アーカイブ - 2022年 9月 12日

米国議会図書館(LC)、2022年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2021年9月8日、米国議会図書館(LC)が、2022年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表しました。

同賞は、模範的・革新的・反復可能な、米国内外でのリテラシーや読書の振興・促進に関する取組を表彰するもので、2013年に開始されました。

2022年の受賞団体は以下の3つです。

・David M. Rubenstein賞(15万ドル):Street Child(英国・ロンドン)
2008年の設立以降、アフリカやアジアを中心に、50万人を超える子どもに教育を受ける機会を提供

・American賞(5万ドル):Make Way for Books(米国・アリゾナ州ツーソン)
本へのアクセスや質の良い初等教育を受けられない幼い子どもとその家族に対するリテラシープログラムを提供

・International賞(5万ドル):Young African Refugees for Integral Development(ウガンダ・カンパラ)
若いコンゴ難民により2007年に設立され、難民を対象とした英語のリテラシークラスを提供

国際図書館連盟(IFLA)、オープンアクセスに関する声明を更新

2022年9月1日、国際図書館連盟(IFLA)が、オープンアクセス(OA)に関する2022年版の声明“10 years of the IFLA open access statement: a call to action”の公開を発表しました。

同声明は、2011年の声明“IFLA Statement on Open Access – Clarifying IFLA’s position and strategy”を更新したものであると述べられています。声明の中では、IFLAとそのメンバーが今後取り組むこととして、OAの権利に関する側面や表現の自由・知的自由への貢献についての認識向上、権利保持や市民の役割等に関する国際レベルのアドヴォカシー、OAインフラへの持続可能な投資のための協力等が挙げられています。

米国政府印刷局(GPO)、政府情報のコレクションに関する2023年度から2027年度までの戦略計画を発表

2022年9月6日、米国政府印刷局(GPO)が、“National Collection of U.S. Government Public Information: Strategic Plan for FY 2023 — FY 2027”を発表しました。

政府情報の国家コレクションに関する、2023年度から2027年度までの戦略計画です。GPOで政府刊行物の配布や対図書館サービスを担当する文書監督官(Superintendent of Documents:SuDocs)や図書館サービス・コンテンツ管理部(Library Services and Content Management:LSCM)の役割、連邦政府情報に関する基本原則、コレクションの定義、範囲、課題、管理体制等がまとめられています。

また、コレクションに関する2023年度から2027年度までの目標として、柔軟なメタデータの検討を始めとしたカスタマーエクスペリエンスの向上、政府情報へのアクセス増加、連邦寄託図書館のサービス拡充等が挙げられています。

福岡市総合図書館、講演会「ゲームで知る歴史~Ghost of Tsushimaと蒙古襲来~」の動画をYouTubeで公開

2022年8月27日、福岡市総合図書館が、同館が2021年10月31日に開催した講演会「ゲームで知る歴史~Ghost of Tsushimaと蒙古襲来~」の動画をYouTubeで公開したことを発表しました。

進行役は「ゲーム司書」として活動している高倉暁大氏で、蒙古襲来を題材にしたアクションアドベンチャーゲーム「Ghost of Tsushima」をプレイしながら、九州大学の服部英雄名誉教授が元寇について解説する内容とあります。

講演会”ゲームで知る歴史~Ghost of Tsushimaと蒙古襲来”~の動画公開(福岡市総合図書館,2022/8/27)
https://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/1915

ゲームで知る歴史~Ghost of Tsushimaと蒙古襲来~(YouTube, 2022/8/27)
https://www.youtube.com/watch?v=9T6mQ6y7fTk

故・スティーブ・ジョブズ氏のアーカイブ“Steve Jobs Archive”の公開(記事紹介)

米・Appleに関する情報やニュースを配信する“Appleinsider”に、2022年9月8日付で、元Apple社CEOの故・スティーブ・ジョブズ氏のアーカイブ公開に関する記事“Laurene Powell Jobs, Tim Cook, Jony Ive launch Steve Jobs Archive”が掲載されました。

記事によると、ジョブズ氏のアーカイブである”Steve Jobs Archive”は、ジョブズ氏の妻ローレン・パウエル・ジョブズ氏、現Apple社CEOティム・クック氏、デザイナーで元Apple社最高デザイン責任者のジョニー・アイヴ氏により立ち上げられました。

アーカイブは、ジョブズ氏の言葉の引用と、同氏が自らに宛てて書いた電子メールで構成されています。また、同日付で、同アーカイブのTwitterも開設されています。

米・シアトル公共図書館(SPL)のWi-Fiホットスポット無料貸出プログラムの成果(記事紹介)

米国・シアトルの地元紙The Seattle Timesに、2022年8月29日付で記事“How Seattle Public Library’s Wi-Fi hot spot program has fared”が掲載されました。

シアトル公共図書館(SPL)が行ってきたWi-Fiホットスポット無料貸出プログラムに関する記事で、2015年のプログラム開始からこれまでの状況等が述べられています。

記事によると、インターネットにアクセスできない人の多くがホームレス、失業者、低所得者などの経済的弱者等であったことから、同館はパンデミック以前の2015年にWi-Fiホットスポット貸出プログラムを開始しました。プログラムには、図書館カード所有者に貸し出される一般向けホットスポットと地域のパートナー団体に貸出されるアウトリーチホットスポットの2種類があり、これらを合わせた同館の貸出可能なホットスポット数は、2015年の775台から2022年の1,240台に増加しています。

パンデミック下では、ホットスポットの総データ使用量は40%近く増加した一方で、ホットスポットの追加により貸出待機時間は短くなっているとしています。