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2月 15日, 2021

北里大学東洋医学総合研究所、「漢方テキスト複合検索データベース」を公開

2021年2月9日、北里大学東洋医学総合研究所(東京都港区)は、同研究所の医史学研究部が「漢方テキスト複合検索データベース」を公開したことを発表しました。

「漢方テキスト複合検索データベース」は、同研究所の星野卓之研究員を研究代表者とする科学研究費助成事業(基盤研究(C))「写本群電子テキストを用いた日本漢方独自化についての研究」の研究成果です。同研究では、江戸期以前の本草書・中国医書の写本について、年代・医派に分けた内容分析・引用解析・テキスト化などが行われ、研究対象としたテキストを複数語で検索可能な同データベースが構築されました。

新着情報(北里大学東洋医学総合研究所)
https://www.kitasato-u.ac.jp/toui-ken/new/index.html
※2021年2月9日欄に「医史学研究部「漢方テキスト複合検索データベース」を公開しました。」とあります。

大正期の医学者・文筆家である小酒井不木の全集の引用文献に関するデータベースが公開:笹川科学研究助成により愛知医科大学総合学術情報センターの司書が構築

2021年2月1日付で、「小酒井不木全集引用文献データベース」が公開されました。

小酒井不木全集引用文献データベースは、大正期の医学者・文筆家である小酒井不木の改造社から刊行された全集全17巻の引用文献に関するデータベースです。全集に記載された引用文献名、引用文章の記載箇所を抽出・整理し、文献名の現代語表記を行うとともに著者名や引用内容を明確化したデータベースとして構築されています。また、名古屋市蓬左文庫と愛知医科大学総合学術情報センターが所蔵する旧蔵書との関連性に関する情報なども提供しています。

小酒井不木は、1890年に愛知県に生まれ、医学者、翻訳家、文学評論家、探偵小説家、俳家と幅広く活動した人物です。探偵小説史において江戸川乱歩を見出した人物であることや、自身の肺結核患者としての経験を著した『闘病術』により「闘病」という言葉を一般に広めた人物であることなどが紹介されています。

同データベースは、公益財団法人日本科学協会の若手研究支援事業「笹川科学研究助成」の2020年度の助成により、愛知医科大学総合学術情報センターの司書である福武亨氏が構築しました。

米・イェール大学バス図書館、凍結したスプリンクラー配管の破裂による大規模な浸水被害のため休館中:蔵書の水損被害は最小限

2021年1月29日の夜、米国のイェール大学バス図書館(Bass Library)で、館内の凍結したスプリンクラー配管の破裂により、大規模な浸水被害が発生しました。

イェール大学図書館は、1月31日付のお知らせにおいて、館内の清掃と修繕が完了するまでバス図書館が休館すること、設備工事業者が週末に水の汲み上げと送風機・除湿機で館内を乾燥させる措置を行ったことなどを伝えています。

2月9日付のお知らせでは、清掃・修繕のための休館は少なくとも2月末まで継続すること、同館の蔵書は大学内の別の図書館で利用するか、自宅等への配送を依頼可能であることを発表しています。また、事故の詳細な状況として、1月29日の閉館直後に上層階の天井で配管が破裂して漏水が発生し、階段と電気ケーブル・インターネットケーブルの通った導管を伝って下層階にも浸水が広がったこと、傷んだ壁板・天井板等の交換、カーペット・石細工等の洗浄を進めていることなどを併せて発表しています。

なお、同館の6万5,000冊以上の蔵書については、外部の専門家に約730冊のドライクリーニングと状態の評価を依頼中であるものの、貴重資料や入手困難な資料には被害が及んでいない、と説明しています。

主要な医学雑誌の掲載論文における臨床試験データ共有の実際(文献紹介)

2021年1月28日付で、米国医師会(JAMA)が刊行するオープンアクセス(OA)の査読誌“JAMA Network Open”に、米・スタンフォード大学メタリサーチ・イノベーションセンターのValentin Danchev氏を筆頭著者とする論文“Evaluation of Data Sharing After Implementation of the International Committee of Medical Journal Editors Data Sharing Statement Requirement”が掲載されています。

