アーカイブ - 2007年 2月 - book

2月 28日

E614 - なぜRDAは図書館の役に立たないか? <文献紹介>

Coyle, Karen et al. “Resource Description and Access(RDA): Cataloging Rules for the 20th Century”. D-Lib Magazine. 13(1/2), January/February, 2007. (online), available from (accessed 2007-02-22). 英米目録規則(AACR)改訂合同運営委員会(JSC)による『資料の記述とアクセス(RDA: Resource Description and Access)』(E372参照)の検討が迷走を続…

E613 - 文化庁,英仏独米の著作権関連制度・運用の調査報告を公表

文化庁はこのほど,2005年度に実施した委託調査の成果として,海外における著作権関連法制度に関する報告書「知的財産立国に向けた著作権制度の改善に関する調査研究」を公表した。「デジタル化・ネットワーク化時代に対応し」,「権利の適切な保護と利用者の利益とのバランス」に意を払…

E612 - QuestionPoint,事例データベースの利用の現状を報告

世界1,700以上の機関が参加する協同型デジタルレファレンスサービス(DRS)として発展を続けているQuestionPoint(QP)(CA1476,E234参照)。そのDRSの副産物であるデジタルレコードの一部は,編集・加工され,“Global Knowledge Base”(GKB)とよばれるデータベースに蓄積・公開されている。公開されている…

E611 - 学術情報のアクセス,提供,保存に関する通知(欧州委員会)

欧州委員会(EC)は2007年2月15日,通知(Communication)を発し,欧州議会,欧州理事会および欧州経済社会評議会に対して学術情報の現状と課題についての情報提供を行った。  「デジタル時代の学術情報: アクセス,提供,保存(Scientific Information in the Digital Age: Access, Dissemination and Preservation)」…

E610 - ウェブ上に公開される政府刊行物のハーベスティング(米国)

米国政府印刷局(GPO)が,政府刊行物の網羅的収集の自動化を進めている。 GPOは,連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)により政府刊行物の電子コレクション(EC; Electronic Collection)の構築を進めている。このFDLP ECの構築にあたっては,非デジタルの有形出版物をデジタル化して蓄積するアー…

E609 - 環境保護局図書館ネットワーク存続の危機(米国)

1970年に設立された米国環境保護局(EPA)は,人々の健康と環境の保護を職務とする連邦政府機関である。このEPAに勤務する職員や研究者18,000人をはじめ,広く一般に対して環境に関する情報を提供してきたのが,ワシントンD.C.の中央館以下,全米に計28館を展開するEPA図書館ネットワークである…

E608 - 館長の日記に綴られるイラク国立図書館・文書館の現状

これは,英国図書館(BL)のウェブサイトに公開されている,イラク国立図書館・文書館(INLA)の館長Saad Eskanderの日記の一部である。INLAは爆破による被害のために2006年11月21日から一時期休館した。その後12月上旬に再び開館したもの の,治安状態は以前にも増して厳しい状況に陥った。日記は,この苛烈な状況におかれた2006年11月から,2007年2月上旬までのものが公開されてい る。交通網の閉鎖。電力供給の制限。建物の爆破。同僚の拉致,殺害。INLAの職員や関係者が日々どのような現実に直面しているのか,逐次記されている。...

2月 14日

E607 - 韓国国会の「立法調査処」新設と国会図書館の職制改革

2006年12月26日,韓国国会の本会議で「国会法一部改正法律案」および「国会立法調査処法案」が可決された。これにより,国会議長直属の機関として「立法調査処」が新設されることとなった。 この立法調査処は2005年6月,当時の国会議長が,専門的な政策情報を生産し,国会議員の立法政策提…

E606 - カナダ,オンライン出版物を納本対象へ

近年,ネットワーク系電子出版物は増加の一途をたどっており,各国でこれを納本対象とするための法制度の整備が進んでいる(CA1612,CA1613,CA1614参照)。このような中,カナダ政府も法定納本制度を改正し,2007年1月1日より,出版社に対し,オンライン電子出版物をカナダ国立文書館・図書館…

E605 - 国立図書館がオープンアクセス誌出版サービス開始(豪)

オーストラリア国立図書館(NLA)が,学協会のオンラインジャーナル出版を支援するパイロットプロジェクトとして,オープンアクセス(OA)誌出版サービス“Open Publish”を開始した。現在までにオーストラリア文学研究協会(ASAL)の学会誌“Journal of the Association for the Study of Australian Literature”…

E604 - 研究助成成果のオープンアクセスを求める運動,EUに拡大

米国のFRPAA(Federal Research Public Access Act)法案(E503参照)や英国ウェルカム財団(E338参照)など,助成を受けた研究をオープンアクセスとするよう求める動きが進んでいる。このような動きのなか,欧州研究諮問委員会(EURAB)も2007年1月に,欧州委員会(EC)の研究開発プログラム“Seventh Framework…

E603 - 図書館情報協会年次大会に見る南アフリカ図書館界のトピック

2007年の第73回国際図書館連盟(IFLA)大会の開催国・南アフリカ共和国の図書館界では現在,何がトピックとなっているのだろうか?2006年9月25日から29日まで,行政首都・プレトリアで開催された第9回南アフリカ図書館情報協会(LIASA)年次大会から,その一端をうかがい知ることができる。 大…

E602 - ブログ発!カバーの色で検索するOPAC

「表紙がこういう色で・・・」という表現で,図書の検索を依頼された経験を持つ図書館員は,少なくないだろう。このような問いかけに答え得る,図書館員必見のOPACが,英国のシステムライブラリアンのブログから生まれようとしている。 2007年1月30日,英国中部にあるハダースフィールド…

E601 - 図書館員が極めて重要である33の理由

学位取得を目指す人のための情報提供サイト“DegreeTutor.com”に発表された一篇のエッセイが話題となっている。「図書館および図書館員が極めて重要である33の理由」と題されたそのエッセイは,シャーマン(Will Sherman)が,これから図書館情報学を学び図書館員を目指す人のために書き下ろし…