アーカイブ - 2007年 1月 - book

1月 31日

E600 - LCの職員組合,LCのビジョンや政策を批判 <文献紹介>

Mann, T. What is going on at the Library of Congress?. 2006. (online), available from http://guild2910.org/AFSCMEWhatIsGoingOn.pdf (accessed 2007-01-30). 米国議会図書館(LC)と,LCに勤務する1,600名以上の専門職員が加入している組合“Library of Congress Professional Guild”の対立が表面化している。人員削減や勤務時間中の組合活動に関…

E599 - 米国図書館員はダイバーシティに欠けている?

「メガネ・お団子髪・ミドルエイジ・女性」という典型的な図書館職員像が米国では存在しているといわれており,メガネをかけたミドルエイジの白人女性をモデルにした“Librarian Action Figure”も販売されている。実際,1990年と2000年に行った図書館職員の全数調査をもとに,米国図書館協会(ALA…

E598 - そのサービスの金銭的価値は?英国JISCのVFMレポート

予算1ポンドあたり,9ポンドに相当するサービスを産み出している−英国情報システム合同委員会(Joint Information Systems Committee: JISC)が2007年1月に発表した自己評価報告書“JISC's value to UK education and research”に示されている1つの数値である。同報告書は,JISCのサービスが「費用に見合った…

E597 - 復興に向けて−ニューオーリンズ公共図書館長を募集

2007年1月,ニューオーリンズ市と市の公共図書館委員会が,市の全図書館を統括する館長の公募を開始した。 2005年8月のハリケーン「カトリーナ」被災(E369,E396参照)から約1年半。ニューオーリンズでは政府の援助を元に,住宅の再建や被災地の清掃,また堤防の増強や水門の設置といった防…

E596 - 図書館がコミュニティを変える!全米図書館行動計画策定へ

米国図書館協会(ALA)は2007年冬季大会を前にした1月19日,21世紀の図 書館サービスのための「全米図書館行動計画(National Library Agenda)」のドラフト版を公開した。 「全米図書館行動計画」草案は,2006年12月にワシントンで開催された“National Library Agenda Summit”における議論をもとに作成さ…

E595 - フォークソノミーの応用可能性: 図書館OPACへの応用

日本でも,“はてなブックマーク”などのフォークソノミー(folksonomy)を取り入れたソーシャルブックマーク・サービスが普及し,ウェブ上のコンテンツにタギング(タグ付け)して情報整理を行う人が増えている。「folksonomy」とは「folks」(民衆)と「taxsonomy」(分類)を併せた造語であり,…

1月 17日

E594 - 著作権保護期間の延長問題に関する議論の動向

著作権の保護期間は,著作権法第51条に基づき,原則として著作者の死後50年と定められている。しかし近年,米国や欧州連合加盟国などと同様に,著作権の保護期間を死後70年へと延長するかどうかについて,盛んに議論が行われている。 著作権保護期間の延長は主に,著作者およびその関連…

E593 - ティーネージャーのSNS利用調査

2006年末の米国第109議会の会期終了により,上院での審議がストップしていた「学校や図書館から子どもがソーシャルネットワーキングサイト(SNS)にアクセスすることを禁止する法案」(DOPA: CA1618 参照)は廃案になった。 だが,実際,米国の10代の子どもたちは,どの程度SNSを利用しているの…

E592 - 図書館協会の今後のあるべき姿は?CILIPの新ビジネスモデル

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)は,前会長であったショーレー氏(Debby Shorley)を主査とするワーキンググループ“New Business Model Working Group”を設置し,同ワーキンググループによる報告書「新たなビジネスモデルに向けて(Towards a New Business Model)」を,2006年12月7日に公表した。 本報告…

E591 - IFLA,戦略計画2006−2009年を公表

国際図書館連盟(IFLA)はこのほど,今後3年間の活動方針「戦略計画2006-2009(Strategic Plan 2006-2009)」を理事会で承認し,2006年12月20日に公表した。 IFLAは図書館界が社会に対して果たす役割に即して,活動対象を社会,図書館界,IFLA会員に分類しているが,今回の「戦略計画」も,それぞれの活動対象…

E590 - 英国図書館,出版社向けに雑誌の遡及デジタル化サービスを開始

近年,学術系出版社を中心に,雑誌のバックナンバーを遡及的にデジタル化して,オンラインで提供するという動きが広まっている。しかし,多くの出版社にとっては,デジタル化対象のバックナンバーを入手することが最初の大きな難関となってしまっている。休廃刊した雑誌はもとより,刊…

E589 - 最良のウェブ情報資源を使いこなすためのトレーニングツール

英国の情報システム合同委員会(JISC)は2006年7月13日,1993年に設立されたサブジェクト・ゲートウェイ“Resource Discovery Network”(RDN)を“Intute”にリニューアルした。このIntuteが2006年12月6日から提供している,研究者向けの主題別ウェブ情報資源のトレーニングツール“Virtual Training Suite”が注目…

E588 - FictionFinder:巨大総合目録WorldCatをFRBR化する試み

米国のOCLCが構築・運用するWorldCatは,世界中の10,000館以上の図書館の目録データを取り込み,所蔵資料10億点分,7,600万件以上の書誌レコードを有する巨大なデータベースである。この巨大な総合目録を,FRBR(『書誌レコードの機能要件』; CA1480参照)に準拠させる壮大なプロジェクトが進められ…