2021年2月13日に福島県沖で発生した地震による博物館等への影響

2021年2月13日に福島県沖で発生した地震により、被害を受けた博物館等があります。
※今後、情報を追加する場合があります。

〇岩手県
岩手県立博物館(盛岡市)
http://www5.pref.iwate.jp/~hp0910/cgi-bin/news.cgi?f1=1613263903&f2=staff&ctg=1
※交通網の影響により、仙台市からイベントの講師が来られなくなり延期した旨のお知らせが掲載されています。

2021年2月13日に福島県沖で発生した地震による図書館への影響

2021年2月13日に福島県沖で発生した地震により、被害を受けた図書館があります。
※今後、情報を追加する場合があります。

〇公共図書館
【岩手県】
一関市立千厩図書館
https://www.facebook.com/senmaya.lib.ichinoseki/posts/4022497461095306
※「千厩図書館では、本の落下が多数あったため、本日正午からの開館となりました」とあります。

【宮城県】
宮城県立図書館
https://twitter.com/Miyagi_pref_Lib/status/1360861983973679106
※「2月13日23:08に発生した地震のため本日2月14日(日)を臨時閉館としましたが,2月16日(火)からは通常開館いたします」とあります。

2月 12日

【イベント】とっとりデジタルコレクション公開記念シンポジウム「地域の情報をデジタルで! ~「とっとりデジタルコレクション」の可能性と活用法~」(3/14・鳥取)

2021年3月14日、鳥取県立博物館講堂(鳥取市)において、鳥取県立図書館・鳥取県立公文書館・鳥取県立博物館・鳥取県埋蔵文化財センターの四者の主催により、とっとりデジタルコレクション公開記念シンポジウム「地域の情報をデジタルで! ~「とっとりデジタルコレクション」の可能性と活用法~」が開催されます。

同シンポジウムは、2021年3月のデジタルアーカイブシステム「とっとりデジタルコレクション」の公開開始を記念して開催されます。デジタルアーカイブシステムの可能性・デジタル化資料の活用に関する議論を目的として、「札幌市電子図書館」開設等に携わった札幌市中央図書館の淺野隆夫氏による記念講演「デジタルアーカイブでつなげる、あなたのまち」や、「とっとりデジタルコレクション」に関する事業報告、「とっとりデジタルコレクション」の可能性と今後の展望をテーマとしたディスカッションなどが行われます。

参加費は無料ですが、参加には事前の申込が必要で、定員は先着順に80人です。

飛騨市図書館(岐阜県)、林業振興課とのコラボ企画「飛騨市で出会う広葉樹の魅力」を開催中

2021年2月10日から、岐阜県の飛騨市図書館が、同市の林業振興課が推進する取組「広葉樹のまちづくり」とのコラボレーション企画として、「飛騨市で出会う広葉樹の魅力」を開催しています。

同企画は市内産広葉樹の魅力発信を目的として行われています。同館は、2月10日から3月10日までの期間に、広葉樹アイテムや剥皮材のほか、広葉樹にまつわる図書を集めた「広葉樹コーナー」を設置します。また、2月14日と3月7日には、同館2階のにじのひろばにおいて、飛騨市内の木工作家を講師として、飛騨市産広葉樹(畦畑、池ケ原)でしおり・コースター・本立てを作成するワークショップが開催されます。

飛騨市図書館×飛騨市・広葉樹のまちづくり特別企画 飛騨市図書館で出会う広葉樹の魅力の開催(飛騨市,2021/1/15)
https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/20/27619.html

米・ミシガン大学出版局、大学出版局として初めてBenetech社による電子書籍のアクセシビリティ検証プログラム“Global Certified Accessible™”の認証を取得

