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏

漫画やアニメが「世界に冠たる日本の文化」といわれて久しい。中でも「漫画」は,今や「MANGA」という国際語になっている。海外から高い評価を得てから国内でも見直されるという現象は,江戸時代の浮世絵の海外流出とよく似ている。海外からの評価は別にしても,漫画はその時代を反映す…

CA1636 - 中国におけるバーチャルレファレンスサービス / 清水扶美子

中国ではインターネットの利用者が年々増加している。中国インターネット情報センター(中国互聯網絡信息中心:CNNIC)が発表した『第20次中国互聯網絡発展状況統計報告』(2007年7月18日発表)(1)によると,中国国内のネット市民数は2007年6月末の時点でおよそ1.62億人となっている。2007年1月に…

CA1635 - 韓国の図書館関連法規の最新動向 / 金容媛

2006年は韓国の図書館界の歴史に大きな里程標として残るものと思われる。1つは8月のIFLAソウル大会(E546,CA1609,CA1610,CA1611参照)の大成功であり,もう1つは9月の図書館法改正である。さらに大きな動きとして,図書館や読書問題に関心を持つ市民団体やマスメディアの積極的な活動がある。例…

CA1634 - 「システムズライブラリアン」の位置づけをめぐって / 澤田大祐

システムズライブラリアン(systems librarian)に関する論考を,日本でも近年よく見かけるようになった。図書館における多くの業務が情報システムに依存する現在,システムズライブラリアンの業務は重要なものとされている。しかし,「図書館における専門的職種としての位置づけ」について…

9月 12日

E694 - IFLA,公共図書館における乳幼児サービスのガイドラインを発表

国際図書館連盟(IFLA)は,児童・ヤングアダルト図書館分科会の調整により,一般大衆にサービスする図書館部会の全分科会の協同プロジェクトとして,「乳幼児への図書館サービスのガイドライン(Guidelines for Library Services to Babies and Toddlers)」を作成し,2007年8月にウェブサイト(IFLANET)で公…

E693 - テレビゲームを図書館サービスの1つに

2007年7月22日から24日にかけて,米国図書館協会(ALA)の出版部門の1つALA TechSourceと大学研究図書館協会(ACRL)の共催による「ゲームと学習と図書館に関するシンポジウム(Gaming, Learning, and Libraries Symposium)」がシカゴで開催された。テレビゲームとライブラリアンシップに関する第一線の研究者…

E692 - 利用者向けコンピュータ事業の運営・維持管理に必要な能力とは?

2007年5月,OCLCが運営している図書館職員向けオンライン学習コミュニティ“Web Junction”(E557,E644参照)が,図書館において,利用者向けのコンピュータ事業を運営・維持管理していくうえで必要とされる能力をリストアップし,刊行した。こうした能力を定義することで,図書館員が各々に足…

E691 - ゲイツ財団の学習へのアクセス賞,2007年は豪の図書館が受賞

「学習へのアクセス賞」は,ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が,情報への自由で平等なアクセスを実現するための革新的な活動を行っている図書館や類縁機関に対し授与している,賞金100万ドル(約1.1億円)の賞である。例年,国際図書館連盟(IFLA)の年次大会でその年の受賞者が発表さ…

E690 - ストライキもPRの場?バンクーバーの図書館でスト決行中

図書館職員によるコンサート,人形劇の上演,俳句大会,詩人や作家による朗読会・・・,いずれも図書館ではしばしば見ることのできる光景かもしれない。だが,すべてストライキのパフォーマンスだとしたら・・・。 2007年7月26日,カナダ・バンクーバー公共図書館の職員組合“CUPE391”は…

E689 - 世界図書館情報会議(WLIC):第73回IFLA年次大会<報告>

2007年8月19日から23日まで,世界図書館情報会議(WLIC):第73回国際図書館連盟(IFLA)年次大会が「未来のための図書館:進歩・発展・協力」をテーマとして,南アフリカ共和国ダーバンのインターナショナル・コンベンション・センター(ICC)で開催された。参加者は110か国以上から3,000名以上…