アーカイブ - 2022年 9月 21日

総務省、「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会 現状とりまとめ」と意見募集の結果を公表

2022年9月16日、総務省が、「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会 現状とりまとめ」と意見募集の結果を公表しました。

意見募集は7月15日から8月18日にかけて実施され、28件の意見が寄せられたとあります。これらの意見と、9月15日に開催された同検討会の第10回会合の結果を踏まえ、「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会 現状とりまとめ」を取りまとめたと述べています。

「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会 現状とりまとめ」及び意見募集の結果の公表(総務省, 2022/9/16)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000175.html

米国連邦政府刊行物寄託図書館制度の全面デジタル化に関するタスクフォースによる報告書案が公開

2022年9月14日、米国の連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)のウェブサイトで、FDLP全面デジタル化に関するタスクフォースによる報告書案の公開が発表されました。

連邦政府寄託図書館評議会(DLC)の勧告を受けて設置されたタスクフォースであり、DLCや図書館・図書館関連機関、政府機関、GPO等の代表者23人により構成されています。

報告書の中では、全面デジタル化の利点とリスク、推奨事項の他、アクセス・寄託図書館・政府機関・GPOや図書館のサービスとコンテンツ管理にもたらされる影響、現行法制度との関係やフレームワークの検討結果等がまとめられています。

10月14日まで、パブリックコメントを募集しています。

オーストラリア・国立保健医療研究評議会(NHMRC)、助成した研究成果の即時公開を求めるようオープンアクセスポリシーを改訂:cOAlition Sへも加入

2022年9月20日、オーストラリア・国立保健医療研究評議会(National Health and Medical Research Council:NHMRC)が、オープンアクセス(OA)ポリシーを改訂したことを発表しました。

今回の改訂により、NHMRCからの助成を受けた研究の成果を基にした査読済みの出版物について、12か月のエンバーゴなく、すべて即時OA化するという要件が追加されました。発表によると、同要件の設定は、オーストラリアの助成機関では初めてです。その他、アボリジニやトレス海峡諸島民の知的・文化的権利への配慮を求めていること等が述べられています。

新たなポリシーの適用対象は、同日発行された“NHMRC Grant Opportunity Guidelines”に基づく新規の助成であり、その他のNHMRCによる助成には段階的に導入され、2024年1月1日までにすべての助成に適用される予定とあります。

また、cOAlition Sに参加したことも併せて発表されています。

オンラインハラスメントを受けている図書館員向けのヒント(記事紹介)

2022年9月19日、米国の非営利団体であるPEN Americaが、ウェブサイトで記事“A Tip Sheet for Librarians Facing Harassment”を公開しました。

記事の中では、米国における検閲や禁書の拡大が、図書館職員へのオンラインハラスメントや脅迫、物理的攻撃につながっていることを指摘しています。その上で、オンラインハラスメントを受けている図書館職員の参考として、受けているハラスメントの特定、記録、安全性評価、他の職員への通知や共有、SNS上でのブロック・ミュート・報告、サイバーセキュリティ強化、他者へ助けを求めること等がまとめられています。各項目において、PEN Americaが公開するマニュアル“ONLINE HARASSMENT FIELD MANUAL”の該当箇所が示されています。

A Tip Sheet for Librarians Facing Harassment(PEN America, 2022/9/19)
https://pen.org/librarian-tip-sheet-harassment/

東京都立図書館、「みんなの積ん読」ランキングを発表

2022年9月13日、東京都立図書館が、「みんなの積ん読」ランキングを発表しました。

「積ん読」は2022年7月26日から8月30日にかけて募集され、ウェブサイト、SNS、館内投票から計375票が集まったとあります。第1位はマルセル・ブルーストの『失われた時を求めて』でした。

なお、同館のTwitterでは「都立図書館員の積ん読」ランキングも発表されています。

みんなの積ん読ランキング(東京都立図書館, 2022/9/13)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/tundoku/rank/index.html

@tm_library(Twitter, 2022/8/6)
https://twitter.com/tm_library/status/1555826007847841794

米国で2022年の禁書週間が始まる(9/18-24):テーマは“Books Unite Us. Censorship Divides Us”

2022年9月18日から24日まで、米国で今年の「禁書週間」(Banned Books Week)が行われます。

「禁書週間」は例年9月後半に行われる、読書や情報アクセスの自由をテーマとしたイベントです。学校、書店、図書館で禁書の申し立てが急増したことを受けて1982年に開始されたもので、図書館員、書店、出版社、ジャーナリスト、教師、読者など、本に関わる全ての人々を集結し、アイデアを求めて表現する自由を共有・サポートするとしています。

2022年のテーマは、“Books Unite Us. Censorship Divides Us”(「本は我らを団結させ、検閲は我らを分断する」)です。

Banned Books Week (September 18-24, 2022)(ALA)
https://www.ala.org/advocacy/bbooks/banned

Banned Books Week
https://bannedbooksweek.org/