2021年1月26日、米国のミシガン大学出版局(University of Michigan Press)は、障害者の学習環境の向上等の社会貢献のためのソフトウェア開発を支援する非営利企業Benetech社から、“Global Certified Accessible™”(GCA)による認証を取得したことを発表しました。大学出版局のGCAの認証取得は、ミシガン大学出版局が初めての事例となります。

Benetech社のGCA認証は、電子書籍のアクセシビリティを検証する、世界で初めての独立した第三者機関によるEPUB認証プログラムです。同社は、EPUB出版物のアクセシビリティの仕様を定めた“EPUB Accessibility 1.0”のうち規格適合性(Conformance)と発見性(Discovery)を満たし、ウェブコンテンツアクセシビリティのガイドライン“Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.1”でAA以上の基準を達成した出版社について、GCAの認証基準に従って完全にアクセシブルなEPUB出版物を作成する出版社として認証しています。

Altmetricスコアの“2020年トップ100”論文発表

2021年1月20日、Altmetric社が、2020年版の“Altmetric Top 100”を公開しました。

2020年の第1位は、新型コロナウイルスが人工的に合成されたという主張を否定する、2020年3月にNature Medicine誌に掲載された論文“The proximal origin of SARS-CoV-2”でした。同論文を含め、新型コロナウイルス感染症に関連する論文が上位100位までの論文のうち約30%を占めています。同テーマによる論文は、生物医学・建築環境・建築デザイン・経済学など多数の研究分野から発表されていますが、ウイルス感染とマスクによる保護が特に頻繁に議論されたトピックであったことを紹介しています。

また、新型コロナウイルス感染症以外に、気候変動・人種差別をテーマとした論文が、上位100位までの論文の多くを占めていることを紹介しています。

韓国図書館協会(KLA)、電子書籍貸出サービスの中断を求める文書への回答書を大韓出版文化協会に送付するとともに声明を発表

2021年2月10日、韓国図書館協会(KLA)は、KLAおよび全国の公共図書館に対して送付された、著作権法を侵害する電子書籍のオンライン貸出サービスの中断を求める文書への回答書を大韓出版文化協会に送付したと発表し、あわせて、協会名で声明を出しています。

声明では、大韓出版文化協会が主張する著作権法第31条の規定は、図書館が所蔵する著作物を著作権者の許可なくデジタル化してサービスできる範囲を図書館内部に限定するとした規定であって、既に電子的形態で製作・販売されている電子書籍は対象外であること、そして、図書館の電子書籍サービスは、電子書籍のベンダーと締結した購入または購読契約に基づくもので、契約対象の電子書籍は、著作権者等と同意がなされたものに限定されていること、そして、契約締結の際にサービスの範囲と条件を決定し、これに基づき、図書館は所定の費用を支払っており、この過程で、著作権法および関連する契約事項を遵守していることから、図書館が著作権法に違反したり著作権者・出版権者等の権利を侵害していないと述べています。

【イベント】コロナ禍でオンラインでの図書館サービスを考える120分(3/8・オンライン)

2021年3月8日、宮崎県立図書館の主催により、イベント「コロナ禍でオンラインでの図書館サービスを考える120分」がオンラインで開催されます。

ウィズコロナ・ポストコロナ時代の図書館のオンラインサービスについて、情報交換を行い、図書館サービスの可能性や課題を考える機会とすることが目的とされています。

定員は50人(要事前申込)で、参加費は無料です。

当日の主な内容は以下の通りです。

●基調報告 山崎博樹氏(知的資源イニシアティブ代表理事)

●ライトニングトーク
・「電子書籍サービス導入を考えてみましたレポート KindleやBookLive!個人買いとどう違う?」
安藤道子氏(宮崎県立図書館主幹)

・「地域資料のデジタル化に全集中! 昔の情報の宝庫、延岡新聞」
湯川拓未氏(延岡市立図書館主事)

・「図書館放送局始めます宣言 まるまる・つながる・ひろがる」
前田小藻氏(都城市立図書館副館長)

