アーカイブ - 2022年 9月 16日

【イベント】講演会「オープンアクセスの変遷と日本の研究者の状況」(10/5・オンライン)

2022年10月5日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)により、講演会「オープンアクセスの変遷と日本の研究者の状況」がオンラインで開催されます。

講師は西川開氏(科学技術予測・政策基盤調査研究センター研究員)です。オープンアクセス(OA)の現在に至るまでの変遷を俯瞰するとともに、その変遷の中で日本の大学の自然科学系研究者が置かれているOAに関する状況を把握するために実施した調査の結果が報告され、今後の日本の学術情報流通の展望が述べられるとあります。

参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。

講演会「オープンアクセスの変遷と日本の研究者の状況」(10/5(水)16:00~18:00)(NISTEP, 2022/9/12)
https://www.nistep.go.jp/archives/52666

米国図書館協会(ALA)、図書館のビジネス支援活動を推進するイニシアチブ“Libraries Build Business”の報告書を公開

2022年9月14日、米国図書館協会(ALA)が、図書館のビジネス支援活動を推進するイニシアチブ“Libraries Build Business”の報告書を公開したと発表しました。

2020年にGoogle社から200万ドルの支援を受けて開始したイニシアチブであり、発表によると、13館の対象図書館が提供するプログラムに、合計約1万5,000人の起業家が参加しました。報告書では、概要や次のステップの他、具体例を示しつつ、イニシアチブがもたらした影響についての紹介が行われています。

OASPA・DOAJ・COPE・WAME、「学術出版における透明性の原則と優良事例」の第4版を公開

2022年9月15日、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)、DOAJ、出版倫理委員会(COPE)、世界医学雑誌編集者協会(WAME)は、協働で策定した指針“Principles of Transparency and Best Practice in Scholarly Publishing”の第4版を公開したと発表しました。

発表によると、学術出版におけるベストプラクティスの基盤となることを目的とした指針です。ウェブサイト、査読、著者が支払う費用、出版倫理において提供されるべき情報や、著作権、ライセンス付与、編集方針についての原則等が含まれています。加えて、学術出版における包摂性の重要性を強調しており、編集上の判断はメリットに基づいて行われるべきで、原稿の出どころや著者の国籍・政治的信条・信仰に影響されてはならないとしています。

また、OASPAら4機関は、会員が同指針や各団体の要件に反していることが判明した場合、その会員と協働で当該事項に対処しなければならず、会員がその課題に対処できない、もしくは対処することを望まない場合、会員資格の一時停止や解除が行えるとあります。

東北大学附属図書館と地元企業のコラボ商品「吾輩は羊羹好な猫である」が発売:同館所蔵の「漱石文庫」にちなんだ羊羹

2022年9月9日、東北大学附属図書館が、地元企業「白松がモナカ本舗」とのコラボ商品「吾輩は羊羹好な猫である」が発売されたと発表しました。

発表によると、東北大学創立115周年・総合大学100周年を記念して企画されたもので、同館が所蔵する「漱石文庫」にちなんだ羊羹です。売り上げの一部は「漱石文庫」保存のため同館に寄附されるとあります。

白松がモナカ本舗とのコラボ商品「吾輩は羊羹好な猫である」が発売されます(東北大学附属図書館, 2022/9/9)
https://www.library.tohoku.ac.jp/news/2022/20220909.html

参考:
東北大学附属図書館、「漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト」を終了
Posted 2021年1月27日
https://current.ndl.go.jp/node/43103

米・国家デジタル管理連盟(NDSA)、デジタル情報保存担当者へのアンケート調査結果をまとめた報告書“2021 Staffing Survey Report”を公開

2022年8月31日、米・国家デジタル管理連盟(NDSA)が、電子情報保存担当者に対して行ったアンケート調査結果をまとめた報告書“2021 Staffing Survey Report”を公開しました。

公開の発表によると、報告書では、269人からの回答を基に人員配置と組織の対応状況等をまとめています。

その結果、所属する組織における電子情報保存にあたり人手が不足しているとの回答が多数を占めたほか、所属する組織と電子情報保存の実施に関して不満だとする回答者が、2012年は回答者の約3分の1であったのが、2017年と2021年には約半数に上昇したとしています。

Now Available: The 2021 NDSA Staffing Survey Report(NDSA, 2022/8/31)
https://www.diglib.org/now-available-the-2021-ndsa-staffing-survey-report/

日本国際児童図書評議会(JBBY)、海外に紹介したい日本の子どもの本の英語版ブックガイド“Japanese Children’s Books”の2022年版を公開

2022年9月1日、日本国際児童図書評議会(JBBY)が、海外に紹介したい日本の子どもの本の英語版ブックガイドである“Japanese Children’s Books”の2022年版を公開しました。

JBBYは、海外の出版関係者に日本の子どもの本の翻訳版刊行を促すために同ブックガイドを作成しており、2022年版は、絵本・読みもの・ノンフィクションのカテゴリーで、90冊が紹介されています。

ブックリストに掲載されている各本の説明は、JBBYが提供しているデータベースで閲覧できます。

「Japanese Children’s Books」JBBYが海外に紹介したい日本の子どもの本・英語版ブックガイド(JBBY, 2022/9/1)
https://jbby.org/news/domes-news/post-15430

文部科学省、「学制150年史」を公開:関連の記念展示を企画展示室とオンラインで実施

2022年9月5日、文部科学省が、「学制150年記念式典」を9月4日に執り行なったことを発表し、あわせて「学制150年史」を公開しました。

同書の序説によると、同書は、学制公布150年を記念し、教育、科学技術・学術、文化・スポーツ等も含めて、文部省および文部科学省の施策を中心に年代順に記述することで、日本における教育の発展の経過を明らかにし、今後の一層の進展に資することを目的としています。すでに1972年に「学制百年史」、1992年に「学制百二十年史」が刊行されていることから、同書は1992年から現在までの30年間の記述に重点を置くとしています。

第4編第2章「生涯学習」では、子どもの読書活動の推進、学校図書館の充実、図書館等について述べられているほか、同編第6章「科学技術・学術」では、大学図書館のサービスの充実等に触れられています。

また、9月30日まで、同省情報ひろば企画展示室にて「学制150年記念展示」が開催されるとともに、オンライン展示「学制150年記念オンライン展覧会」がジャパンサーチ上で公開されています。

なお、9月20日まで、国立国会図書館(NDL)東京本館国立国会図書館ギャラリーにて、展示「学制150年―明治の小学校教科書と教育錦絵―」が開催されており、リサーチ・ナビ上でも公開されています。