アーカイブ - 2022年 9月 7日

アメリカの公共図書館における「レインボーサービス」担当司書(記事紹介)

米・Library Journal誌(オンライン)に、2022年8月16日付けで記事“Rainbow Services | Trans + Script”が掲載されています。

記事は、米国のイリノイ州オークパーク公共図書館でジェンダーに関するサービスを担当するレインボーサービス司書であるハル・パットノット氏の経験についてのものです。トランスジェンダーの司書に対し、利用者からの苦情や本人の性自認について組織的な支援を行う重要性を指摘しています 。

Rainbow Services | Trans + Script(Library Journal, 2022/8/16)
https://www.libraryjournal.com/story/Rainbow-Services-Trans-Script

文部科学省、令和3年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の速報値を公表

2022年8月31日、文部科学省が、令和3年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の速報値を公表しました。

2022年3月1日現在における、学校におけるICT環境の整備状況と教員のICT活用指導力を調査したもので、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数の平均値が0.9(2021年は1.4)、普通教室の無線LAN整備率の平均値が93.3%(2021年は78.9%)でした 。 また、指導者用・学習者用デジタル教科書の整備率は、指導者用が81.2%(2021年は67.4%)、学習者用が35.9%(2021年は6.2%)であったとしています。

新着情報(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※2022年8月31日欄に「令和3年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果【速報値】について」とあります。

マンガ『税金で買った本』の画像の無料ダウンロードページが公開中:図書館内の掲示物などに利用可能

図書館の仕事をテーマにしたマンガ『税金で買った本』(原作:ずいの氏・漫画:系山冏氏)の一部の画像を無料でダウンロードできるウェブページが公開されています。

著作権表示や事後報告などを含む利用規約に同意することで、注意喚起のポスターやお知らせといった掲示物など、図書館内における非商用利用に無償で使用することが可能とあります。

税金で買った本(ヤングマガジン)
https://magazine.yanmaga.jp/c/zeikindekattahon/
https://magazine.yanmaga.jp/c/zeikindekattahon/il_dl.html
※2つ目のリンクはダウンロードページです。

スペイン国立図書館(BNE)とカタルーニャ図書館の「.cat」ドメインのウェブコンテンツ保存における協力(記事紹介)

2022年8月10日、スペイン国立図書館(BNE)が、カタルーニャ図書館(Biblioteca de Catalunya)との協力によるカタルーニャ州のドメイン「.cat」のウェブコンテンツ保存に関する記事を掲載しました。

記事によると、両館の協力によってインターネット上の「.cat」ドメインのコンテンツがBNEのウェブアーカイブ“Archivo de la Web Española”に初めて保存されました。今回保存されたコンテンツは計2.5TBにのぼるとあります。

カタルーニャ図書館は、2005年にカタルーニャのウェブアーカイブの取得・保存・普及のためのプロジェクト“PADICAT”を立ち上げ、またBNEは2009年にウェブアーカイブ“Archivo de la Web Española”を設立しています。BNEでは、デンマーク王立図書館が開発した自動収集ソフト“NetarchiveSuite”を利用し、ウェブサイトのコンテンツを保存しているとあります。今回の「.cat」ドメインの収集は、BNEが毎年行っているスペインのドメイン「.es」やガリシア州のドメイン「.gal」の大規模収集に類するものであると述べられています。

文部科学省、令和5年度の概算要求等の発表資料一覧を公表

2022年8月30日、文部科学省が、令和5年度の同省の概算要求に関する発表資料の一覧を公表しました。

文部科学省の概算要求では、「読書活動総合推進事業」「GIGAスクール構想の着実な推進と学校DXの加速」、「図書館における障害者利⽤の促進」、「社会教育デジタル活⽤等推進事業」等が挙げられています。

文化庁の概算要求では、「⽂化遺産オンライン構想の推進」、「博物館機能強化推進事業」、「DX時代の著作権施策の推進」、「国⽴⽂化施設の機能強化・整備」、「被災ミュージアム再興事業」等が挙げられています。