●グループディスカッション
「自分の地域(図書館)でまず何をやったらいいと思う? クリアすべき課題は?」

八潮市立資料館(埼玉県)、3月1日に「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」を公開

2021年2月10日、埼玉県の八潮市が、3月1日に「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」をインターネット上で公開することを発表しました。

八潮市立資料館が所蔵する公文書・古文書・写真の目録データベースの検索や、一部資料のデジタル画像の閲覧が可能です。

3月1日より「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」の配信を開始(八潮市, 2021/2/10)
http://www.city.yashio.lg.jp/kurashi/shisetsuguide/shiryokan/digitalarchive.html

視覚障害者等が手で触れて歴史を理解する展示:香港城市大学図書館によるデジタルメディアを活用した取組(文献紹介)

2021年2月に刊行された、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“College and Research Libraries News”のVol.82, no.2に、香港城市大学邵逸夫(Run Run Shaw)図書館のSteve Ching氏と“Lighthouse Heritage Research Connections”プロジェクトのBrad New氏による記事“Touching history: Activating historical materials and enhancing inclusivity in the library”が掲載されています。

同館では、学生や市民に香港のアーカイブ資料に触れてもらう機会を増やすためのプロジェクトとして、香港の歴史の大部分を占める「海洋史」をミクロな観点からもグローバルな観点からも明らかにする事ができる「灯台」に焦点をあてた“Lighthouse Heritage Research Connections(灯台遺産研究コネクションズ)”プロジェクトに取り組んでいます。

公共図書館等と連携した、臨床試験等に関するリサーチリテラシーを向上させるツール“Health for All”の開発(文献紹介)

オープンアクセス(OA)の査読誌PLOS ONEに、2021年2月3日付で、公共図書館等と連携した、十分にサービスを受けられていない人々の臨床試験等に関するリサーチリテラシーを向上させるウェブサイト型ツール“Health for All”の開発について報告する論文が掲載されています。

同ツールは、著者らが以前開発したフラッシュカードベースのリサーチリテラシー支援ツールをもとにしています。マイノリティのリサーチリテラシーを向上し、臨床試験における人種・民族的な多様性の欠如を解決することを目的としています。開発は、米国のシカゴ公共図書館(CPL)、シカゴ大学ジョン・クレラー図書館、イリノイ大学シカゴ校ヘルスサイエンス図書館、シカゴ公衆衛生局との連携により行われました。

開発の過程では、CPLの利用者と職員を対象とした紙のプロトタイプを使ったデザインセッション7回、CPLの利用者計24人を対象としたウェブサイト形式のプロトタイプのユーザビリティテストが実施されました。参加者には、アフリカ系、ヒスパニック・ラテン系、アジア系の住民等が含まれています。

【イベント】協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」(3/13・オンライン)

2021年3月13日、東京大学附属図書館U-PARLの協働型アジア研究「オリエント世界を対象とした研究資源のデジタル化とその利活用に関する研究」(代表:永井正勝氏)の主催により、協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」が行われます。

3次元データの技術普及の結果、人文学においても扱うべきデータの質に加え、研究のあり方そのものにも変革が求められるようになってきたことから、人文系資料の3次元データ化に関する最新の研究事例の紹介を踏まえたうえで、あらたなデータによって開かれるこれからの“人文学”の可能性について議論することを目的に開催されます。

Zoomを用いてオンラインで実施され、参加には事前の申込が必要です(先着290人)。

内容は以下の通りです。

・開催趣旨
永井正勝氏(東京大学附属図書館U-PARL)

・3次元とともに描く考古学・博物館学の未来
江添誠氏(国士舘大学イラク古代文化研究所)

・Qalawun VR Projectの試み-VRツアーをつくる・活用する-
熊倉和歌子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

2月 10日

日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館、「山﨑元幹文書デジタルアーカイブ」を公開:南満洲鉄道株式会社最後の総裁の山﨑元幹が保管していた業務文書

