アーカイブ - 2006年 8月 - book

8月 23日

E533 - 【連載】アジア・オセアニアの図書館事情:(3)中国

第14回アジア・オセアニア地域国立図書館長会議(CDNLAO)における中国からの報告は,すべて中国国家図書館(NLC)に関するものであった。  NLCは,2005年末の段階で2,500万点を超える蔵書を有しており,このうちの10分の1に相当する250万点を超える資料が,合計40の閲覧室で開架されている。200…

E532 - e-ラーニングの積極的導入−シンガポールの事例から<文献紹介>

Chaudhary, Abdus Sattar. Role of Libraries in Promoting E-Learning: A Review of Singapore Initiatives. Pakistan Journal of Library and Information Science. (7), 2006, 57-67. (online), available from <http://eprints.rclis.org/archive/00006809/>, (accessed 2006-08-19).  シンガポールでは政府が中心になってe-ラーニングの推進に努めているが,その前提と…

E531 - 「アドヴォカシー・ツールキット」で学ぶ説得術

近年,図書館にも自らの仕事の意義を社会に対して十分に説明,説得する(アドヴォカシー:Advocacy)活動の必要性が高まっている。こうした中,米国研究・大学図書館協会(ACRL)と米国学校図書館協会(AASL)が,現場で働く図書館員のために,図書館の意義を効果的に訴えるためのテクニック…

E530 - 大学図書館における資料収集費の推移は?(英国)

英国の大学で年間費やされる図書・雑誌購入費は増加を示しているのか,また諸外国と比較すると多いのか,それとも少ないのか,英国の出版社協会(Publishers Association: PA)は,英国の大学図書館における資料購入費の推移を調査した報告書“University Library Spending Report”を毎年刊行しており,こ…

E529 - 米国併合前の公文書はだれのもの?−テキサス州で訴訟勃発

アラモ砦に立てこもった将軍が書いた物資の受領証は,一体だれのもの・・・? 先日,米国テキサス州立図書館・公文書館委員会(Texas State Library and Archives Commission)は,1830〜50年代のテキサスに関する歴史的文書48通の返還を求めて,これらの文章を現在保持していると思われる個人と財団を…

E528 - 北アイルランドの公共図書館拡充政策

英国北アイルランドの文化・芸術・レジャー省(DCAL)は,2001年から公共図書館サービスの将来像を描く枠組みを作成している。DCALは2002年の段階で,当時の図書館の現状と将来像をレビューした報告書を作成したものの,この報告書に寄せられた意見なども取り込む必要があるとして,2005年,…

E527 - インドのオープンアクセス事情

2006年3月,ドイツで行われたオープンアクセス(OA)に関する国際会議“Berlin 4 Open Access”において,インドのOAの現状に関する報告がなされている。  経済成長が著しいインドであるが,学術情報の流通の面ではまだまだ発展途上である。およそ300ずつある大学および政府系研究機関の図書館…

8月 2日

E526 - 【連載】アジア・オセアニアの図書館事情:(2)カンボジア

カンボジアには,政府機関の図書館が28館,大学図書館が13館,学校図書館が1千以上あり,地方には,インターネットにアクセスできるコミュニティ情報センターが22か所ある。また,50以上の中小の専門図書館・私立図書館や,NGOや国連の組織が運営する図書館もある。1日平均の利用者数は,も…

E525 - NDIIPPの新しい展開(米国)

米国議会図書館(LC)が実施している全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP; CA1502, E214, E256参照)の活動がめざましい。  2006年4月,LCは英国図書館(BL)とともに,電子ジャーナルの保存のためのフォーマットとして,米国医学図書館が開発した文書型定義(NLM DTD; E096参照)を採…

E524 - ティーンエイジャーのインターネット利用傾向−欧州9か国調査の結果から

欧州連合(EU)は,インターネットのより安全な利用を促進するアクションプラン“Safer Internet Plus”を2005年〜2008年の4か年計画として進めている。このアクションプランの一環として,ヨーロッパの若者のインターネット利用の傾向に関する調査が2005年1月から2006年6月にかけて行われ,その結果…

E523 - 図書館情報学教育の評価制度:IFLA教育研修分科会のレポートが刊行される

国際図書館連盟(IFLA)の教育研修分科会(ET)は,図書館情報学(LIS)教育の評価制度に関するレポート“Report on quality assurance models in LIS programs”をまとめ,公表した。  この調査の目的は,世界中のLIS教育機関で現在用いられている評価基準を集め,LIS教育と研修の質的向上を支援すること…

E522 - 法律情報に関するレファレンス・サービス(日本)

刑事訴訟への裁判員制度の導入やいわゆる知財高裁の創設など,司法制度改革と呼ばれる制度変更が現在すすめられている。事前規制・調整型から事後チェック・救済型と呼ばれる社会への移行がその背景にあるが,今後,法律的なトラブルに巻き込まれる可能性が高まり,国民の法律・裁判に…

E521 - GoogleがALA年次大会に参加

米国図書館協会(ALA)の2006年年次大会は,6月22日から28日まで米国ニューオーリンズで開催された。約17,000人の図書館員が集まったこの年次大会にはGoogleも展示スペースを設けて参加したが,このほど,図書館員向けサイト“Librarian Center”で,ALA年次大会に参加できなかった人にその模様を伝え…

E520 - 図書館で,にぎやかに!−視覚障害者向けサービスの提供(英国)

2006年7月,視覚障害者へのサービスを周知するためのイベント“Make a Noise in Libraries”(MaNiL)が英国で開催された。MaNiLの目的は,視覚障害者に地元の公共図書館を訪れてもらい,どのようなサービスを受けられるのかを知ってもらうとともに,もっと視覚障害者のニーズに応えられるような図書…