アーカイブ - 2022年 8月 8日

宮城県図書館、レコード展を開催中:不定期でフロアBGMも

2022年8月4日から9月29日まで、宮城県図書館の音と映像のフロアにおいて、「レコード展」が開催されています。

同館が所蔵している約4,500枚のレコードの中から、クラシック音楽以外のポピュラー系(ジャズ、シャンソン、流行歌など)レコード253枚が展示されています。

不定期でフロアBGMとしてレコードがかけられるほか、聴いてみたいレコードがあればかけてもらえるとあります。

宮城県図書館
https://www.library.pref.miyagi.jp/
※2022年8月4日付のイベント・展示欄に「音と映像のフロア企画展示「レコード展」」とあります。

音と映像のフロア企画展示「レコード展」
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1944-2022-07-31-00-39-07.html

ペンネームの歴史に触れる(記事紹介)

2022年7月26日付のスコットランド国立図書館(NLS)のブログに、記事“A potted history of pen names”が掲載されました。同館で2022年7月8日から2023年4月29日にかけて開催される展示会“Pen Names”にちなんだものです。

オーサーシップについての考え方が時代とともにどのように変化してきたか、また、匿名やペンネームでの出版がイギリス文学においてどのように文学的慣習として定着していったかについて紹介しています。

19世紀になると、多くの作家が自分の身分を隠すことを選択し、1830年までには小説の約80%がペンネームか匿名で出版されるようになったと述べられています。ペンネームは文学の風景の一部となり、特に女性は社会的な立場からペンネームや匿名で出版することが多く、性別によって作品がより厳しく評価されることを恐れていたとしています。

ウェールズ国立図書館(NLW)による持続可能な開発と環境に関するウェブサイトのアーカイブ(記事紹介)

2022年7月15日付のウェールズ国立図書館(NLW)のブログに、記事“Archiving ‘Sustainable Development and Wales’websites”が掲載されました。

同館が2004年から行っている持続可能な開発と環境に関するウェブサイトのアーカイブに関するものです。収集されたウェブサイトは現在700を越えているとし、次のステップとしてウェブアーカイブ“UK Web Archive”内に特別コレクションを作成し、“Sustainable Development and Wales”としてアクセスできるようにする予定であるとしています。

“Sustainable Development and Wales”は現在ベータ版が公開されており、ウェールズの生態系の保全・保護、天然資源とエネルギー、再生可能エネルギーとエネルギー効率、環境保護、廃棄物管理等に焦点を当ててコレクションを作成する予定とあります。また、環境主義、グローバルシチズンシップ、気候変動についても取り上げ、ウェールズがよりグローバルな責任を担う国になっていることを紹介するウェブサイトをリストアップしていくとしています。

総務省近畿管区⾏政評価局、「博物館・美術館における利用者の安全性・利便性の向上に関する調査-ユニバーサルデザインの推進を中心として-」の結果報告書を公開

2022年8月5日、総務省近畿管区⾏政評価局が、「博物館・美術館における利用者の安全性・利便性の向上に関する調査-ユニバーサルデザインの推進を中心として-」の結果報告書を公開しました。

2021年3月から2022年8月にかけて、大阪府、京都府、奈良県の国立博物館等を対象に、障害のある人等の多様な利用者に配慮した施設・設備の整備状況、ウェブページによる情報提供状況、展示の工夫や鑑賞の支援の実施状況を調査した結果がまとめられています。

関係機関における改善結果は、今後取りまとめを行い公表する予定であるとしています。また、当事者へのアンケート調査結果や、美術館・博物館の参考になる取組事例等をまとめた「博物館・美術館におけるユニバーサルデザイン推進サポートブック」も、あわせて公開されています。

北米研究図書館協会(ARL)、多様性・公平性・包摂性研究に関するコレクションの評価と発見可能性についての報告書を公開

2022年7月28日付で、北米研究図書館協会(ARL)が、多様性・公平性・包摂性(DEI)研究に関するコレクションの評価と発見可能性についての報告書“Educating and Empowering a Diverse Student Body: Supporting Diversity, Equity, and Inclusion Research through Library Collections”を公開しました。

米・テキサス工科大学の研究チームによるものであり、利用者のニーズ、コレクションの利用状況、目録作成や発見可能性、DEI関係資料の利用者の探索行動と評価に関する、2段階のプロジェクトの結果がまとめられています。

発表の中では、女性やジェンダー、ラテン系やメキシコ系米国人に関する研究との協力の可能性や、目録やメタデータにおける配慮の必要性の増加を指摘しているとあります。また、多くの利用者がDEI関係資料の検索や評価に不安を覚えていること等が述べられています。

教育系出版のPearson社がデジタル教科書を非代替性トークン(NFT)で販売することを計画(記事紹介)

英・Guardian紙による2022年8月2日付の記事で、教育系出版大手のPearson社がデジタル教科書の非代替性トークン(NFT)での販売を計画していることが報じられています。

記事によると、中間決算報告の際に同社の最高経営責任者のAndy Bird氏が計画を発表しました。従来、教科書は中古で販売されることが多いものの、出版者は中古販売からは利益を得られていなかったと指摘されています。NFTで販売することで、教科書の所有者が変わった場合でも追跡可能なようにし、デジタル教科書の中古販売からも出版社が利益を得られるようにすることを目的としていると述べています。

Pearson plans to sell its textbooks as NFTs(Guardian, 2022/8/2)
https://www.theguardian.com/books/2022/aug/02/pearson-plans-to-sell-its-textbooks-as-nfts