2021年2月9日、日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所図書館が、「山﨑元幹文書デジタルアーカイブ」を公開したことを発表しました。

南満洲鉄道株式会社最後の総裁である山﨑元幹が保管していた、南満洲鉄道株式会社の業務文書約530点の目録と原本の電子画像が公開されています。

また、2月付で公開されたコラム記事の中で、同文書に関する特徴と同館の活動史を紹介しています。

図書館からのお知らせ(JETROアジア経済研究所)
https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/New.html
※2021年2月9日付で、「アジ研図書館が所蔵する山﨑元幹文書約530点 (1928年から1938年までに作成された南満州鉄道株式会社の社内文書、書簡類等)の文書目録と電子化画像を公開しました。」と掲載されています。

広島県立図書館、図書資料展示「東日本大震災10年~広島県立図書館所蔵資料で振り返る~」を開催中

2021年2月10日から3月31日まで、広島県立図書館が、図書資料展示「東日本大震災10年~広島県立図書館所蔵資料で振り返る~」を開催しています。

ウェブページでは、10年間の間に同館が受け入れた東日本大震災関連の資料約620点のリストが公開されています。今回の展示では、その内、被災当時の様子を収めた報道写真や体験記等約200点の展示が行われます。

資料展示「東日本大震災10年」(広島県立図書館, 2021/2/10)
http://www2.hplibra.pref.hiroshima.jp/index.php?key=joqachhhl-339#_339

資料展示「東日本大震災10年」(広島県立図書館)
http://www2.hplibra.pref.hiroshima.jp/?page_id=3269

cOAlition S、国際STM出版社協会の「権利保持戦略」に対する懸念表明へ反論

2021年2月3日付で、cOAlition SによるプランSの実施に関連した見解・インタビュー・方法等を紹介するブログ“sOApbox”に、cOAlition SのCoordinatorであるRobert Kiley氏とExecutive DirectorであるJohan Rooryck氏の連名の声明が掲載されています。

この声明は、同日付で国際STM出版社協会が発表したプランSの「権利保持戦略」に対する懸念表明について、同戦略に対する誤った認識に基づいたものであるとして反論する内容です。cOAlition Sは、国際STM出版社協会の懸念表明で示された点について、主に次のように説明しています。

・出版社版(Version of Record)論文の価値の低下に対する懸念が示されているが、プランSは論文処理費用(APC)・転換契約・転換雑誌等への支援を通して、出版社版論文のオープンアクセス(OA)化を積極的に進めている

・出版社が査読の管理に多大なリソースを割いている点は認識しており過小評価していないが、査読は研究コミュニティが自発的に行う営為である点には留意すべきである

・長年尊重されてきた学問の自由を損なっているという指摘は具体性を欠いており、そのようなことが実際に起こることはまず想定できない

英国の機関リポジトリアグリゲーターCORE、PubMedのLinkOut機能に対応:PubMedユーザーにCOREポータルサイト上で利用可能な文献フルテキストへのリンクを直接提供

2021年2月3日付で、英・Jiscは研究支援活動等を紹介するブログ“Research”の記事として、英国の機関リポジトリアグリゲーターCOREが米国国立医学図書館(NLM)の生物医学文献データベースPubMedのユーザーに対して、文献のフルテキストを提供可能になったことを紹介しています。

COREのPubMedユーザー向けのフルテキスト提供は、PubMedによる外部サービスへの直接リンク提供機能“LinkOut”を利用して行われます。COREのポータルサイト上で利用可能な文献について、PubMedの検索結果画面上に、フルテキストへのリンクが形成された専用アイコンが表示されます。

同記事では、数十万件規模の文献がPubMedから直接利用可能になったことを説明しています。また、今回のフルテキスト提供は、CORE収録の論文データとPubMedのデータとを、効率的で正確に照合可能なアルゴリズムの新たな導入により実現したことを紹介しています。

COREは、Jiscと英国Open Universityによる非営利のサービスとして提供されています。

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