アーカイブ - 2006年 5月 - book

5月 24日

E486 - RLGとOCLCが統合へ

米国の大手書誌ユーティリティであるRLGとOCLCの評議委員会はこの度,2006年7月1日付けで組織の統合を行うことを発表した。OCLCとRLGの双方が提供している類似のサービスをOCLCからの提供に一本化するもので,統合後の組織名は“OCLC(Online Computer Library Center)”が引き継がれる。RLGの会員機関は,…

E487 - 分譲マンションで電子図書館が流行(韓国)

韓国では,住宅建設基準などに関する規定(大統領令19263号)により,300世帯以上の共同住宅を建設する場合には,図書館および読書振興法施行令(大統領令18312号)で規定する「文庫」,すなわち,33平方メートル以上の建物,6席以上の閲覧席,1千冊以上の資料を有する読書施設を事業者が設…

E488 - サウジアラビアの図書館拡充計画

2006年5月4日付けアラブニュース紙によると,サウジアラビアのアブドラ国王が図書館評議委員会に出席し,現代の技術と,文化や知識についての膨大な情報を駆使して,図書館や情報センターを改善するように指示した。  サウジアラビアには現在,約80の公共図書館が存在しているが,この…

E489 - Open Document FormatがISOの標準に認められる

国際標準化機構(ISO)は,5月8日付のプレスリリースで,Open Document Format(ODF)をISO/IECの標準(ISO/IEC 26300)として認めたことを発表した。ODFは,オープンソースのソフトウェアOpenOffice.orgで用いられるXMLベースのファイルフォーマットであり,XML関連の標準化団体であるOASIS(Organization for the Advanc…

E492 - 利用ログから見るビッグディールの効用 <文献紹介>

Nicholas, David et al. The Big Deal - ten years on. Learned Publishing. 18(4), 2005, 251-257.   ビッグディールによる電子ジャーナルの提供(CA1586, E463)には,賛否両論あるが,その評価は少なくとも具体的な事実に基づいて行われるべきだろう。ユニバーシティカレッジロンドンのニコラス(David Nicholas)らは深層ロ…

E491 - 公立図書館におけるレファレンスサービスに関する報告書2005 <文献紹介>

全国公共図書館協議会. 2005年度(平成17年度)公立図書館におけるレファレンスサービスに関する報告書. 2006. 59p. (オンライン), < http://www.library.metro.tokyo.jp/15/pdf/r05_allchap.pdf >, (参照2006-5-23) 全国公共図書館協議会は2003年度から,「公立図書館におけるレファレンスサービス」に関する調査・研…

E490 - 無料でコミックがもらえる日(米国)

今年で5回目となる「フリーコミックブックデー」が,2006年5月6日に全米各地の協賛コミック専門書店をはじめとして,日本を含む世界各地で開催された。中心行事はコミックブックの無償配布で,「フリーコミックブックデー」に協賛する全米のコミックブック専門出版社が,配布用に編集した…

5月 10日

E485 - 中国における著作権侵害対策ハンドブック <文献紹介>

文化庁. 中国における著作権侵害対策ハンドブック. 2005. 173p. (オンライン), , (参照2006-04-12).   アジア地域では,映画,音楽,アニメ,ゲームソフトなど日本の著作物の海賊版が大量に流通しており,深刻な問題となっている。また権利侵害に対応するには,権利者が自らの権利を守るために…

E484 - 南部アフリカにおける科学情報の共有・保存に向けた戦略

科学技術データ委員会(Committee on Data for Science and Technology:CODATA)は2005年9月,南アフリカ共和国のプレトリアで発展途上国における科学情報の保存に関するワークショップを開催したが,このほど,その最終報告書「南アフリカにおける科学情報への永続的なアクセスのための戦略:持続的発展…

E483 - GPOの刊行物販売戦略

米国政府印刷局(United States Government Printing Office:GPO)が刊行する政府刊行物は、国内外の連邦政府刊行物寄託図書館制度(Federal Depository Library Program:FDLP)やウェブサイト( http://www.gpoaccess.gov/ )で閲覧することができるが、書店ではほとんど流通していないため、これまで商業ルートを通じて…

E482 - MLA,視覚障害者に対する図書館サービスの国際比較に着手

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)は,英国図書館(BL),国際図書館連盟(IFLA)の視覚障害者図書館セクションと共同で,視覚障害者に対する図書館および情報提供サービスの国際比較に関する研究を行うため,2006年4月12日に調査を担当する受託者の募集をウェブサイトで公告した…

E481 - 元気な高齢者への図書館サービスの在り方(米国)

CA1583で紹介しているとおり,米国の図書館界ではベビーブーマー世代の定年退職に伴う人員不足が懸念されている。しかし,ベビーブーマー世代の定年退職は,図書館職員の人口構成に影響を及ぼすに留まらない。健康で,活動的な高齢者が大幅に増加するということになり,図書館もこれらの…

E480 - ブックスタート事業の拡大(英国)

英国では1992年以来,乳児がいる家庭に本を贈り,親と子がいっしょに本にふれる機会を促進する国家プログラムとして,ブックスタート(Bookstart)事業が行われている(CA1498参照)。2008年までという時限付きの措置ではあるものの,2005年10月からブックスタートはさらに拡大され,英国の乳幼…

E479 - カーネギー図書館は地域社会にどう貢献しているか(米国)

米国・ピッツバーグ市のカーネギー図書館が,110年の歴史において初めて地域への貢献度を計量化した。カーネギー図書館とカーネギーメロン大学の経済開発センターは,カーネギー図書館の地域への影響を「投資に対する効果=経済的価値」「地域社会や住民に対する寄与」といった側面から…