新着情報 最新1か月分の一覧
https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※2022年8月30日付で「令和5年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8月)」とあります。

Taylor & Francisグループ、無料でアクセスできるサル痘に関する研究論文等をまとめたリソースを公開

2022年8月31日、Taylor & Francisグループが、サル痘に関する研究論文等をまとめたウェブサイトとジャーナル記事コレクションを公開したと発表しました。

ウェブサイトは、公衆衛生従事者や市民といった幅広いユーザーを対象に、感染・治療・ワクチン、健康関連の偏見や効果的なヘルスコミュニケーション等に関する研究論文や単行書の章の紹介を行っているとあります。ジャーナル記事コレクションでは、サル痘、天然痘、牛痘(vaccinia)、関連するワクチン、歴史的・広範な知見に関する150以上の研究論文をまとめていると述べています。

発表によると、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)による、サル痘に関する研究とデータの即時公開を求める声明を踏まえ、これらのリソースは無料でアクセスできます。

ジャパンサーチの公式インスタグラムが開設

2022年8月22日、ジャパンサーチの公式インスタグラムの開設が発表されました。日本のデジタルアーカイブの魅力を発信するとしています。

ジャパンサーチ公式インスタグラムを開設しました!(ジャパンサーチ, 2022/8/22)
https://jpsearch.go.jp/news/20220822

japansearch_go(Instagram)
https://www.instagram.com/japansearch_go/

参考:
ジャパンサーチの公式Facebookページが開設
Posted 2021年8月5日
https://current.ndl.go.jp/node/44542

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、ウェブサイトをリニューアル公開

2022年8月30日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、ウェブサイトをリニューアル公開しました。

発表では、今回のリニューアル公開を、同館のオンライン上でのあり方を利用者のニーズや期待中心のものとする取組におけるマイルストーンであるとしています。リニューアルにあたっては、情報の見つけやすさ、テーマやトピック等に基づくナビゲーション、テーマ、平易な言葉等に重点を置いたと述べています。

Welcome to the new Library and Archives Canada website(LAC, 2022/8/30)
https://library-archives.canada.ca/eng/corporate/news/pages/welcome.aspx

Internet Archive(IA)に対する大手出版社4社による著作権侵害訴訟において、略式判決要求への意見書が提出される

Internet Archive(IA)に対する大手出版社4社による著作権侵害訴訟において、2022年9月3日にIAが、9月6日に米国出版協会(AAP)が、略式判決要求への意見書の提出を発表しました。

2020年にHachette Book Group・HarperCollins社・Wiley社・Penguin Random House社がIAに対して提訴した訴訟であり、2022年7月に略式判決の要求が原告・被告の両者から提出されていました。

IAの意見書では、出版者には図書館の貸出方法を制限する権利はないこと、図書館が蔵書をデジタル化した電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す“Controlled Digital Lending(CDL)”が著作権者にもたらす影響は、移動図書館や図書館間貸出等による紙の書籍の貸出と同様であること等を指摘しています。

出版社側の意見書では、控訴裁判所はIAによるファーストセールやフェアユースの主張を退けていること、IAは電子的な複製物と紙の蔵書が同時に流通していないことを確認する術がないこと等を指摘しています。

株式会社キャリアパワー、第4回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集中

2022年9月5日から10月10日まで、株式会社キャリアパワーが、第4回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集しています。

図書館や本にまつわる想いやエピソードについての川柳作品を募集しており、10月末に最終選考に残った13句が同社ウェブサイト上で公開される予定です。11月1日から11月30日にかけて開催される「第24回図書館総合展」参加者の投票で最優秀・優秀賞が決定されます。

日本国内在住の人が応募可能で、投稿は専用エントリーフォームまたはハガキで受け付けています。

第4回「私の図書館(本)」川柳コンテスト(株式会社キャリアパワー)
https://www.careerpower.co.jp/service/senryu2022/

参考:
株式会社キャリアパワー、第3回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集中
Posted 2021年9月9日
https://current.ndl.go.jp/node/44772