アーカイブ - 2022年 8月 9日

MedlinePlus、図書館員と健康教育者のためのチュートリアルのスペイン語版を公開

2022年8月8日、米国医学図書館(NLM)の“NLM Technical Bulletin”において、NLMが提供している保健・医療情報データベース“MedlinePlus”の図書館員と健康教育者のためのチュートリアルのスペイン語版が公開されたことが発表されました。

チュートリアルでは、MedlinePlusで健康状態、医薬品、サプリメント等に関する情報探索の方法を説明しているとあります。対話型のナレーション付きで、約1時間で実践的な演習と知識の確認を通してMedlinePlusの選択基準と情報源に関する知識を深めることができるとあります。また、追加的ツールや、MedlinePlusが健康情報を提供している情報源も紹介されています。

なお、MedlinePlusのウェブサイトによると、MedlinePlusの目的は、英語とスペイン語の両方で、信頼性が高く、理解しやすく、広告のない、高品質な健康とウェルネスの情報を提供することであるとしています。

Springer Nature社、サル痘関連のコンテンツへの無料アクセス提供を発表

2022年8月4日、Springer Nature社が、サル痘関連のコンテンツへの無料アクセスを提供すると発表しました。

発表によると、2022年7月23日に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)を宣言したことを受けての対応です。また、Natureポートフォリオ、BioMed Central(BMC)のジャーナルについては、サル痘関連の無料リソースをまとめたウェブサイトが現在公開されており、同社の包括的なハブについては調整中であると述べられています。

Monkeypox outbreak(Springer Nature, 2022/8/4)
https://group.springernature.com/br/group/media/press-releases/monkeypox-outbreak/23331302

日本歴史学協会、「公文書館法の専門職員に係る附則2の撤廃を求める要望書」を公開

2022年8月4日付で、日本歴史学協会が、内閣総理大臣と衆議院・参議院議長宛の「公文書館法の専門職員に係る附則2の撤廃を求める要望書」を公開しました。

6月25日に開催された日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会等主催のシンポジウム「アーカイブズ専門職問題の新潮流」での議論を踏まえた内容とあります。当分の間地方公共団体の公文書館に専門職員を置かないことができると定めた「公文書館法」の附則2について、大学・関係諸機関の取組や、専門職の採用を検討する自治体等の動きを阻む要因となりかねないと指摘し、撤廃を求めています。

公文書館法の専門職員に係る附則2の撤廃を求める要望書(日本歴史学協会)
http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20220804.html

欧州委員会出版局、データへのアクセスと二次利用における欧州の著作権に関する報告書を公開

欧州委員会出版局(Publications Office of the EU)のウェブサイト上で、2022年8月1日付で報告書“Study on EU copyright and related rights and access to and reuse of data”が公開されました。

欧州委員会(EC)研究・イノベーション総局と、オランダ・アムステルダム大学ロースクール教授のMartin R.F. Senftleben氏による報告書です。著作権および関連する権利と研究目的でのデータのアクセス・二次利用の相互作用について、分析を行ったと述べられています。

報告書の中では、十分な著作権の枠組みの重要性、欧州における著作権保護に関する法令の影響、公的助成金を受けた研究の研究データについて等がまとめられています。また、要約の箇所では、著作権や著作権関連権利、データベースに関する特別な権利(sui generis database right)における、より強固で自由な使用特権の研究者への付与が推奨されること等が述べられています。

米国大統領府科学技術政策局(OSTP)、サル痘に関する研究とデータの即時公開を求める声明を発表

2022年8月4日、米国大統領府科学技術政策局(OSTP)が、サル痘に関する研究とデータの即時公開を求める声明を発表しました。

サル痘に関して、2022年7月23日に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)を宣言しました。声明の中では、ウイルスの拡散阻止、感染拡大への対応、コミュニティの保護のためには、国際的な協力による対応が必要であると指摘しています。

米国の他、オーストラリア、ブラジル、カナダ、ガーナ、フランス、日本、韓国等を含む20か国と欧州委員会(EC)の科学技術関連のリーダーやアドバイザーに対して、サル痘に関する研究とデータの即時公開を学術出版社へ要請するよう求めています。